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Youth [音楽]

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昨晩は睡眠導入剤を飲まずに寝てみようと思った訳で。
ここ数日、導入剤を飲んで寝落ちが結構続いていたので、これだったら無しでも寝られるのでは無いか、と思ったのですが甘かった。
3時過ぎまで目が冴えて寝られず、やっと寝られたと思ったら4時半に目が覚める。
その後も断続的に目が覚めて、殆ど寝ることが出来ませんでした。
その分、今日はコテンと寝られると思いたい。

運悪く、こう言う日に限って主治医の元へ行く日です。
最初のリハビリはすんなり終わって、処方薬を貰って、バスに乗ったのですが、途中のバス停で風体の余り良くないおっさんが顎マスクで乗ってきて、しかも咳をしやがるものだから気が気じゃありませんでした。
幸い、真上の冷気吹出し口から冷気が勢いよく噴き出していたので恐らく飛沫は後の方に言ったと思いたいのですが。

今後、ワクチン接種が進むにつれてこんな勘違いおっさんが出て来るのだろうなぁ。
街を歩く老人も、心なしかマスクを外す人が多くなった様に思えます。
あくまでも、ワクチンは症状を緩和するものであって、完全な防禦をする訳では無いのですけどね。

そんな訳で、主治医の元に行くと雨だし、給料日前だから人は少ないだろうと思いきや、何かの補助金の申請のためか、診断書とか市役所に提出するための書類を求める患者がワンサカ。
久々に3時間待ちを食らってしまいました。
水曜午後は半ドンだったのですが、此の日は生憎主治医が休みだったので行けずにいたのが運の尽き。

更に診察で、導入剤が欠かせないという話をしたら、う~んと考え込んで、「ちょっと後退してますねぇ」という話になって、処方薬が少し変わってしまいました。
再度戻って処方薬を貰いに薬局に行くと、その処方薬はここの薬局では扱ってない。
毎度のことながら、月曜日以降に入荷しますと言われてしまいました。
毎回二度手間三度手間になるので、掛かり付け薬局を変えるべきか。

その後、何時もの様にパンを買って、1,000円床屋で散髪するかと思って床屋まで行ったら、外まで人がみっちり並んでいて諦め、川向こうまでトコトコ歩いて何時ものヘアーサロンに行って刈上げて帰ってきました。
しかし、この前の成田詣でで全体に隈無く日焼け止めを塗ったのに、首の後が、恐らくカメラのストラップでこすれて日焼け止めが余り効かなかったのか、皮がめくれてきていたらしい。
いや、紫外線恐るべしです。

帰ってからは先月の写真整理の続きをしていたのですが、終わらなかったので、今日はNegicco姐さんのメンバーの一人である「かえぽ」ことKaedeさんのコンセプトアルバム『Youth-Original Soundtrack』の紹介。

Negicco姐さんはグループで活動している傍ら、最近ではソロ活動を少しずつしています。
先日はMeguさんが配信シングルを出しましたが、今度はKaedeさんがミニアルバムを出しました。
プロデュースと収録曲の殆どの作詞と全ての作曲、編曲は、カメラ=万年筆というバンドのメンバーである佐藤優介さん。
Kaedeさんは、メンバーの中で一番ソロ活動に力を入れていて(と言ってもNegiccoの活動を蔑ろにしているわけでは無い)、本格的なアルバムを何枚も出していてその中には堂島孝平さんがプロデュースした作品とかウワノソラの角谷博栄さんがプロデュースした作品とかもあります。

今回はミニアルバム、面白いのはそれが架空の映画のサントラという設定である事。
しかし、完全に架空かというとそうでも無く、MVがその世界観に沿った形で作られていて、もしかして、これは本当に映画のサントラとして作られたものでは無いかと言う錯覚を起こさせるものです。

最初が映画の序章とも言うべきピアノとチェロとパーカッションによる『lumiere』、次がKaedeさんが歌う、映画のタイトルバックになりそうな『夏の十字路』と続き、その次は映画の本編に入って、ピアノソロの背景にKaedeさんの朗読が入る『ウェザーリポート』…これは主人公のモノローグとでも言うべきか、そして、相手役のテーマ曲的な『malizia』、再び主人公の心の動きを詠んだKaedeさんのボーカルが入ったポップな感じの『化石採集』、それから再びKaedeさんの朗読が主人公の心の動きを表現する『フラグメント』と続き、更にヴァイオリンの二重奏で主人公と相手の絡みを表現したのであろう『olmo』。

そして、主人公と相手役の心情を歌ったと思しき劇中歌『生きる爆弾』。
この曲だけは作詞にムーンライダーズの鈴木慶一さんが携わっています。
何故、ここだけ鈴木さんに作詞を委ねたのか、ちょっと興味が湧きますね。
もしかしたら、この部分、佐藤さんは自分の詞ではこの心情の動きを表しきれなかったのかも。
鈴木さんの人生経験に詞を委ねたのかなぁ。

主人公の更に揺れ動く感情を表したKaedeさんのモノローグが入る『ルームナンバー』。

そして、地元に別れを告げて主人公が向った先は海外だった…のかも知れない。
映画のエンディングテーマである『Youth』には、冒頭に中国語(と言うか台湾語)の台詞が入ります。
その台詞が終わり、新天地で主人公が見つめたのは…郷愁?それとも故郷での彼女との思い出?。

何かアルバムを聴いているとこんな場面が思い浮かびます。
ジャケットは今は台湾に住んでいる絵本作家で漫画家の中田いくみさんが描いたもので、ちょっとドキッとするジャケットになっていて、アルバムの裏面はその絵の直前の状況を描いたと思われるMVのワンシーンが使われています。

MVはタイトル曲の『Youth』。

先述しましたが、まさにこのサントラの世界の一部を切出した様なコンセプトで、ショートフィルムとして出してもおかしくない様な作品になっています。
朴訥な雰囲気の2人の男の子と女の子が正にこの作品にぴったりです。


Youth - Original Soundtrack (初回生産限定盤) [CD+Blu-ray Disc]

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  • アーティスト: Kaede (Negicco)
  • 出版社/メーカー: T-Palette Records
  • 発売日: 2021/06/15
  • メディア: CD


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