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ニワカ、翼を見つけに行く [音楽]

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昨晩は流石に睡眠導入剤を飲んで寝たので、途中目が覚めずにスッキリお目覚め。
ただ、余りゆっくりとは寝てはいられない。
今日はukkaのZeppツアー最終日です。
取り敢ず、夜がどうなるかよく判らない状態でチケットを売り始めていた頃だったので、昼公演をチョイス。
幸いにして、ニコ生で2部は配信してくれたので良かったです。
ついでに、山手線停電に巻き込まれずに済みました(苦笑。

鳩ヶ谷駅から電車で行こうと思ったのですが、丁度バス停に着いたら赤羽駅行きのバスが来たので飛び乗る。
お年寄りがゆっくり乗ってくれていた御陰で助かりました。
若者ばかりだったら間に合わなかった…。

で、赤羽駅からは新橋まで上野東京ラインで一直線。
新橋からはゆりかもめで青海へ。
今日の会場はZepp東京。
近隣に紛らわしいZeppダイバーシティ東京があるので、最初そこを目指して行きかけていました。
赤羽から埼京線に乗っていたら明後日の方に行くところでした。

会場に着いたのは開演の30分前だったので、急いで中に入った為、物販に寄ることを忘れていました…と言うか何処で物販をやっていたか分からなかった。
今日の席は1階前列右寄りのステージ側に近い端っこ席。
御陰様で今日は全員の表情がよく判る虫の目で見られました。

このZeppツアーではukkaは激震に見舞われます。
昨年末にワンマンホール公演を終えた直後に1人が脱退。
5人にフォーメーションを組み直したのも束の間、Zeppツアー初日札幌の後に、歌の中核メンバーである水春さんがスタッフと対立して脱退すると言う事件が起きました。

次の福岡公演まで僅か2週間で、メンバーも動揺している状態だし、ライブは迫っているし、歌割りも、またフォーメーションも大きな変更を余儀なくされます。
通常だとツアーは中止とか延期になるのでしょうが、その辺はスタッフの面子が掛かっていたからか、振り入れ1曲に10分程度しか掛けられない、通常なら絶対無理だろうと思う事をやらされたらしい。
2週間で建て直しなんて、今のエビ中ですら考えられないのでは無いかと思ったりする。
ばっしょーでも増員メンバーをステージに出すのに1ヶ月を要したのに。

今回は会場ごとに、各メンバーのフィーチャー曲が用意されているし、それぞれが中心になる公演だったのに、特に4人体制最初の公演をした川瀬あやめさんが可哀想でした。
しかも、更に悪い事にダンスの先生が福岡の後で辞めることになったと言う踏んだり蹴ったり。

福岡の後くらい、次の公演の間に少し間が空いたのですが、此の時に電気グルーヴのギュウゾウさんが仕切るギュウ農フェスと言うのにukkaは参加します。
これもニコ生で配信をしていましたが、その時はまだ完全に振りや歌割りが固まりきらなかったのでしょう、かなりミスが見られましたし、パフォーマンスもよくありませんでした。

その後、大阪、名古屋と公演を続けたのですが、此の時は配信が無く、こちとらも丁度体調を崩したり、コロナ禍で緊急事態宣言が出たりした為、全然パフォーマンスを見る事が出来なかったのですが、
漸く今日、そのパフォーマンスを目の当たりにする事が出来ました。

当然、ダンスも歌割りも変わっているので、どれだけモノにできているのかと言う点に注目していたのですが、今日の公演はほぼ完璧でした。
最初の緊急事態から3ヶ月とちょっとで、2回の公演や配信などを通じて持ち歌の整理が大分進んだのでしょう。
前にも増して凄いなと思ったのは、高校を卒業してアイドル活動一本に絞った村星りじゅちゃんと、高校に進学した芹澤もあちゃんの2人の覚醒と言っても良いくらいの成長です。

特に村星りじゅちゃんの成長ぶりは凄かった。
今迄余り出せていなかった声が良く通る様になったし、高音の伸びも良かったです。
恐らく、卒業後に自分に足りない部分は何かを考えていたのだろうな、と。
で、歌の部分を重点的に伸ばすことを選択したのでしょう。

彼女、真面目な子だから、ボイトレをかなり重点的に勉強したのだと思います。
結果として、今迄苦しそうに出していた高音が容易に出る様になり、歌声にも力強さが宿って来て、その部分に意識を傾ける、つまり、高音を出せるかどうかと言う不安が表情に出なくなりましたし、そうした不安を取り除く事で、他の部分に意識を回すことが出来る様になり、結果として全体のパフォーマンスが向上したのではないでしょうか。

今迄は先鋒川瀬あやめさん、次鋒として茜空さんが控えていたのに、更に村星りじゅさんが加わって、全体としてグループとしてのユニゾンや個々の歌の厚みが元に戻っています。

勿論他のメンバーも全体として向上しています。
ただ、村星さんの覚醒はグループとしてかなりのアドバンテージを得たのでは無いでしょうか。

しかし、歌唱力は底上げされたのですが、逆に低音を担っていた桜井美里ちゃんがいなくなって、りじゅちゃんが高音を担当すると、後はもあちゃんくらいしかいません。
この辺、ちょっと物足りなく映ったのですが、アレンジを変える選択はせず、メンバーを増やして対応する事にしたみたいですね。

9月に選出して、11月末の舞浜アンフィシアター公演でお披露目とか。
今回もエビ中同様に、オーディションで選出するそうです。
流石にメジャーデビューしているエビ中とは異なり、まだインディーズレーベルのukkaですから、どれだけの応募があるのかは分かりませんが、応募が少なければ、エビ中オーディションで漏れた子達にも声を掛ける可能性がある気はする。

結果として、中学生~高校生が2~3名入るのでは無いでしょうか。
そうなるとりじゅ氏ともあちゃんが教育係になりそうですね。

とは言え、色々と運営に文句を垂れたい気持ちはファンの中にあって、複雑な心境でしょうね。
今のままでも十分に戦えるでしょうが、更に上を目指すのならば、その意気や良しと思おうではありませんか。
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