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世界の絶景空港撮りある記 [読書]

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今日は在宅勤務。
明日は出勤なので、まるで一頃の阪神のような斑模様シフトです。
外は真夏日でしたが、今日も筋肉痛のため、どこにも行かずにのんびり予定を熟しました。

さて、ここ数ヶ月通勤中に読んでいた本。
流石に、週1だとペースが上がりません。
『世界の絶景空港撮りある記』(チャーリー古庄著/イカロス出版刊)

ギネスにも掲載されている、世界でもっとも多くの航空会社に搭乗した記録を持つ写真家で、テレビなどにも何度も顔を出していて、好きが高じて成田空港の側に住んでいると言う、ある意味羨ましい、趣味と職業が一致している人です。

とは言え、この御時世、今年は全然海外への撮影行に行けてないので、本を出したり、カメラ講座をしたりして糊口を凌いでいらっしゃいます。

これもそんな本。
今迄に著者が巡った空港の中で、特に印象深い空港を取り上げて、思い出話を書いてみたり、写真を掲載してみたりしています。

旅客機を撮っている人にとっては、一度は訪れてみたい空港、勿論これらは海外の空港ばかりですが、が掲載されています。
最近外に出る機会が少なくなっていて、海外の空港の生中継を見る事も多いです。
殆どが欧州の空港、オランダのスキポール空港とか、英国のヒースロー空港とか、ポルトガルのリスボン空港とか、スペインはカナリア諸島の空港とか、チェコのプラハ空港、変わったところではグリーンランドのヌーク空港からも中継があります。

この本では、テレビでもよく取り上げられる、カリブ海に浮かぶオランダ領の島にあるプリンセス・ジュリアナ空港とか、欧州のプリンセス・ジュリアナと呼ばれるギリシャのスキアトス空港、人工地盤の上に無理矢理空港を作ったポルトガルのマデイラ空港などが先ず取り上げられています。
何れも、目を見張る特徴のある空港ばかりで、お金と暇さえあれば行きたいなぁと思うような空港ばかりです。

かと思えば、普通の空港、ロンドン・シティ空港とかJFK空港、シドニー空港や香港国際空港なんかも取り上げていて、奇を衒った形の本になっていない、あくまでも著者が訪れて撮影していて楽しいなぁと思えるような空港を取り上げています。

勿論、海外の空港では英国やオランダ、ドイツの様に飛行機の撮影に寛容な国もあれば、軍事施設にも通じるとの理由や、望遠レンズが対空ミサイルに見えるからテロリストに間違えられて警官や治安部隊の人間が駆付ける物騒な空港もあります。

さり気なくそうした情報も織り交ぜて、どんな飛行機がどんな感じで撮影出来るかと言うのを、作品で示してくれていて、海外の空港での撮影についてのノウハウも公開している様な感じの本になっています。

写真を見て楽しむも良し、憧れの空港に思いを馳せるも良し、珍しい空港の建物や飛行機にビックリするも良し、色んな見方をして楽しめる本です。

コロナ禍さえ収まってくれたら、あらゆる場所に行けるのですけどねぇ。
下火まで程遠い感じですから、暫くはこうした本を読みながら、想像の中で旅行を楽しむ様にするしかありませんね。

世界の絶景空港 撮りある記

世界の絶景空港 撮りある記

  • 作者: チャーリィ古庄
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2020/12/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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