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紙も切りよで訳わかめ [日記]

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昨日から11月。
早いものでもう後2ヶ月を切りましたね。
すっかり忘れてた。

で、年末の足音が近付いております。
そして、出社率も50%に近付けよとのお達しが出て来ました。
何時かまた撤回されるのかも知れませんが、そんな訳で今日は出社。

まぁそつなく仕事を終わらせて、さて、終わろうと思ったのですが、年末調整をしなければならないことに気が付いた。
今までは紙に書いて提出していたのですが、昨今の電子化の流れでとうとう年末調整の紙もシステム化されました。

会社の人事システムを起動して、説明書に従ってやっていたのですが、まず最近は老眼が進んで会社のノートパソコンのモニターだけで仕事している身には辛い。
項目や説明書が中々読めず、何度も眼鏡を外す。
それだけでも結構疲れたのですが、1枚の申請書が何画面かに分かれての入力です。
紙ならば、此処にはこれを書けば良いんだよねと、何年も同じ事をしているので慣れているのですが、その紙が入力項目ごとに分割されてしまったので、出だしから躓きました。

最初に所得控除の申請書を作成するのですが、説明には「出来るだけ記入して提出して下さい」と書いてあった。
源泉徴収の紙も持っていって(本当は電子化されているのに、入院してたときに移行したものだから申請の機会を逸してみたり)、給与所得を入力し、税引き後の所得はこれくらいと言うのが表示されたので、よしよしと思ったら、次に進むことが出来ない。
同居扶養家族の申請画面で「必須」と書いてあって、「はい」を押しても進まないし、「いいえ」を押したら、特別障害者の扶養か23歳以下の同居人の扶養かと言う選択肢しか無い。
うちには双方ともいないので、選択できないしかと言って選択しなければ進めない。

呻吟すること1時間半。
万策尽きて、人事さんにお伺いを立てたら、「あなたは出さなくて結構です」と言う返事。
「出来るだけ記入して提出して下さい」の前にあった「該当する人は」と言う文言が小さくて見落としていたと言うオチ。
そろそろ老眼鏡を会社に常備しようか…。

そこさえクリアすれば、後は一瀉千里。
しかし、保険料の控除申請が紙で保険会社から来ていたので、毎年律儀に保険控除の紙の裏に貼っていたのですが、システム化されると団体払いの保険料支払だけで、「既に控除金額の満額に達しているのでこれ以上の申請は扶養です」となって毎年出していた紙が1枚少なくなりました。

最後に地震保険を手入力して帳票出して終わり。
紙は控えとして残せと言う事なんですが、実際にはPDFなので、電子化して自分で保管せよと言う事なんだろうな、と思ってみる。
ただ、保険料控除の用紙だけは裏に地震保険の手入力分を貼付けて出さねばなりません。

で、改めて手引きをみたら、「用紙の裏にセロハンテープで貼って出せ」と書いてある。
職場にはメンディングテープとかマスキングテープの類はあるのですが、残念ながらセロハンテープは品切れでした。
そこで気持ちが折れて終了。

提出物は郵送で送ることにでもする事にして、持って帰ってきました。
せめてこれもPDFなどで申請が出来る様にして欲しかったぞ。
電子化初年度の年末調整でしたが、紙の偉大さを改めて噛み締めたほろ苦い申請でした。
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