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東の巨星墜つ [日記]

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今日も在宅勤務。
そして、ウィルス検知ソフトと格闘していました。
バージョンアップしたら、パターンマッチングのファイルが落とせない状態になっていて、新しいバージョンはダウンロード先がhttpsプロトコルに変わった為なのかしらと推定していますが、さてどうなることやら。

時に、小林亜星さんがお亡くなりになりましたね。
寺内貫太郎一家のけんかっ早い親父を演じて居られて、息子役の西城秀樹と取っ組み合いの喧嘩をしていると言うのが印象に残っていますが、それよりも何よりも、日本の音楽史に残る数々のヒット曲を手がけていた作曲家でもあります。

今は昔になりましたが、レナウンの「ワンサカワンサカ」とか建具メーカーの「ぱっとサイデリア」とか、日立グループの「この木なんの木」とか、曲を聴けば聞いたことが有ると言う曲ばかりで、よくもまぁこれだけのCMソングを作り上げたもんだなぁと素直に驚いてしまいます。

また『北の宿から』の様な演歌、『魔法使いサリー』やら『ひみつのアッコちゃん』の様なアニメソングや特撮ソングに至るまで、正に八面六臂の活躍でした。
私の子供時代は正にテレビが全盛を迎えた時代で、日曜ロードショーでは必ずレナウンのCMが流れていたのを覚えていますし、報道特集では「ぱっとサイデリア」が流れていましたっけ。
そして、UHF局では古いアニメの再放送で『魔法使いサリー』なんかが放映されていて、何度も納戸も見た記憶があります。
子供の頃に、都はるみ並に小節を付けて『北の宿から』を唸ったのも良い思い出です。

前にも書きましたが、最近では音楽が消費される時代になってしまい、サビがどんどん短くなっているそうです。
流して聞く曲が多くなり、1回聞くと耳に残る詞が無くて、ヒット曲が中々生まれづらい状態になっています。
恐らく、詞よりも曲、あるいはフレーズに注力した為では無いかと思ったりする。

曲として聞くのでは無く、コンテンツとして消費されてしまうから、今後、こうしたヒットメイカーは生まれないのだろうな。
寂しい時代になりましたね。

東の巨星が小林亜星さんだとしたら、西の巨星はキダ・タローさんですね。
キダ・タローさんも最近曲を聴きませんが、お元気なんでしょうか。
まぁ、この人は常に怪気炎を上げている様な気がしますけれど。

兎に角、ご冥福をお祈りいたします。
それにしても、私の子供時代の思い出を作った人達がどんどん鬼籍に入ってしまうのは一抹の寂しさを感じざるを得ませんね。
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