SSブログ

イヤフォン・ライオット [音楽]

CSN_A321-200_6267_0002.jpg

今日も出勤。
出勤率3割をなんてどこかの国の首相がほざいていましたが、下々の者は全く聞きやしません。
何しろ、「国境を越えた移動」は容認して、「都道府県境を越えた移動」は自粛しろですもの。
今週土曜日は成田にでも行ってこようかと思ったりもしています。
で、明日も出勤な訳ですが…。

さて、今日も残業して遅くなったので、エビ中の新譜から『イヤフォン・ライオット』の話。
高城さんの新譜とかエビ中もファミえんの新録版なんかが出ているのですが、聞く暇がありゃしません。

で、『イヤフォン・ライオット』。
ライオットって何じゃろかいな、と思ったら、英和辞典曰く、「騒擾、騒乱」なんて言う不穏当な意味がいきなり出て来ました。
考えてみると暴動鎮圧用の散弾銃を意味するライオット・ガンなんてのがありましたわな。

他の意味はと見てみると「多種多彩、乱舞、ほとばしり、激発」。
くだけた表現、少しだけ古い言葉として使われていたのが、「凄く面白い人・物・事、大当たりのショー」なんて意味が。

更に古語になると「浮かれ騒ぎ、放蕩」と言うのも。
作詞は児玉雨子さんで作曲は杉山勝彦さんと言う謂わばアイドル曲のゴールデンコンビ的な感じ。
児玉さんはエビ中では『おめかしフィーバー』や『23回目のサマーナイト』と比較的最近の作品に登場することが多く、主にハロプロ系に詞を提供しているようです。

杉山さんは48系とか坂道系への作品提供が多く、エビ中では児玉さんとは逆に、『仮契約のシンデレラ』とか『禁断のカルマ』など比較的初期の作品に携わっていて、『まっすぐ』以来になるのかな。
こうしたある種異質なものの組合せも、エビ中の楽曲の醍醐味ですね。

今回のエビ中の曲は「騒擾」と言うよりも、「乱舞」とか「多種多彩」と言う意味の方がしっくりくるだろうな。
MV見ててもそんな感じの多幸感溢れる作品に仕上がっています。


昔はエビ中と言えば、春ツアーとファミえんに向けてはっちゃけた歌を出し、秋ツアーと大学芸会に向けてしっとり聞かせる曲を出すと言うサイクルがあったのですが、メンバーが大人になると共に、前者の曲は姿を消し、歌唱力の必要な聞かせる系の曲ばかりが出ていた感じがしていました。

今回の曲から、新体制、9人組のエビ中になりました。
ココユノノカの3人が加入して3ヶ月ですから、曲が半端なく多いエビ中としてはこれくらいの準備期間が必要だったのでしょうね。
フレッシュな3人が加入したから心機一転、久々に振り切った曲を出した様な気がします。

桜木心菜さんは、以前スタダの別のグループにいたのである程度はスタダの音作りは経験があるでしょうが、小久保柚乃さんとか風見和香さんは殆どそんな経験無いでしょうから、かなり苦戦したのでは無いかと思います。
それでも、3ヶ月の準備期間を経ての音録りは先輩たちに劣らない仕上がりになっている様に感じました。
そう言う意味では、新人が入ると聞いて離れかけていたファミリーを繋ぎ止めたのかも知れません。

後はライブでもこのパフォーマンスが出て来れば良いでしょう。
今回のファミえんは残念ながら中止になってしまいましたが、秋ツアーかちゅうおん(開催されるのかなぁ)の様なライブが楽しみになりました。
nice!(4) 
共通テーマ:日記・雑感