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事業承継 [日記]

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今日は1週間ぶりの在宅勤務。
ここんとこ毎日出勤していましたから、久々に家でのんびり仕事していたら、Teamsの大規模障害に巻き込まれててんやわんやでした。

またM$が遣らかしたらしい。
何か「ちょっと修正したけどトラブル起こしたから元に戻すぜべいべー」と言う事だそうで。
こう言うのに会社の屋台骨を担わせている日本の会社がとても心配です。
まぁ、逆に言えば日本の会社はカッチリ作りすぎるが故に鈍重で、新しい発想が全然出て来ないのですけどね。

今日もそんな会議で、中々決まりそうにありません。
何か作戦を練らないとまた年を越しそうです。
やれやれ。

ところでここ最近、スタダアイドル界隈では、超とき宣の勢いが目覚ましいです。
日本国内でTikTokでVTuberの踊りによってバズり、それが韓国に波及してヒットチャートを駆け上ってiTunesの海外曲の中で1位を飾って一気に海外から注目を浴びるようになり、今はオランダやらインドネシアのチャートでもかなりの注目度だとか。

これも所属レーベルのavexが、惜しみなくライブビデオをYouTubeで公開したり、楽曲をいち早くネットに載せて各国語字幕を付けているからだと思います。

同じスタダ次世代アイドルでも、ばっしょーは独立レーベルですから、機動力はあれど、一気に畳み掛ける攻勢に出るのは難しいです。
その点痩せても枯れてもメジャーは有利だったりします。
まぁね、メジャーレーベルは短期的に回収しなければならないですから、その辺はシビアなのでしょうが、牛歩でも確実に売れるという考え方も有りだとは思います。

そこで気になるのはこの勢いをどう持続させるかでは無いかと思います。
今、超とき宣を担当しているのが、「組長」と呼ばれるチーフマネージャーです。
この人はスタダアイドル草創期に誕生したグループを長らく手がけていました。
残念ながらこのグループは中々売れずに解散してしまったのですが、ノウハウはそれで蓄積したのでしょうか。

次に手がけたのがとき宣で、じわじわとヒットが出始めて、メンバーチェンジで改名して以降はかなり勢いづいています。
出来ればこの勢いを持続させたいのでしょうが、これを如何に長続きさせるかと言う計画が必要になってきます。

芸能の世界は水もので一寸先は闇です。
特に女性アイドルの世界は飽きられやすいとされています。
それに一石を投じて長続きさせる女性アイドルを創り出したのが、ももクロ担当である川上さんです。

とは言え、川上さんも10年間ももクロを支え続けた訳では無いと思います。
どこかの時点で次の世代にバトンタッチしているのでは無いでしょうか。
まぁ、古屋さんは難しかったのかも知れませんが…人間向き不向きもありますし。

幸い、ももクロの場合はあーりんが演出面を担当するようになったりと、現場ではかなりメンバーに権限委譲を果している様に思えます。
今のところ戦略面は川上さんで、戦術面はあーりんを中心としたその他メンバーが担当している分業制になっているのでは無いかと思ってみたりする。

まだまだ川上さんが完全に手を引くまでに至っていないとは思いますが、ある程度の事業承継は出来ているのかな、と。

川上さんの場合は、人の意見をきちんと取入れる柔軟さを持っている様にも思えるので、例え一線を退いたとしても、十分にももクロはやっていけるのかなと思います。
通常、良きにつけ悪しきにつけ長期に亘って同じ人が担当すると、周りを次第にイエスマンで固めるようになってしまって、人の意見を聞き入れないなんて言う人があったりして、そうした人に限って中々退かないものだから、結局崖っぷちに追い込まれたり、崖から転落したりする訳です。

超とき宣の場合も、組長は一歩引いて、若手に現場を任せているのが功を奏しているのでは無いか、そんな感じを受けます。

考えてみれば、ばっしょーも内外から様々な人を受容れて仕掛けをしているところ、スタダには事業承継の考え方がしっかり根付いているのかも知れません。

何でこんな事を書いていたかと言えば、とある在京球団の監督の話があったから。
例年、強力な補強(と言うか、敵チームからの戦力引っこ抜き)をしているにも拘わらず、中々日本一に届かなかったり、今年は怒濤の連敗でリーグ優勝すら出来ず、在阪球団こそ蹴散らしたものの、もう1つの在京球団には手も足も出ませんでした。

それでも監督は責任を取ること無く、来年から3年間監督を続けるそうです。
で、批判的な人は悉く退団して、周りがイエスマンばかりになってしまっています。
そんな球団が優勝できるのか、また日本一になれるのか、見物だなぁと思ったりしたので、ついついこんな事を書いてしまいました。
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