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5時間パック [旅行]

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今日は親戚の葬式。
昨晩、ホテルに泊まったのですが、会場が三ノ宮駅の南側で、空港リムジンバスのバス停からほんの少ししか離れていないところでした。
こんなことなら、もっと近場に宿を取れば良かった。
大雨の中、えっちらおっちら大荷物を持って会場へ。
充分余裕を持ってホテルを出たつもりでしたが、結局ギリギリでした。

今日の葬儀は今流行りの家族葬です。
私の親の時は、葬儀屋さんの葬儀パックなんてのが無く、あれやこれやを指定して、会場を当時住んでいた県営住宅の集会所に設営し、職場の人も含め、大勢の人が出席したのですが、今はこぢんまりとした形で、身内だけがちょろっと来た程度です。

葬儀の会場も彼方此方に作られているので、会場確保や何やかんやをせずに済みますね。
そう言う意味では、結構楽なのかも知れません。
その葬儀場は、3階が葬儀の会場、6階が精進落としの会場、7階がセレモニーの会場と区分されている合理的なホールです。

先ずは3階の葬儀場に赴きます。
そこでおじゅっさんが来て、読経します。
うちは真言宗なので、坊主頭の本当のおじゅっさんがやって来るのですが、今日の葬式の宗派は浄土真宗本願寺派だったので、総髪の若い人がやって来て読経していました。

多分、親戚の菩提寺では無いと思いますが、よ~く考えたら、今は関東に腰を落ち着かせているので、以前の檀那寺とは縁が切れてるのですよねぇ。
いざとなったらどうしようかと考えていました。

法号の書かれた位牌が置かれていたのですが、お世辞にもうまい字とは言えませんでした。
まぁよく言えば味があるというか…。
法号にしても、大姉なり居士なりが付いているのでは無く、釋○○とか言うのも新鮮でしたね。

1時間ほどで読経、焼香が終わり、故人の遺品を棺の中に入れ、供花をバラして、棺の中に入れて最後のお別れ。
棺の蓋を閉めて、出棺です。

私の親の時は、みんなでえっちらおっちら棺を抱えたのですが、流石に3階からでは大変ですから、台車に乗せてエレベータで出入口に。
出入口から霊柩車までほんの10m担ぐだけで済みました。

でもって、最近は宮形の霊柩車は過去のものになりましたね。
赤い霊柩車シリーズも仰天してると思います。

焼き場まで霊柩車の後ろについて走るのは変わらず。
それにしても、4日で焼き場が良く取れたものです。
焼き場に着くと、おじゅっさんの読経があって、炉の中へ棺を収め、約1時間半。
その頃が丁度お昼時なので、一旦斎場まで戻って昼飯です。

お昼ご飯もちゃんとセットの中に入っていて、結構な品数の料理が出ましたし、お重では無く、天麩羅を会場で揚げるなど、暖かいご飯が提供されました。
この辺は随分進歩したなぁ、と思う。

ご飯が終わると、丁度焼き場に戻る頃合い。
また車で焼き場まで戻り、骨揚げ。
ガタイの大きな親戚だったのに、年寄になると骨も殆ど残っていませんでした。
特に頭骨は殆ど残りませんでしたね。

骨壺に御骨を入れて、最後に喉仏(これも親の時は仏の姿がちゃんと残っていたのに、バラバラでした)を骨壺に入れて骨揚げも終了。

三度斎場に戻って、初七日の法要。
おじゅっさんが法話をゴニョゴニョと言いますが、マスク越しなので何を言っているか聞き取れず、親戚の一人が「何言ってるかわからへん」と呟いたのが丸聞こえで、途中から声を張り上げてくれました。
まぁ、おじゅっさん読経はそれなりにいい声でしたけどね。

初七日の法要も無事終えて、葬式はお開きです。
10人ちょっとの出席者だったので、そんなに多くはなかったのですが、料理だとか花だとか結構掛ってそうに思いました。

最近は香典辞退と言うのも多いので、家族の持ち出しは如何ばかりか。
取り敢ず、急にこう言うのは発生するため、手許には幾らか現金を残しておかないと駄目ですね。
後はちゃんと積み立てておかないと駄目かなぁと思ったりしました。

本当に時間きっちり5時間程で終わったので、まるでベルトコンベアに載っけられた感じですが、これも時代なのでしょうね。
そして、帰りの新幹線はもう少し遅くなっても良いように遅めの時間を取っていたのですが、予定通りに終わったので、かなり待つ事になります。
と言う事で、新神戸で変更出来るか聞いたら、無手数料で変更してくれたのでラッキーでした。

それにしても、朝から動いて結構疲れました。
繁華街のホテルでしたが、防音構造では無かったので、繁華街の騒音がモロに聞こえて中々寝られませんでしたし。
耳栓が置かれていたのですが、それが置かれていたのが分ったような気がします。
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