やってらんねぇ [日記]
去年の年末辺りからフロアを新たに貸借して増床すると言うプロジェクトをやっているのですが、入り繰りで浮く部分を新たに会議室にするなり、新しい部署に割り当てるなりもやっています。
工事設計とか費用算出とか工程を作るなどして、やっとこれから発注です。
当然、こうしたフロア移転とかそう言った話は、貸主の会社と調整して、テナントが入るための工事を如何するとか、配線は如何する、消防への届出、スプリンクラー、照度の問題などなど色々な作業をするので、事前の準備が発生します。
特に賃貸オフィスだと自社だけで決められない上に、工事業者も絡みます。
今年から建設業者も働き方改革が求められ、残業規制が厳しくなってますし、能登地震や万博の御陰で部材が払底していて、工事をするのも大変です。
こうした増床のプロジェクトなんかは短くて半年、長ければ1年以上かかります。
ところが、うちの無能な上つ方は、それにサーバルームの半減なんて話をぶち込んできた。
自分のところで管理している組織の賃借サーバルームの利用率が悪いので、自社の連中に利用して貰おうと言う魂胆らしい。
こちらとしては、半年掛けてやっと増床のプロジェクトに漕ぎ着けたのに、卓袱台返しをされて目が点になってます。
しかも、横槍を入れた割に支援も何も無く、「お前の部署でやれ」ですからね。
納期たった3ヶ月。
普通のフロアならまだそこまで工事をする必要が無くて、備品什器を購入して配置すれば、まあ無理すれば出来なくは無いのですが、サーバルームなんて空調は特別あつらえだし、セキュリティのために特別な入退出の仕組みを設置しているし、何よりラックの耐震対策で、アンカーを打っている。
この辺は全部貸主側の工事になりますので、今からこんなこと出来るわけが無い。
内心やってられるかと思うのですが、無能な上つ方だけにその辺の感度が悪い上に、無闇に権力だけがあるので、ゴリ押ししてきます。
職人の確保、部材の確保も大変だし、今、発注しようとしている工事の仕様変更を余儀なくされるから、下手すれば、設計のやり直しになります。
絶対に納期が遅れるのは間違いない。
しかも、今迄少しの負担で使えていたサーバルームの利用料が大幅に上がるのは目に見えているので、各部隊の抵抗が大きくなるのは目に見えています。
もうね、本当にやってられるかと言う思いです。
そんなにまで言うのならトップセールスして、開発部署にサーバを動かして貰え、でもって、大建設会社相手にゴリ押しが効くかどうかやってみて欲しい。
もし効いたら、その時は従いますが、まぁ、相手は日本有数の建設会社ですから、うちみたいな吹けば飛ぶような小さな会社が何言っても糠に釘ですよ。
それが見えてるから、後回しにすると言っているんです。
全く、こんな事になるのが目に見えているから、イヤだったんですよね。
出戻りの上つ方は。
