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東京インベーダー [音楽]

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流石に今日は入間に行く気力も無く、朝は少し遅い目に起きてボーッと新聞を読み、今日は出たくなかったのですが、腰に大分来ているのでリハビリに。
前に首の牽引機械が故障して、2台体制になったのですが、今日行くと3台体制に戻っていました。
しかし未だ慣れておらず、終了音が鳴ったのに、他の機械だと思って理学療法士のお姉さんに牽引用ヘッドギアを外されるまでずっと待っていました。
前はけたたましいブザー音だったのでねぇ。

リハビリだけやってパンも買いに行かず、スーパーにも行かず、帰ってからここ数日十分に見られなかったYouTube三昧。
ある程度の長編動画を見て、後は寝て過ごし、やっと写真の編集を始める。
御陰で400枚処理の予定でしたが、また100枚しか処理できていません。
明日は休日出勤で遅くなるので、流石に何も出来ないだろうなぁと。

さて、大運動会の話には触れずに、今日はいぎなり東北産の新譜『東京インベーダー』の話でもしようか(流石にあの話をし出すとかなり過激なことを書いてラーメンズになりかねないので(笑))。

いぎなり東北産は、スタダの東北支社に所属している子達で結成している9人組アイドルグループで、全員が東北在住。
今のところ、スタダのアイドルグループでは最大の人数です。
まだメジャーデビューはしていませんが、同じ東北に拠点を置いている楽天イーグルスで始球式をするなど、確実に地歩を築いており、3年後には武道館ライブを目指しています。

ちょいちょい、5月の『re:star』を皮切りに、ライブ動画で新曲を発表してきた彼女達ですが、6月には昨年出した『東北インバウンド』に続くセカンドアルバムを発表しました。

予定だと、5月のライブで予約して発売日には入手するつもりだったのですが、丁度エビ中ライブと被ってしまい、こちらには行かなかったので、すっかり購入を忘れており、しかもまだApple Musicには出ていません。
限定版と一般版の2種類があり、今回は一般版を入手しました。
限定版は8月初旬に発売らしい。

で、そのアルバムですが、意外と言っては失礼ですが、凄く質が高いものに仕上がっていました。
前作が少し芋っぽい感じを残した作品だったのに対し、今回は目標が明確になったせいか、かなり攻めた作品になっています。

全部で11曲が収録されていて、1曲目は5月にMVが出た『re:star』です。
これはクラウドファンディングで衣装とMVを製作しており、Wisteriaの詞と猟平・めんまの曲。
Wisteriaはいぎなり東北産に作品を提供するのは、3000daysに次いでのものとなります。
前の曲がかなり衝撃的な曲だったのですが、こちらは一転して軽やかな詞になっています。

2曲目のHANAは、いぎなり東北産ではお馴染みの東北拠点のバンド、パンダライオンさんの作品。
こちらは安定のパンダライオン作品ですが、今までの作品よりも東北色が薄く、ジャポニズム感が強くなっています。

振付やフォーメーションもジャポニズムを意識した連獅子とかそんな感じのものになっていたりする。

『うぢらとおめだつ』は3曲目。
これもときメモ風のMVが出ていますが、ジャニーズ系やエビ中に楽曲を提供している磯崎健史さんの作品。
これは完全に何も考えずに愉しめる感じの楽曲に仕上がっていて、タイアップもしています。

4曲目が『気楽にいこうよ』で、シンガーソングライターの遠坂めぐさんの作詞、作曲で補作は太田貴之さんです。
これはメンバー伊達花彩さんのソロ曲で全体にほんわかとした雰囲気が流れます。
今までの3曲が結構激しめの曲なので、ここで少し箸休めといったところです。
とは言え、いぎなり東北産の歌姫である伊達花彩さんだけあって、音域も広めの曲で、歌うのはかなり難しい…とても気楽には歌えません…と思います。

5曲目は『深夜特急』。
カヌマアユミさんの作詞で、作曲はももクロなどのスタダにも結構曲を提供している藤田卓也さん。
どちらかと言えば、いつもの歌姫メンバーより、逆に余り前に出て来ないメンバーをフィーチャーした曲に思えます。
なので、最初の歌い出しは北美梨寧さんが務めているのかなと思った。
東北から上野に向けて走る夜行列車をイメージした感じ。

6曲目の『Whatever』は山田智和さんの作詞作曲。
『深夜特急』からのしっとり系で、メンバーの桜ひなのさんが歌い出しなのかな。
かなりエモい曲で、多分、ライブでは心がグッと掴まれる曲だと思います。

次の7曲目、『Action!』は一転して何時ものいぎなり東北産の感じに戻ります。
しかし、前奏が終わるといきなり格好良くなる曲。
何も知らなければ、いきなりの転調にビックリするのでは無いでしょうか。
作品と提供しているのは仙台ベースのバンドJin-Machinemのメンバーで有るまじかる☆ひもりさん。
この人も良くいぎなり東北産に作品を提供しています。

8曲目は個人的に一番好きなラップナンバー『未成年』。
なんかキャッチーだなと思ったら、たこ虹やTEAM SHACHIに良く楽曲を提供している浅利進吾さんなんですね。
フレーズ的には『めっちゃDISCO』とかに似ているけど。
この曲は年下組、所謂「とうほくちゃん」の橘花怜さん、桜ひなのさん、藤谷美海さん、伊達花彩さんが歌う曲です。

9曲目は逆に年長組、所謂の「いぎなりちゃん」の律月ひかるさん、北美梨寧さん、葉月結菜さん、安杜羽加さん、吉瀬真珠さんが歌う『Fly Out』。
この曲はSPYAIRのメンバーで有るMOMIKENさんが作詞し、守尾崇さんが作曲。
実は8曲目と9曲目は今までのいぎなり東北産の方向性を変えるターニングポイント的な音なのかな、と思ってみたり。

10曲目は『Being』。
これは8曲目と9曲目と違って一転して応援ソング的な感じ。
宮城県出身の矢吹香那さんの作詞作曲で、東北から東京に出て来て、不安な気持ちを持つ人達に寄り添う様な曲です。
これは自身を投影した詞なのかなと思ってしまいます。

最後の曲は、パンダライオン作品で、『ワンダフル東北 New Ver.』ということで、元々あった『ワンダフル東北』の新録版となります。
『Being』でしっとりした感じを払拭する様なイメージの曲です。
結構これでテンション上がって、ふっと終わる感じになっていて、かなり余韻が残ります。

曲的にはいままでのローカル色から少し全国区に足を掛けたのかなと言う感じです。
今までの良い感じを残しつつ、新たな一歩を踏み出して欲しいなと思います。
nice!(7) 
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