SSブログ

さよならCanon、こんにちはEpson [パソコン]

画像

昨日ブログが書けなかったのは、遅かったのもありますが、ももクロちゃんのBlu-rayを引き取るためのQRコードを印刷しようとしたら、プリンタが「B200」コールを出した為、その修復に四苦八苦していたから。

「B200」が出ると基本的にこのプリンタは致命的なもので、センドバックした上、11,000円を支払って修理をすると言う話になります。
元々、こいつを買った値段が1万円ですから、修理代の方が高く付く。

それにしても、前は3年くらい使って壊れたから元を取った気がしたけど、今回は1年半ですからね。
全然元を取った気がしません。

以前使っていた機種に比べるとインキの消費量が異常に多く、下手すれば3回使っただけでインキが警告を出してきます。
因みに、前の同型機が壊れたのは質の悪い再生インキを使ってヘッドが目詰まりしたため。
じゃあ、純正インキを使っていこうじゃないのと思ったのに、同じくヘッドの故障でoutというのはどうなんだ、と。

ただ、今回の猛暑が引金になった可能性は否定できません。
何時も、夏はプリンタとかケーブルテレビの受信機とかを置いている窓のカーテンを完全に閉めていたのですが、7月はまだケーブルテレビの受信機側だけを閉めていただけでした。
プリンタ側の窓のカーテンが開けっぱなしだと言う事は直射日光がモロに入ってきて、本体が熱せられ、顔料インキが溶けて固まり、ヘッダを壊した可能性が高かったり。
普通の6月や7月だったらそんなに高温になることはないのですが、今年は異常でしたから。

最近、熱中症計と言うものを買って、書斎と寝室に置いているのですが、プリンタの置いてある書斎の室温は北向きの部屋にも拘わらず、帰ってきたら35〜36度と言う熱中症まっしぐらの状態。
夜でこれですから、昼間だったらどれくらいの気温になっているか推して知るべし。
でもって、黒い本体の内部温度は更に高温になっている可能性は否定できません。

取り敢ず、ググったらヘッダの故障というのが書かれていました。
ヘッダ単体も売っているのですが、壊れたものから取り外したものもあったりして、それでも大体9,000円。
交換して動かなかったら泣き寝入りです。
怖くて買えません。

更に調べていると、ヘッダーを外して洗えば何とかなるかも知れぬと言う情報が各方面に上がっていました。
外し方を調べて、四苦八苦して外したのですが、そんなにヘッドが汚れていることは無かったりします。
で、外したヘッダーを持って浴室へ行き、発泡スチロールのトレイに50度近いお湯を張って、静かにヘッダを付け、端子に水がかからないようにポンポンとヘッダをトレイの底に押し付けると、じんわりとインキが滲み出てきました。

それを何回か水を替えながら繰り返し、インキのにじみが出なくなった時点で、インキを補填する部分をお湯に浸けてインキを洗い落とします。
これを何回か繰返し、洗ったヘッダーの水を切ってざっと乾かし、更にティッシュペーパーで水気を拭き取り、更に残った湿気を無くすためにエアダスターで風を送ると。

そうして乾かした後にヘッダを取り付けたのですが、取外しはすんなり行ったのに、取付けには四苦八苦し、1回ちゃんと取り付けられたと思ったのにインキがきちんと嵌まらず、再度取り外してまた最初からやり直しするなど、生来の不器用さと相俟って、苦労しました。

結果、0時を越えてしまい、ブログを書いたりするのを諦めました。

電源を付けてこれで直れば良かったのですが、そうは問屋が卸しません。
B200は変わらず出続けました。
もしかしたら、接点復活剤を塗ることで解消できるかも知れませんが、ここで解消したとしてもこの高温状態が続くと、また同じ状態になるのは目に見えています。

結果、今回はインクが無駄になるのは承知で、Canonを止めてEpsonに乗り換えることにしました。
型落ち品だと1万円を切るのがあったのですが、インク代が安くて長持ちするecoタンクのものだと3万円以上するので、普段使いには余りにコスパが悪く諦めましたし、余り古いものだと直ぐにインクが廃番になる危険性もあったので、取り敢ず、最新鋭機を買うことにしました。
恐らく、明日か明後日には年賀状商戦用に新型機が出るので、型落ち品になっている前弩級艦みたいな状態だと思いますが…。

このプリンタは長持ちすることを祈るばかりです。
と言うか、安物プリンタはDIYで部品交換が出来る構造にして出来るだけ長く使えるようにしてくれませんかねぇ。
今回壊れたプリンタも、ヘッダーを交換しようとしたら、インク交換位置は微妙にストッパが当たってストッパを引き出せない状態になっていたし、ヘッダを取り外そうにも、本体上部が微妙に邪魔をして四苦八苦しました。

例えば、ヘッダの様な機関部の部品は出来る限り共用化して、簡単に交換ができる様にするだとか、単純な部品なので何年間かのモデルで共用化して長く生産する様にするとか、そうした部品は自社サイトで買える様にして、利用者が自分で修理できる様にするだとか、そうした取組みが有っても良い様に思います。
そうすることで、環境にも配慮できますし、ゴミの処理量が少しは減るのでは無いかと思うのですが。
nice!(0)