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遠すぎた家路 [読書]

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今日は何となく予感がして、何時もより少しだけ早めに帰宅。
少ししたら土砂降りの雨。
危うくびしょ濡れになって帰る事になるところでした…と言っても、傘はありましたが。

さて、今日はやっとこ書評。

『遠すぎた家路 戦後ヨーロッパの難民たち』(Ben Shephard著/忠平美幸訳:河出書房新社刊)
ほぼ10年前の本で、作者は英国人でプロデューサーとしてBBCのドキュメンタリー番組を多く手がけた人です。

第2次世界大戦末期、ドイツは徐々に敗色が濃くなってきたものの、戦争を遂行するには兵器を生産し、国民に食糧を配給するために労働力を必要としていました。
とは言え、健康なドイツ人男性はは前線に兵士として駆り出され、女性くらいしか国内にまともな労働力は残っていません。
また、兵士ですらドイツ人が動員出来なくなってきました。

このため兵士として、旧バルト三国や北欧、西欧の占領地の人達を動員し、労働力としてはフランス、ベネルクス三国、北欧諸国と言った西側の占領地からは元より、東欧諸国やウクライナ人を募って工場や農場に送り込みました。
また、緒戦では絶滅収容所に送っていたユダヤ人ですら、末期には工場に動員していました。
勿論、交替可能な労働力として最低限の生活しかさせませんでしたが。

ドイツが敗北すると、ドイツには様々な人々が入り乱れるようになります。
動員された西欧諸国の人々や、東欧諸国の人々、ユダヤ人、ウクライナ人、バルト三国の人々、東欧やソ連から少数民族として迫害され追放されたドイツ人、ドイツに協力して戦ったクロアチアやセルビアの軍人たち、それと亡命ポーランド政府に忠誠を誓い、連合国側に立って闘ったポーランド人など。

占領政策を考えていなかった連合国、特に米英はその後始末に翻弄されます。
長々と書いてきましたが、この本はドイツの敗北でドイツに取り残された、或いはドイツに辿り着いた数百万の人々を米英がどの様に「処理」したかと言うのを記録した本になります。

この本を読むと、難民はユダヤ人だけではない事が判ります。
ユダヤ人についても、「ナチスドイツに迫害された可哀想な人々」と言う側面もありつつ、米国も英国の外交当局は、パレスチナに彼等を極力送り込みたくないと言う思惑がある事が判ります。
しかも、当のユダヤ人達も当初はパレスチナに行きたがる人は少数で、米国に渡りたいと言う人達が大多数でした。

ベン=グリオンなどの活動家がユダヤ人のキャンプに入って煽動し、難民という厄介払いをしたい軍政当局はそれを暗黙の了解で、パレスチナへの密入国を手助けする側に立ちます。
しかし、活動家に煽動されてパレスチナに渡った20万人の難民のうち、第1次中東戦争に兵士として従軍した難民キャンプのユダヤ人達は、殆ど生き残ることが出来ませんでしたし、パレスチナに移住しても住居も何も無い状態で放り出された人達も多く居ました。

ポーランド難民も頭の痛い問題でした。
ポーランドは共産化してドイツから戻った人々は共産化に馴染めず、またドイツに舞い戻ります。
また、イタリアで戦闘していた亡命ポーランド陸軍の師団は本国に復員することを拒否して、場合に依っては武力に訴えると言う事で、これまた連合国の頭痛の種になりました。

ウクライナ人の大多数は本人達が拒否したにも関わらず、ソ連に引き渡されましたが、ソ連が併合したオーデル・ナイセ線から東の旧ポーランド領に住んでいた人達はポーランド人としての扱いを受けました。
このため、本国に帰還したくないウクライナ人達は西ウクライナに住んでいたポーランド人になりすまして、上の難民に合流します。

クロアチア人やセルビア人兵士達は、何の配慮も無く、チトーのユーゴスラヴィアに引き渡されましたが、これらの兵士の大多数は迫害され、最悪の場合殺されたりしました。

比較的連合国の受けが良かったのがバルト三国人です。
特に英国では、ナチスドイツ並の人種差別を剥き出しにして、金髪長身のバルト三国人は受容れるが、それ以外の人々は受容れないとしていました。
しかも、若い女性のみの受容れで、彼女達を受容れて何をさせたかと言えば、病院の看護師です。

米国は英国以上に難民受入は容認出来ないとして、殆ど受入をしませんでした。
その後、要件を緩和して難民の受入を行いますが、その殆どが農業労働者としての受入で、頭脳労働者でも一律に農村に送り込まれました。
また、冷戦勃発後には民族ドイツ人の受容れも始め、其の中に紛れ込んだ多くの戦争犯罪人が米国に渡ったと言います。

他の連合国や中立国の難民受容れも似たり寄ったりで、高等教育を受けても炭坑夫とか鉱山での採掘、農業労働者など肉体労働者としての要求しかありませんでした。

1951年までの6年で、100万人に登る難民が故国を離れ、海外に再定住することになります。
以後、何等この問題は顧みられないまま、戦争の度に彼方此方で難民問題が繰返されることになった訳です。

因みに、ドイツについても難民問題は影を落としています。
元々ドイツに連れてこられて強制労働をさせられていたわけですから、賠償問題は常にドイツ政府や強制労働をした会社に突きつけられていたわけです。

ドイツ政府は、この問題に就いては外交上の利益がある時だけ賠償金を支払いました。
一方で、裁判所は強制労働を「ナチスの典型的な悪事」として認めていません。
ドイツ政府は個人に対する賠償金支払を認めておらず、「自発的」支払いを組織に対して行い、その組織が賠償金を分配すると言うやり方を取っています。

ただこの流れは、米国で1990年代にダイムラーベンツなどが集団訴訟の被告となり、米国市場での営業を脅かし始めたのが転機となり、1997年にアウシュビッツで働いていた高齢女性に15,000マルクの支払を司法が認めることになりました。

そうなると、当時10万の元奴隷が生きていた為、総額が数百億に達する可能性が取り沙汰されます。
これに対してフォルクスワーゲンなどの大手企業は、これまで保存記録のアクセスを拒否し、都合の悪い事実を抹消していたのを改め、著名な歴史学者を雇って記録を調査することにしました。
徹底的な歴史学者の調査で、自分達の恥ずべき行為を曝け出されて一時的な評判の低下があっても、世間は直ぐに忘れ去り、これで禊ぎがすんだと言うことになります。
要は奴隷労働者への賠償よりも歴史学者への報酬の方がはるかに安いと踏んだわけです。

また、2000年にドイツ政府は政府と産業界の共同出資で賠償を支払う基金を設立します。
とは言え、賠償を受けるためには志願してドイツに来たわけでは無いと言う証明が必要で、元奴隷労働者達はそんな証明を持っていなかったり、当局に取り上げられたりして紛失しているケースが多く、殆どが門前払いとなりました。

この基金は、2007年までの7年で43.7億ユーロの支払を170万人に対して支払い、終了しましたが、個々の人間に支払われた額は奴隷労働に最高で7,669ユーロ、工場の強制労働には最高で2,556ユーロ、農業の強制労働では最高で1,022ユーロという極めて少額の賠償でした。

戦時賠償についてドイツを手本にすべきという人もいますが、こんな欺瞞的なやり方で賠償を切り抜けている訳で、決して褒められたものでは無いのは心に留めた方が良いと思います。

総じて今の難民問題の源流を見る事が出来ますし、国家と言うのがこうした奔流とも呼ぶべき難民問題に対して何の能力も無いし、国際機関も余り力が無いと言うのが良く判る本だったと思います。

遠すぎた家路 戦後ヨーロッパの難民たち

遠すぎた家路 戦後ヨーロッパの難民たち

  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2015/03/20
  • メディア: 単行本



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戻らない [日記]

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昨晩は寝ようと思ってパソコンの電源まで切ったは良いものの、そのまま寝落ち。
そして、目を覚ましたら朝の4時半で夜が白々と明けていました。
寝室のパソコンを所定の場所に片付けて再び就寝。

目が覚めたら6時半過ぎで、慌てて起きたのですが、よくよく考えたらまだ6時半。
安心して寝たら、7時半過ぎでちょっと焦りました。
やっぱり昨日会社の帰りにApple Storeに行ったのが効いたらしい。

ところで、昨日引き取ったiPod touch。
電源を入れたらiPhoneとかのApple機器があれば、近くに持って来いというので、スマホを近くに持っていくとBluetoothの接続をして、修復開始。

初期設定が終わって、そのままiCloudからデータからデータをダウンロードしてきたのですが、あと100MBと言う所で停止。
二進も三進も進みません。

取り敢ず、夜1日置いていたのですが全然変わらず。
今日も、Pocket WiFiを持っていって、それを接続してダウンロードするかどうかを確認していたのですが、全くダウンロードする気配がありません。

仕方無いので、Pocket WiFiを切って、家に持って帰ったら再度ダウンロードの開始。
おお、調子が良いぞと思ったら、今度は2.4GBで止まりました。
どうも、ループしてるっぽい。

ググってみると、復旧に1週間かかったと言うのもあったので、なんだかなぁ。
取り敢ず、放置してみようとは思いますがどうしたものか。
多分、Apple Storeに持ち込んでもちゃんとした答えが返ってこないような気がする。

冗談抜きで、iPadにでも乗り換えようかしら、なんて考えてしまいます。
ただiPod touchよりも相当でかいですけどね。

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進化 [パソコン]

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今日は早めに退社。
とは言え、何時もの様に19時過ぎでしたが。
でもって、土曜日行ったApple 銀座に行って来ました。

と言うのも、iPod touchの交換品が届いたとの連絡があったため。
地下1階に降りると、おっちゃんに何しに来たか聞かれ、次のお兄さんに交換品を取りに来たと告げて、3人目のおっちゃんがブツを持って来ました。

そして、身分証明を見せて、間違いなく本人だと言う事を確認し、引き渡し手続き。
ところが、iPod touchの「iPhoneを探す」が解除されていないと言われました。
手順に従って削除したつもりでしたが、どうもうまく削除出来ていなかったらしい。

と言う訳で、店頭に展示されているiPadを使ってApple IDを使いサインインしようとしたのですが、外国の人がデバイスの言語を変えたままにしていたみたいで、おっちゃん発狂していました。
なので、2台目のiPadでデバイスの削除を実施したりする。

しかし、ログイン情報は一応サインアウトしたとは言え、プライベートブラウザモードでは無いのでその辺どうなんだろうと不安に駆られる様な気がする。
そう言えば、修理を出したときも、別の人の名前が表示されていたのだが…。

それは扨措き、デバイスの削除をやってやっとこiPod touchが私に渡されました。
で、その機種は第6世代が弾切れとのことで、第7世代に進化しました。
まぁこれももう少ししたら弾切れになるのでしょうね。
画面は白黒液晶からカラー液晶となり、彼方此方進化したようです。

代金を支払って、交換完了となりましたが、iPod touchの古い世代を下取りに出して、差額としてバッテリー代金の名目で12Kを払った形ですね。
Appleってば、儲かっているのか太っ腹です。

取り敢ず、充電をしつつ起動させてiCloudからデータをダウンロードしているのですが、3GB近くあったデータはかなり戻ったものの、後100MBで足踏状態をしています。
一晩寝かせてみようと思いますが、ちゃんとダウンロード出来るのか、ちょっと不安です。
一応、90日保証が付いてはいますが。

早くダウンロードが完了してくれれば、音質などがチェック出来るのですが、中々そうはうまく行かない様です。
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どやさ! [日記]

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今日は大嵐とのことで、早めに帰宅しようと思ったのですが、何時もの様に午後殆ど会議と案件対応をしていたので、結局いつもと一緒。
それにしても、東京は怖い。
高層ビルが多い為、その間を吹き抜けるビル風が強くて、前に進むのがやっとでしたし、逆に後から押されて壁に激突する恐怖も体験しました。

鳩ヶ谷に帰ってきたらそれほどでも無かったので、高層ビルは百害あって一利なしなんじゃ無いかなぁなんて思った。

それは扨措き、今日は全然ニュースを見る暇が無かったのですが、今くるよさんがお亡くなりになったそうですね。
私も現役の今いくよ・くるよをリアルタイムで見ていた世代なので、一際寂しさが募ります。

晩年は病気をされていたみたいで、中々元気な姿を舞台で見る事が出来なかったのですが、健康だったら間違いなくM-1グランプリの審査員となっていたのでは無いでしょうか。
ただ、今の時代、コンプライアンスが重視されすぎて、容姿をネタにした漫才はやりにくいのかも知れませんね。

パーンとお腹を叩いて「どやさ!」と言うギャグが定番でしたし、ツッコミもボケも自然な間でわざとらしさを感じさせなかったのは、高校時代からの付き合いで、2人の息がピッタリだったからかも知れません。
だからこそ、いくよさんが亡くなってからは新たなコンビを組むことも無かったのでしょうね。

女性ながら「漫才師」と言う言葉が似合う最後の世代だったように思います。
そう言えば、今いくよ・くるよ以降だと、海原やすこ・ともこくらいかなぁ。
女性漫才コンビとして大成したのは。

しゃべくりとボケ・ツッコミと決めの一言が組み合わさって漫才が出来て、なおかつ、長続きしている女性コンビは今は余りいないように思えます。
これも一つの上方文化が消えようとしているのではないでしょうか。

そう言えば、いくよさんの命日の翌日に亡くなられたのですね。
最期まで仲良しコンビでいたかったのかも知れません。
今頃は、あの世でいくよさんと出会って、「どやさ!」ってやってるかも知れませんね。
それにしても、段々あの世の方が漫才界が賑やかになっている様に思えます。

合掌。
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眼精疲労 [日記]

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昨晩は寝落ちしてしまった上に、起きるのが少し遅れました。
流石に昨日1日仕事していたのが効いたようです。

さて今日は、午後からみっちり会議が詰まっていて全然自分の仕事が出来ず。
定時後も会議を入れられ、終わってから昨日の続きの資料修正をしていたため、終わってみれば19時半で、帰ってきたら21時前です。

書評を書く書くと言っていながら、中々手が付けられません。
そうこうしている内に、もう1冊書評すべき本が増えてしまった。
こちらも結構分厚い本なので、書くのも中々大変かなぁと考えたりする。
まぁ、何処かで時間が出来るでしょうからその時に書こうと思う。

ところで、今朝は時間が無かったので、慌てて出かけて、何時もの電車に間に合ったのは良かったのですが、先日の銀ブラの際にWi-Fiルーターを持っていったのを忘れて、会社用の鞄に入れ直すのを忘れていました。
結局、スマホのパケットを使い切ってしまって(と言っても、まだ限界には来ていませんが)、次の段階になってしまいました。
パケット料を節約するためにWi-Fiルーターを持っていってると言うのに、ちょっと本末転倒。

そして、視界に違和感あるなぁと思って、はっと気が付いたのが眼鏡を変えるのを忘れてたこと。
家用の遠近両用眼鏡を掛けたまま、外出用の近眼乱視用眼鏡に変えなかったのが地味に痛くて、眼精疲労になりました。
遠近両用眼鏡は、細かい字を見るのは良いのですが、視線をちゃんと動かさないと近視用で遠くを見たり、遠視用で近くを見たりしてしまうので、意外に目に疲れが出てしまうのですよね。
でもって、目の疲れは肩に来て、肩こりに繋がります。

御陰で、風呂に入って肩の血行を良くしたにも関わらず、肩がゴリゴリに凝っています。
余りお世話になりたくないのですが、今日はビタミン剤を飲んで寝ることになりそうです。
肩こりが酷くなると今度は偏頭痛が出て来るので、此処で留めて置いて欲しいものです。

月曜日の朝は忘れ物が多いと言う話もありますが、大人になっても忘れ物が多い日々を送っています。
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今日は一転引き籠り [日記]

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昨日1万歩近く歩いたので、流石に今日は家に籠もる日です。
…と言うのは冗談で、今日はお仕事でとある資料作成。
9時半から仕事を始め、お昼を挟んで15時には終わろうかなぁ、と思っていたのですが、思いの外捗り、そのまま最後まで作ってしまおうと思ったわけで。

17時頃にやっと資料を一通り作り終えて、パソコンを閉じようと思ったのですが、誰も使っていないのならば、ついでにシステムの更改やら鯖のパッチ適用やら、今使っているパソコンのドライバの更新やら何やらかんやらちょっとやろうと思ったのが運の尽き。

終わってみれば19時前で、結局、代休が1日発生です。
来月になると、代休発生しまくりの日々なので、これ以上働きたくは無いのですが、今頑張らないと
結局、自分で自分の首が絞まっていって、冬の棒茄子が無くなるんでね。

それにしても、日頃はしょうもない会議ばかりで、時間が取れないのですが、誰にも邪魔されないと仕事が捗ることが今更ながら判りましたね。
休みの日に仕事をしないためにも、会社で集中する時間を作ろうと心に誓った一日でした。

そんな事をしていたので、今日は書評を書こうと思っていたのですが、疲れて流石にこの書評は出来ません。
それだけ、書くのに往生する本なので。
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銀ブラ [パソコン]

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昨日が遅かったのですが、取り敢ず今日は9時過ぎに起床。
新聞読んでから、11時過ぎに出撃。
流石に暑いので、今日は初半袖でした。

行く先は銀座。
なので、鳩ヶ谷から電車で行けば良いのですが、今はバスと同じ間隔で電車が出ているので、バスに乗って赤羽へ。

銀座は銀座なのですが、今日の行先はApple Store 銀座です。
一度京浜東北線ホームに上がったのですが、乗換案内を見たら、上野東京ラインの方が早く着くとなってました。

何故だろうと思ったら、新橋から歩いた方が早いらしい。
新橋に京浜東北線快速は止まらないので、乗り換える分遅くなるような感じです。
取り敢ず、何故か満員の上野東京ラインに乗って新橋へ。

新橋から東に向かってちょっと歩くと、銀座に向かう通りがあって、そこにちんまりとした店がありました。
とてもGAFAの一角を担う大手メーカーの店とは思えません。
中に入っても奥行が余りない場所でした。

今回行ったのは、先日書いたiPod touchの故障。
バッテリーを交換して数年くらいはまともに動いていたのですが、最近、バッテリーの減りが早くなり、遂には充電ケーブルを抜くと、OSが起動すると言う状態に陥りました。

充電ケーブルを挿すと安定するのですが、抜くと直ぐにアウトになります。
充電中はバッテリーが100%を差しているのに、抜くとあっと言う間に10%台に落ちます。
これはバッテリーがへたったと言うか完全にアウトになったなと言うことで、修理依頼をしに行こうと思ったわけで。

Appleのページに行ったら、持込み修理とセンドバック修理が書かれていたのですが、iPod touchは既に終売なのでセンドバック修理はありませんでした。
最寄の修理センターとして、アリオ川口のヤマダ電機があったのですが、予約が必要みたいで、最速予約で火曜日とあって、これじゃ間に合わない。

今日だと池袋のビックカメラが空いていたのですが、これも朝しか予約枠が空いてない。
別の修理窓口として指定されたのは横浜の家電量販店で、そんなところに行けるか、と。

ダメ元でApple Storeの予約枠を見たら、12時過ぎから予約が出来るとありました。
灯台下暗しでしたね。
で、Apple Store銀座に行って来たわけです。

修理窓口が判らなかったので、1階にいた店員さんに修理窓口の場所を聞いたら3階とのこと。
狭苦しいエレベータで3階に上がると、予約時に発行されたQRコードを求められ、それを読み取ると、待ち席に案内されました。
もう1時間遅かったら、待ち行列が凄いことになっていたので、昼過ぎの予約で良かったです。

予約時間になったら女性の店員さんが来て、先ずは状況確認のヒアリング。
一旦それで受け付けて、また待たされます。
本修理の担当者はその後に来るようです。

待つ事暫しで、本修理の担当者さんがやって来て、症状を確認します。
販売中の機器の場合は修理対応になったり、修理出来ない保証切れのものだと購入し直しとか判断されるみたい。
iPhoneとかiPad、MacBookとかの製品だと修理対応をしてくれるのですが、Apple WatchやAirPodsみたいな小さな製品は修理対応せず、買い直しを勧められていました。
では、iPod touchはどうなるのか…。

当然のことながら、iPod touchは終売なので、故障修理はしてくれないそうです。
完全に在庫機種と交換と言う事にあいなりました。
恐らく、在庫機種と言っても、下取りや修理交換とかで交換したものをリファービッシュしたものなのでしょうね。
なので、どんな物が来るのかちょっと不安です。

終売機器で在庫がないと言う事で、1週間後に連絡が来るから取りに来いと言うことらしい。
ますますリファービッシュ品である公算が高くなりました。
ちなみに、その際に古い機器との交換だそうです。
まぁ、終売品で部品も無い機器なので致し方ないのですが、音楽だけを聴くためにiPod touchを持っている人も多いらしいから、Appleでも取り扱っているのでは無いかと思います。

出来れば、後継機種を出して欲しいのですけどね。
iPhoneほど多機能で無くても良いし、iPadほど大きく無くて良いので。
Jobsならどんな判断を下しただろうか、と思ってしまいます。

帰りは銀座のホコ天を北上して、中村屋でパンを買いましたが、赤羽で買うよりも倍近く掛って、銀座すげーとなりましたとさ。
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働けども、働けども [日記]

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今日も会社。
好い加減、仕事をセーブしたいのは山々なのですが、情勢がそれを許してくれず、今日も帰ってきたら22時です。

で、何処かの国の政府はその国の国民を虐めるのに躍起になってます。

たった4万円ぽっちの減税なのに、給与明細に「減税額」と明示しろと。
給与明細に記載するシステム改修費や人件費は、ちゃんと支払ってくれるのでしょうか。
かなり阿呆らしい話だとしか言い様が無いです。

正直、サラリーマンで給与明細を開く人がどれだけいるのやら。
だって、今時、大企業だと殆どが電子帳票ですから、一々システムに入ってまで、給与明細を開く人はいません、はい。

ましてや、たった4万円ぽっちの減税で、「増税メガネ、有り難や有り難や」なんて思う人がいたら、相当なマゾだと思いますよ。
まぁ、今の彼の国の国民は選挙に行く気が無い人が殆どなので、尽くマゾでしか有りませんが。

高齢者の定義も5歳上がるそうですね。
そのうち、70歳が75歳になり、80歳になり、100歳になったら年金を支給しますと言う事になるんじゃないでしょうか。

その頃には、色んな所に我々が積み立てた年金は虫食いされてしまって、殆ど滓しか残ってないんじゃないかなぁ。
まだ、今の60代は逃げ場(最悪でも繰り上げ支給)があるから良いけど、50代から下は完全に逃げ水のように、自分のお金が消えていくのを指をくわえて見ているだけだったりするのでは無いでしょうか。

正直、60歳になった国民が一斉に繰り上げ支給を申請したらどうなるんでしょう。
14兆円の年金基金があるから100年安心なんて言ってましたけど、実態はどうなっているのやら。
これでは益々若者は海外に出稼ぎに行って、そのまま帰ってきませんよ。

そう言えば、「教員働かせ放題」の給特法改正を打ち出した中教審の答申に、早速罪無能省が牽制球を投げたそうです。
「そんな財源、わが国にはない!」だとか。

恫喝は良いから知恵くらい出せよ、と言いたい。
そのために糞高い給料を国民は支払っているんだから。
国民から搾取するだけの知恵しか無いのだったら、その国の政府は不要ですよ。
正直、主権者、雇い主たる国民を蔑ろにしている訳だから。

公務員というのは偉ぶってはいるけれど、本来は国民の方が上です。
カスハラとかそんなんじゃなくてね。
議員だって同じ。

そもそも国の主権者は国民ですから。
法律も憲法も蔑ろにして、人治の国にした人間達が改憲を叫ぶこの矛盾、片腹痛いと思いますけどね。
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帰れない [日記]

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今日も遅くなったので、駒込経由で帰ろうと思ったわけで。
山手線に乗ったは良いものの、何時もの様に後続電車が大幅遅れとかで、主要駅で時間調整を繰り返し、後続の京浜東北線に抜かれました。
だったら、王子で乗り換えれば良かった。

そして、駒込に到着して、南北線の駅に慌てて行ったら、王子神谷行きがやって来ると言うね。
当然、後続の浦和美園行きは混むのが判っているのにも関わらず6両編成。
結果、鳩ヶ谷まで座れず、何か損した気分になりました。

さて、私は家に帰れましたが、山口であった花火イベントで、観客の多くが最終の新幹線に間に合わず、駅で一夜を明かしたと言うニュースがヤホーニュースに出ていました。
「最終の新幹線」と言うのが、危機感が無さ過ぎだなぁと思った。

スタダのアイドルもよく野外ライブをしています。
えびちゅうの場合は大体交通不便なところでやるので、ライブではバスツアーが組まれます。
勿論、愚図愚図していたら置いて行かれますが、先ず置いて行かれることは無いです。
少なくとも、余程大事故があって渋滞が発生しない限り、幹線駅まではその日の内に行けます。

一方、ももクロの場合は、今迄運営が終了予定時刻をホームページに出していても、信用するモノノフはまずいません。
大体、MCの話が長くて、終了時刻がどんどん遅れます。
実際、先週のイベントだって終了時刻19時だったのに、終わってみれば20時前ですからね。

去年の春一だって、終わり20時と言われていたのですが、結局終わってみれば20時半。
それから規制退場があって21時、そこからバスに乗って福山駅に着いたのが21時半ですから東京行きの最終新幹線には絶対に間に合いません。

それを予期していたので、翌日仕事があった為に岡山まで行ってサンライズで帰ってきた訳です。
今回は何時に駅に着いたか判りませんが、野外イベントだと絶対に時間通りに終わるとは限らないので、余裕のない日程は考えずに、1泊する様にした方が良いのでは…。
大体イベントの時は宿が取れないと言うのであれば、山口なんぞという田舎(失礼)よりも、広島なり北九州と言った大都市の方がホテルが多いのですし、最終の新幹線を逃したとしても在来線は走っているはずですから、そちらに逃れても良かったのでは無いでしょうか。

また、もし時間に遅れそうだったら、イベントの途中でとっとと帰ると言う選択肢もあったはずですしね。
これについて、運営を非難するのはどうかと思うのですが。
野外イベントで、運営と会場側が充分に話し合ったのかなぁ。
余りにも準備期間が短かったのでは無いかと推察します。

イベントで地元にお金が落ち、良い印象を抱いてリピーターとしてまた来てくれるはずのファン達が、こんなことで悪印象を抱いて帰ると、今後のイベント運営や観光にも影響が出るでしょうね。
本当に残念なことをしたと思います。

交通不便なところでイベントをする場合は、運営もツアーを遂行するとか、宿を確保するとか、周辺大都市への宿泊を誘導するとか、最低限のことをするべきだったのでは無いでしょうか。
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初リハビリ [健康]

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今日は案件が佳境に入っているにも関わらず、敵前逃亡(苦笑)して、医者へ。
先ずはCPAPで、先月予約を入れていたのに、ギリギリまで仕事をしていたので、電車に乗ると間に合わないのが判明したため、慌ててタクシーに飛び乗って医者へ。
まぁ、確定申告でこの辺は還付対象にはなるので、領収書だけはしっかり貰う。

ところが、予約していたことを忘れられていて、未予約の人と同じ扱いをされ、結局1時間近く待たされました。
次の予約も訊かれなかったので、もう予約もせずに医者を後にします。

そして、例の数値は平均AHIは17.5から16.2まで下がって、一応、軽度の無呼吸症候群の扱いにはなります。
これが20超えたら重症な訳で。

平均睡眠時間も15分増えて5時間眠れているので、まぁ大分改善したと思います。
ただ、最近は高血圧気味なので、ちょっとそこだけが心配です。
体重は完全に横這い(笑。

で、CPAPを終えて慌てて地下鉄に乗り込み、鳩ヶ谷に向かいます。
CPAPのところで無駄な時間を費やしたので、リハビリに行けるかどうか微妙な時間でした。
早めに終われば、余裕を保って行けたのですが、医者の終わりは18時、駅に着いたのが17時40分。
幾ら駅から徒歩5分とは言え、前の医者みたいに30分前に受付を終わりだったら万事休すです。

幸い、受付を断られることがありませんでした。
今回は、新しい医者での初リハビリです。
今の処、腰の方は調子が良いので、主に頸椎の方にリハビリが集中します。

先ずは低周波治療。
家庭用の低周波治療器を大きくしたもので、今迄はやったことが無い。
電極を背中と首にくっつけての治療。

マッサージ機と同じで、血行をよくするために、色んな動きをしてくれます。
やってみたのですが、最初はちょっと弱かったみたいで、直後にちょこっと強くしてくれました。
もう少し強くても良いかも知れないですね。
今迄はホットパックだけだったので新鮮でした。

もう1つは牽引治療。
これは前にやっていたのですが、牽引をどれくらいでやっていたか聞かれて、確か20kgだなと思ったら、「それは腰の牽引の場合ですよ」と笑われてしまいました。

結局10kgで開始。
しかも、前の医者の時は上下方向にしか牽引しなかったのに、今度の医者の機械は三次元的な動きをするので、色々な所が伸ばせるような気がします。

これも少し弱く感じたので、3分後に14kgに変更。
かなり効果があるように感じました。
リハビリの最初と最後に状態がどう改善したかを聞かれたのはビックリですが。

薬の効果もあるでしょうが、リハビリの効果もそれなりにあるような気がします。
当面は投薬が中心ですが、少なくとも週1でリハビリには通った方が良いのでしょうね。
ただ、やるとすれば平日が良いのかなぁ。
やっぱり週1は在宅勤務にした方が良い様に思えました。
土曜日に診察と共にリハビリを受けるのは結構早起きしないと駄目なので。
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