SSブログ

代替機 [パソコン]

CES_A330-300_6096_0015.jpg

結局、昨日バラしたDellのノートパソコンはディスクまで認識しなくなり、どうやらリカバリが必要になりそうな勢い。
ならば、いっその事入院させようと考えて、明日Dellに電話しようと思います。
ただ、相手が中国人なので、日本語が通じるかどうかが心配ですが。

そんなわけで、代替機を持ってくることにしたのですが、VAIOくんはバッテリーをリフレッシュしないと動かないし、タブレットはメモリーが少なくて動かないし、デスクトップを使うには寝室ではなく、書斎にいないと駄目。

秋葉原に昼間に行くのならもう少し吟味できたかも知れませんが、夜だったので適当な家電量販店に飛び込んでみました。
言うても、そんなに資金は無いので、出して30Kまで、行って40K。
50K以上なら、DynaBookやHUAWEIなどのまともなパソコンがありますが、流石にそこまでの費用は出せないので。

DellのUltrabookは一番安いのですが、ディスクがeMMCで問題外。
Lenovoはどでかい上にHDDなので重い。
食指が動きましたが、液晶の画面が少し見難く候補から落ちました。

なので、50Kに予算を増やさないといけないかと考えてHUAWEIのを検討。
液晶もまずまずだし、CPUもRyzen5なので、そんなに違和感は無い。
ふと脇を見るとASUSのViVoBookが置いてあった。
画面は綺麗だし、去年の夏モデル、ドライブはSSDで256GBだし、何より安い。
ただ、CPUはAMDE2-7015だし、メモリーは4GB以上増やせないので、かなり性能は低いと考えないといけないが。
結局、在庫もあったし値段に負けてこれを購入。

ちなみに、1年後のモデルで80KもするのにCPUとメモリーが同じ、ただ、Officeが入っているかどうかの違いのものもありました。

大体1ヶ月程度の代替使用なので、そんなに使えないものでは無いと思いたいです。
本当は、AcerとかHPの新製品の方を買いたかったのですけどね。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

何かに取り憑かれたのかも知れない [日記]

CES_A330-200_6123_0004.jpg

只今バックアップソフトについて中国の人と遣り取り中。
中々先に進まないわ。
でもって、Dellのパソコンは分解した拍子に増設用SATA用のHDD-FFCケーブルが死んだようです。
せっかくスピーカーが復活したというのに。

有料で部品だけ取り寄せることが出来るのだろうか。
無理だったら泣くしか無いなぁ。
それこそ、3万円くらいのノートパソコンでも買ってこようかしら。

どうもこのDellは呪われているのでは無いだろうかと言う感じがするし。
なので、今日はここまで。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

階段に猫がおんねん [ひとりごと]

CES_A330-200_6122_0008.jpg

先日トラブったノートパソコン。
昨日バラして、中にあったメモリーを外し、増設したSATASSDを外し、Intelの無線LANカードを交換して、筐体を元に戻して、と。

一息ついて、取り敢ず寝室で使うためにブラウザを起動しようとしたと思いねぇ。
最初に起動したらメモリーが少なくなっていたのでBIOS設定が起動した訳で。
何となく、BIOSの設定がおかしくなっていたら嫌だなぁと思い、一旦、Deault設定に戻しました。

これで再起動。
起動したらいきなり音がジャジャーンと出てビックリです。
それまでそよとも音が出てなかったのに。

恐らく、BIOSを初期化したことでサウンド関係のどこかが戻ったと思われます。
ただ、BIOSにサウンド関係の何かがあったのかも知れません。
先日、BIOSのバージョンアップをした際にどこかを触ったか、あるいは部品を交換したときに色々無理が来たのかも。
言うてもそんなに無理をする部分は無い筈なのですが。
強いて言うなら、WiFiカードくらいかなぁ。

明日は在宅勤務なのですが、サポートにメールでセンドバック修理のキャンセルを申し込んだのに、何の反応も無いのがこわいです。
予定では明日の午前中に佐川急便のおっちゃんに来て貰う事になっていたので、申し訳ないのですが、明日来たら、アイスキャンデーの1本でも渡して労おうと思います。

一度引き取って貰って完全体になって戻ってきてもらうと言うのもありですが、工場に戻した挙げ句に有償修理だと目も当てられませんから。
今の状況だと修理に2~3週間掛かるらしい。
それなら、Ryzen7の4000番代の筐体を購入しても良い様な気がします。

代替機として元々寝室で使っていたVAIOくんを久々に引っ張り出したら、バッテリーが完全放電してしまって全く電源がつきませんでした。
これを交換したのはバッテリーが完全にアウトだったのもあった訳ですが、毎日充電していたために問題なく使えていたみたいです。
3ヶ月使わずに箱に入れっぱなしだったらそりゃ放電しますわな。
これもあって、センドバック修理にはしたくない訳です。

そんなこんなで今日は会社へ。
結局、CPAPの医者に行くために早退けして帰ってきました。
今回の平均AHIは18.2と、前回の18.8よりは微妙に改善。
平均使用時間はちょっぴり増えたのですが、流石にこの暑さです。
最短使用時間が7分ちょっとと記録されていました。

これ以上、圧を上げても寝苦しくなるだけなので、当面はこれで様子を見る事になりました。
機械自体は20気圧まで上げられるポテンシャルは有していますが、人間がそれに付いていけませんからね。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

謎トラブル [パソコン]

CES_A330-200_6121_0003.jpg

今日も体調不良…と言うか昨日色々あって寝られなかったので、かなりの寝不足もあり在宅勤務。
正直、家に籠もって良かったです。
出掛けていたら山手線の遅れとかに巻き込まれて嫌な感じでしたから。
予定では、明日とかにはCPAPに行かないといけないのですが、どうもそんな暇が無さそうな今日この頃です。
昨日休んで、今日在宅勤務して、明日医者で早退けしたら何言われるか…。

さて、昨日寝られなかったのは何故かと言えば、先日購入したDellの最強ノートパソコンが原因。
一昨日、バックアップをしたのですが、そのバックアップソフトが起動しなくてハングアップ。
仕方なしに再起動したら、そこから音が出なくなりました。
復旧前に戻そうとしたのですが、上手く戻らず。

バックアップからレストアしようとしても、外付けディスクはおろか、内蔵ディスクすら認識してくれない。
Windows10 Professionalにしているから、自動でBit lockerが掛かってしまい、どうやらそれが原因で上手くディスクを読んでくれないようです。

復旧を諦めて、ドライバを更新。
でも音が出ず。
試しにイヤホンジャックを挿してみるとちゃんと音が出る。
何が何やらさっぱり分からず、仕事をしながらブートメディアからDellの初期状態に復旧。
それでも同じ。

それなら、と、システムディスクを初期化してインストールしたのですが、ここで大ボケ。
Windowsを起動したら、何故か2つのOSが上がる事になってしまいました。
何を考えたか、M.2SSDでは無く、SATAのSSDを初期化してしまったらしい。
いや、やっちまったぜ。

幸い、一昨日の時点でデータバックアップを取っていたのですが。
ここまで来てもスピーカーから音が出ないのなら、もうハードの故障しか考えられぬ、と言う事で、サポートにお電話。

アジア系の人が出て、ドライバを更新しろという。
Dell純正のものを導入していなかったので、Dell純正をダウンロードして適用…したものの、症状変わらず。
それで駄目なら、クリーンインストールしろという。
で、先ほどと同じく今度はM.2SSDを間違えずに初期化してインストール。
やっぱり駄目。

結果、センドバック修理になりました。
ただ、うちのパソコンは色々と弄っているのでセンドバックの前に元に戻さないといけません。
メモリーを戻して、無線LANコネクタを戻して、SATAのSSDを取り外して…としないと駄目ですが、螺旋がゆるゆるだから若しかしたら、有償修理になるかも、です。

まさか、スピーカーが壊れるとは思いもよりませんでした。
中を開けたついでに、スピーカーのコネクタを挿し直したのですが、変わりなし。
若しかしたら、この暑さで窓際に置いていた筐体に熱変かなにかが生じて、スピーカー部分のコネクタか回路、線の何れかが断線したか壊れた可能性が高いです。

正直、寝室で使っているだけですから、また老兵のVAIOくんを一時的に引っ張り出せば良いだけの話なのですが、困ったものです。
それにしても、買って3ヶ月で故障するとは思いもよらず。
何か呪われているんでは無いでしょうかね。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

成田詣で-梅雨明け(その2) [飛行機]

CAL_B777-300ER_18055_0013.jpg

今日は軽い熱中症らしく、朝出かけようと着替えるときに眩暈がして、ちょっと熱もあったのでお休み。
終日寝ていました。
ただ、今でも少し熱っぽいので完全に熱中症が引いたわけでは無いです。
外に出ていたら完全にグロッキーになっている可能性無きにしも非ずです。
明日も暑いようなのですが、在宅にするか、出掛けるか迷うところです。
まぁ、現実逃避するならもう1日休むという手もありますが(苦笑。

で、今日もこの前の成田詣でを貼り貼り。
今日は枚数が少ない。

Singapore AirlinesのB.787-10。
SIA_B787-10_SCN_0005.jpg
昨日の逆方向。

PeachのA.320-200。
APJ_A320-200_04VA_0004.jpg
元VanillaのA.320-200。

ANAのB.777F。
ANA_B777-200F_772F_0012.jpg
離陸は初撮り。

KLM-Royal Dutch AirlinesのB.777-300ER。
KLM_B777-300ER_BVI_0014.jpg
着陸は初撮り。

Swiss International AirlinesのB.777-300ER。
SWR_B777-300ER_JNG_0004.jpg
初撮りの機体。

Polar Air CargoのB.747-400F(SCD)。
PAC_B747-400F(SCD)_453PA_0011.jpg
こちらサイド転がりは3年ぶりの撮影。

ANAのB.767-300F。
ANA_B767-300F_604F_0037.jpg
こちらサイド離陸は初撮り。

FinnairのA.350-900。
FIN_A350-900_LWF_0010.jpg
こちらサイド離陸は3年ぶりの撮影。

枚数は少ないのですが、そもそもの便数が少ないので仕方なしです。
nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

成田詣で-梅雨明け(その1) [飛行機]

CAL_B777-300ER_18053_0009.jpg

今日も暑くて伸びていました。
冷房掛けて、サーキュレータを掛けてやっと落ち着いたので、来月の電気代がこわいです。
それでも、先月の電気代は不思議と去年より少なかったりする。
何でだろう。

で、今日はエビ中のオンラインライブでしたが、すっかり忘れていて、アーカイブで視聴することになりました。
アーカイブがあるから何時でも見られるというので、会場に足を運んでこの目で見るという行為が無く、すっかりリアルタイム性が無くなってしまうのが困るところです。
単にものぐさなだけと言う話もありますが。

ものぐさと言えば、8月頭に行った成田詣での写真を、今頃になって整理し始めています。
まぁ、先月に行った成田詣でがやっと整理出来たというのもありますが、放置しすぎ。
てな訳で、まだ8分の1しかできていない釣果を貼り貼り。

Air CanadaのB.777-300ER。
ACA_B777-300ER_FNNU_0003.jpg
成田経由の上海貨物便で、日本には2年ぶりに飛来。
なので勿論、初撮りの機体。

Atras Air CargoのB.747-400F/ER/SCD。
GTI_B747-400F(SCD)_445MC_0010.jpg
こちらサイド離陸は3年ぶりの撮影で元大韓航空機。

PeachのA.320-200。
APJ_A320-200_814P_0016.jpg
こちらサイド離陸は6年ぶりの撮影。

Cargolux ItaliaのB.747-400F/SCD
CLX-B747-400F(SCD)_SCV_0003.jpg
初撮りの機体で、元々本社で使っていたもの。

JALのB.787-8。
JAL_B787-8_837J_0017.jpg
今年3月に撮影しに行った聖火輸送機。
延期になったので、特別塗装は剥がされてしまいました。

PeachのA.320-200。
APJ_A320-200_811P_0018.jpg
こちらサイド離陸は3年ぶりの撮影。

Polar Air CargoのB.747-8F。
PAC_B747-8F(SCD)_851GT_0016.jpg
着陸は初撮り。

UnitedのB.787-9。
UAL_B787-9_26971_0002.jpg
成田経由中国行きで一昨年1月受領。初撮りの機体。

ANAのB.747-300ER(BCF)。
ANA_B767-300ER(BCF)_8664_0038.jpg
こちらサイド離陸は5年ぶりの撮影。

FedExのB.777F。
FDX_B777-200F_851FD_0005.jpg
これも5年ぶりの撮影。

同じくFedExのB.777F。
FDX_B777-200F_865FD_0007.jpg
こちらサイドは初撮り。

Singapore AirlinesのB.787-10。
SIA_B787-10_SCN_0002.jpg
去年9月受領の新造機で初撮り。
場所が先っちょなので、バックしか撮影出来ず。

中国貨運航空のB.777F。
CKK_B777F_2077_0008.jpg
こちらサイド離陸は初撮り。

JALのB.787-9。
JAL_B787-9_876J_0007.jpg
これもこちらサイド離陸は初撮り。

取り敢ず、今日はここまで。
nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

午前0時のシンパシー [音楽]

CAL_B777-300ER_18052_0008.jpg

今日はリハビリの医者も盆休みだし、成田詣でにでも行こうかと思っていたのですが、昨日が遅かったのと、36度と言う気温予想に完全に怖じ気づいて引き籠り。
以前、思い切り高温注意報な状態で成田に行って、熱中症で翌日完全にグロッキーになっていた事が有ったので、恐らく今日行っていたらそうなっていたでしょう。

そして、今日は敗戦の日です。
個人的にはどうも「終戦」と言う言葉に違和感があります。
確かに戦争が終わった訳ですが、そもそもこの戦争を始めたのは日本です。
この戦争が終わったときには日本の敗北で終わった訳ですよ。

なので、本来ならば「敗戦」という言葉を使わないといけないのでしょうが、その辺往生際が悪いと言うか、プライドが邪魔をしたのか知りませんが、「終戦記念日」なんて言う言葉に置き換えている訳で。
そうして戦争を始めたことを無かったことにしようとしているのでは無いかなぁと思うわけです。
インパール作戦の記事なんか見ても悲惨ですからね。
その反省が全く活かされていないのが、今の状況を招いているのでは無いか、と。

それは扨措き、日中は温和しく引き籠り、クーラーがガンガン効いている部屋の中で手足の爪を切って、お盆の送り火をやって、日が落ちてからもぞもぞと動き始め、掃除機を掛けて、掃除機のゴミを取って、それから運動がてらスーパーまで行って色々と買いそろえる。
明日も高温状態なので、明日も引き籠もることになりそうです。

で、昨晩は遅く帰ったのでYouTubeのチェックが0時過ぎになっていたのですが、丁度0時にNegiccoの新曲MVが公開されていました。

『午前0時のシンパシー』というタイトルの曲で、一十三十一さんの作詞と作曲、補作としてPARKGOLFさんが参加して編曲もPARKGOLFさんが行っています。

Negicco姐さんの曲のイメージと言えば、初期の頃はキャピキャピしたものが多かったのですが、年と共に落ち着き、どちらかと言うとノスタルジックなメロディーラインを多用している感じがありました。

そうなると落ち着きのあるメロディーラインを極めることになるのかな、と思っていたのですが、今回の新曲はNegiccoのラインナップの中に今まで無いものでMV共々かなり攻めているなぁと言う印象。
メンバー3人中2人が結婚すると言う環境の変化の中で、変わっていくと言うのがキーワードになっている様な気がする。
一十三十一さんと言うポップな感じの歌を作る人と組んだのは、新たな展開を模索しているのかしら。

先日の私立恵比寿中学のファミえん曲もそうですが、新陳代謝の激しいグループでも無い限り、同じ路線の曲を同じ様に歌うのは無理があります。
その時代時代を読んで、絶えず進化することが求められるのかな、と。
その進化を止めてしまうことは、グループの歩みを止めることでは無いか、そうなると、グループは解散するしか無いのかな、と思ってみたりする訳です。

MVに関しては、個人的にはかなり好き嫌いが分かれるのかなと思いましたね。
Negiccoのイメージはかなり陽です。
そこを敢えて陰を出す様な映像にする(まぁ撮影自体が夜ですが)事で、彼女たちのミステリアスな雰囲気を醸し出しているのもあったり。

まぁね、一十三十一さんは昔から結構好きで聴いていたので、Negiccoに作品を提供してくれて嬉しいなと言うのが私の素直な感想です。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

名古屋鉄道車両史下巻(戦後復興期から平成の終わりまで) [読書]

CAL_B777-300ER_18051_0002.jpg

それにしても、仕事が次から次へと湧いて出るのは何故なんだろう。
ここんとこ毎月25時間超えの残業で、先々月は40時間。
流石に身体が悲鳴を上げています。
また、病院に逆戻りすることになるのでは無いかと気が気ではありません。

さてここ最近、寝室で読んでいた本の紹介。

『名古屋鉄道車両史下巻(戦後復興期から平成の終わりまで)』(清水武・田中義人著・柚原誠監修/アルファベータブックス刊)
前回紹介の上巻に引き続き、戦後から現在に至るまで、名古屋鉄道で利用されていた車両の歴史を紐解いた本です。

先ずは敗戦後の混乱期から1955年までの10年間に導入された車輌群。
空襲で一部の車両が壊滅的な打撃を受けた名鉄のうち、岡崎市内線にはN電を購入して路線に投入し、国からは国鉄の63形の割当を受けました。
関東私鉄を中心として、この63形は各地で重宝されたのですが、名鉄にとってはその大きな車体が仇となり、短命に終わっています。
これに変えて、小型車を多数中小私鉄に放出しますが、この取引は分が悪かったようです。
最終的には、運輸省規格型と呼ばれた電車を増強して割り当ててもらい、これらの63形は小田急と東武に引き渡されました。

世の中が落ち着いてきたら、優等列車を中心にカルダン駆動の車両が各社で多く現れます。
名鉄でも、モノコック構造で全金属製車体を構え、全電動車とした5000系、それを量産仕様に変更し、冷房装置を搭載した5200系が現れました。
その後、これらの機器を流用した車体更新車両が順次登場しますが、最近廃車されたのは記憶に新しいところです。

更に新時代を拓くように、パノラマカーと呼ばれた7000系系統が登場します。
名鉄と言えば「パノラマカー」、「赤い電車」と言うイメージを形作った車両です。
これは経営陣の1人が欧州視察に行った際、イタリアの電車に感銘を受け、「うちにもこうした電車を走らせろ」と、運行サイドに捩じ込んだのが最初。
ただ、この成功体験は後に足枷となり、特に特急政策についてはかなりの混乱が発生して、この本でも歯に衣着せない論調で批判されています。
著者が名鉄OBの割には、経営陣の批判もこの本は多いです。

一方、こうした新型車とは別に、戦前からの木造車体の吊り掛け車も多く存在しています。
関西私鉄では南海を除けば、早くにこうした車両は淘汰されたのですが、関東私鉄やこの名鉄では、最近まで車体更新をしたとは言え、「うぉーん」と大きな音を出す吊り掛け車が存在していました。
瀬戸線や郡部線にはこうした車両が多く存在していましたが、中には車両不足のために、1975年になってもまだ東急から購入した吊り掛け車両があったりします。
本書では、この来歴を丹念に資料を追って纏めているので、かなり分かりやすくなっているように思えます。

この他、岐阜周辺の600V線区の車輌群や吊り掛け車を淘汰するために投入された新性能車、最近のセントレア開港やバブル時代に投入された特急車両など全ての車両を網羅しています。
また、電気鉄道を名乗っているにも拘わらず、高山や立山に乗り入れる為に製造された気動車急行(後の特急)、末端線区の経営改善の為に投入されたレールバスやLEカーについてもきちんと取り上げていますが、後者については、路線の実態を考えずにメーカーの宣伝文句に乗って導入した為に、かえって効率が悪くなった、と批判的な論調で書いています。

そんな感じではありますが、末尾の資料は上巻同様に充実しているので、1冊持っていても良い本では無いかと思いますね。

名古屋鉄道車両史 下巻(戦後復興期から平成の終わりまで)

名古屋鉄道車両史 下巻(戦後復興期から平成の終わりまで)

  • 出版社/メーカー: アルファベータブックス
  • 発売日: 2019/08/27
  • メディア: 大型本



nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

在宅勤務の掟 [日記]

CAL_B777-300ER_18007_0001.jpg

今日も大荒れの天気。
朝晩は全然雨が降らずに滅茶苦茶暑いのに、夕方から土砂降りの雨で落雷があり、今年初めてうちは停電しました。
2階のネットワーク機器はUPSが付いているので少々止まろうが何しようか問題ないのですが、階下の機器はそんなものが付いていないので、UPSを買った方がいいかちょっと悩みます。

そうは言いつつ、今日は会社に出ていて良かったです。
丁度大事な会議の最中に停電した筈なので。

まぁ、上役との打合せですから少々トラブルで切れても笑い話ですが、これがお客さんとの打合せだったらどうなんでしょうか。
正直なところ、在宅勤務なのだから本来は今日の予定を最初に連絡して、後は黙々と予定を熟して行くべきなんじゃ無いだろうかと思うのですが、残念ながら日本の会社の場合、会議と言うのが延々と入るわけですよ。
それも、自分が主催する会議なら未だしも、大体巻き込まれ会議が多いから始末に負えない。
まぁ、自分が主催する会議でも巻き込まれる人も多い訳なので、人のことは言えません。

結果、その会議に付き合わされて自分の予定が遅々として進まないと言う本末転倒な話になり、自分の予定を合わせるために、在宅の侭で休日出勤しないといけないと言う更に洒落にならない事態に陥ります。

どうも、日本の会社は在宅勤務を会社の執務室での延長線上にあると誤解しているのでは無いだろうかと思っている節があります。
この辺、欧米や他のアジア諸国ではどうなんでしょうか。
恐らく個が勝っている欧米では、会議なんかにかまけずにさっさと自分の仕事を終わらせて、自分の時間を作るのでは無いかなぁ。
他のアジア諸国でも、ホワイトカラーの仕事はほぼ同じじゃないだろうか。

そう考えると、日本の会社社会というのは応用が効かないと言うべきなのか。
Yahooのニュースで話題になっていましたが、「終わるときは頭を深々と下げながら最後に退出する」とか、「会議をする場合は5分前に入室しておく」とか言うマナーがあると話題になっていたけど、実はこれはデマですとか言うのがありましたが、正直、然もありなんと思ってしまうのは、やっぱり日本のムラ社会に毒されているからなのでしょうね。
こうしたところから変えていかないと、日本企業が生き延びるのは困難じゃ無いだろうか、などと思ってしまいます。
それにしても、何でもかんでも掟を作る人の多いこと多いこと。
そこまでしてルールに縛られたいのでしょうかねぇ。
ま、そうしたルールがあれば安心なのは分かりますけどね。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

JAL0123 [日記]

CAL_B777-300ER_18006_0020.jpg

今日からお仕事。
ここ最近は管理職を誰かに代えてくれないかなぁと思っている訳ですよ。
本当に、自分の管理能力と事務処理能力の低さに自ら辟易していると言うね。
元々が管理職に昇任する予定じゃ無かった人が、上司のお情けで上がってしまったのだからねぇ。
今まで襤褸が出なかっただけで、最近は襤褸が出まくりでやんす。

ああ、1年ほど南の国にでも行ってぼ~っとしてたいよ、と。

ところで、今日は日航123便墜落事故の日でしたね。

毎日0時過ぎに、Flightrader24を見て成田に飛来する機体をチェックしているのですが、先週だかJAL0123と言う機体が映っているのを見ました。
後日のニュースサイトにて、計器のチェックをするのに、適当に数字を入れたとの事で、以後気をつけますと言う会社コメントが掲載されていましたが、寧ろ、これからも忘れない様にチェックの際にこの便の数字を入れても良いのでは無いでしょうか。

当時、確か夕方のご飯時に、この便が行方不明になったとの一報が流れ、19時のニュースの終わり頃に衝撃的な映像が流れていたような…いや、21時のニュース9だったかな。
あの映像は衝撃でしたし、あれで助かった人がいるというのもビックリしました。

まぁ、飛行機の事故というのは車の所謂交通事故よりも遙かに確率が低いのですが、1度起きると、しかもそれが大きな事故になると余計に印象に残ってしまいます。
人生が絶たれるというのは同じなのですけどね。
それこそ、無数の人の死は見過ごされるのに、こうした大事故の場合はずっと記憶に残る訳で、誤解を招くかも知れませんが、死者にとってはある意味幸せなんじゃ無いかなぁと思うのです。
今は大事故が起きても個人情報保護とやらで死者が全く表面に出てきません。
なので、これからは死者が忘れ去られていくのでは無いかなぁ。
大事故が起きても、記憶に残らないでしょうね。

JAL123便はその便に乗り合わせた人々が偶々事故に巻き込まれただけで、別の便にその機材が充当されていたら、その便が事故を起こしたかも知れません。
そう言う意味では人間の生死の境目は、実は紙一重よりも薄いんじゃ無いかななんて思います。

なので、直前にその機材に乗っていて事故に遭わなかった人は、そこまで気に病む必要は無いんじゃ無いでしょうか。
事故なんてのは、様々なファクターが重なり合って起きるので、原因を追及した後、後に残った人たちがそれらを教訓にしていけば、確率は下がるのでは無いかと。
実際、日本の航空業界ではそれ以来、墜落事故と言うのが減っている様に思えます。
特に、定期航空便の墜落事故は世界では色々と起きていますが、あれ以来日本では起きてませんし、それなりに運航に従事している人達の血肉になっているのでは無いかなぁ。
まぁ、それで無いと死者は浮かばれませんでしょうが。

整備をする人も運航する人も、あの事故以来真摯に取り組んでいるからこそ、古くても程度の良い状態で放出されるため、中古機市場では日本の元民間航空機は結構早めに売れるみたいです。
その辺は鉄道車両にも通じるものがありますね。
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感