SSブログ

呆気なし [日記]

CSN_A321-200_2288_0013.jpg

今日も在宅勤務。
相変わらず一人で作業をしていると、偶に会議が入るとは言え、段々ダレてくるのが分かります。
会社にいたら、適度に人とお喋りして、気晴らしにどこかに行くとか出来ますが、家の中だと大体が仕事するしか無い訳で。
家人と喋っていて、急な連絡が来たらそれはそれで困りますし。

大体午前午後3時間ずつくらいが限界です。
それ以上作業したら、急にガクンと効率が悪くなるのが分かります。
そう考えると、定時出勤定時退社の方が効率が良いのでしょうね。

まぁ、今日は4つの作業を同時並行で進めていた分、集中力が切れてくると1つ1つの進みが悪くなるわけですが。
せめて、この半分くらいは担ってくれる人が切実に欲しいです。

時に、今日は新聞休刊日だったのですが、大体そんな日に限って大ニュースが飛び込んでくるわけで。
米国を始めとする有志連合が20年以上に亘って支えてきたAfghanistanの政権があっと言う間に瓦解しました。

ヴェトナムでも反共政権は米国が撤退した後3年は戦い続けたというのに、ほんの数ヶ月くらいの抵抗で呆気なく消えてしまいました。
まぁ、元々多民族国家ですし、戦国時代さながらの地域で、山一つごとに戦国武将さながらの地域勢力がある様な所ですから、それを束ねるのは容易なことではありません。

逆に言えば、彼等は利でコロリと寝返ります。
ドミノ倒しの様に政権を見限り、Taliban側に付いたのも、米国などから旨味のある果実が得られなくなった為でしょうね。

Talibanも政権を掌握したと発表していますが、そうした有象無象の軍閥を束ねることが出来るのか。
確かに20年以上前には統一政権を曲がりなりにも作ったわけですが、今回は政権を維持する準備も無いまま、政権が転がり込んできたのでは無いでしょうか。

そうなると、もう一波乱ありそうな感じがします。
米国としては、この地域を不安定なままにしておいて、ロシアと中国が消耗してくれれば良いと言う深謀遠慮があるのかも知れませんが、それは穿ち過ぎかしら、まぁ陰謀論の類かな。

周辺諸国が変に手を出すと、より混沌とするでしょうね。
この20年の間で、Talibanがどれだけ学習したのかと言うのが、今後の肝になる様な気がします。
この地域にとって理想型なのは、各民族が自治を行う緩い連邦制なのかも知れませんが…。
そう言う意味では、ソマリアなんかは一つの解決策なのかも知れません。

いずれにしても、西欧型民主主義が万能では無いと言う事ですかね。
どこかの国でも、静かに破壊が進んでいますし。
ただ、国民の支持が失われれば、権力の崩壊なんて呆気ないものです。
nice!(7) 
共通テーマ:日記・雑感