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キリン、レモン、キリン、レモン、キリンレモンキリンレモン、キリン、レモン [日記]

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今朝は朝から暑かった。
マスクをして行くと、鳩ヶ谷に行くまではそうでも無いのですが、勤務先の最寄り駅に着いてからの長い道のりは温室みたいな環境なので、汗だくになる訳で。
そうなると、マスクが鼻や口にひっついて息が出来なくなり、危うく窒息しかけました。
人が余りいなければ外すと言う選択肢はありますが、通勤ラッシュでごった返しているので、外すわけにもいきません。
嫌な季節になりました。

今日、ニュースを見ていると、キリンビバレッジが瓶入りのキリンレモンを出荷停止にすると言う記事が出ていました。
子供の頃は缶ビールなんて便利なものは無く、ましてやペットボトルなんて言うものは影も形も無く、あるのは瓶入りのもの。
そして、地元の酒屋さんが12本入りのケースに入れて持って来てくれました。
そう言えば、ビール瓶1本2円か3円、日本酒の瓶は10円を返してくれたので、小遣稼ぎに酒屋に持っていった記憶もありましたっけ。

我が親父殿は、住友財閥系の企業に勤めていたのに、美味くないと言う理由だったか何だったか忘れましたが、ビールは祖父の影響かキリンビール一辺倒でした。
管理職になって、部下からのビール券の付け届けがある時だけアサヒビールに変わりましたが(苦笑。

祖父も酒好きでした。
冬になると熱燗をチビチビやっていたのですが、夏は専らビール。
なので、キリンビールのケースが家に積まれていました。

以前にも触れたとおり、祖父は私立有名女子校の先生をしていたので、定年後は年金の足しにと家庭教師のアルバイトをしていました。
教え方も上手かったからか、食い扶持に困らないくらいの数の生徒さんがやって来て勉強を教わっていました。
祖父が私立有名女子校の先生だったため、生徒さんは祖父の教え子のお子さんとかお孫さんが受験対策の為に来ていたので、自ずと小中学生の女子生徒が主です。

勉強の息抜きにおやつを出したりしているのですが、まさかお茶だけと言うのも何なので…かどうかは知りませんが、ビールケースと共にキリンレモンのケースも届けられていました。
親父殿の転勤まで祖父の家は目の前でしたが、時々お泊まりに出掛けていましたっけ。

その時に飲んだキリンレモンが忘れられません。
栓を開けた後のシュワシュワ感もありましたが、気が抜けた後の甘ったるい砂糖水となったものも好きでした。
炭酸は三ツ矢サイダーに比べるときつめで、清涼感はこちらの方が上、ただ、甘みや美味しさでは三ツ矢サイダーの方が一枚上手だったように思います。

それでも、子供の頃、家ではこうしたサイダーなんて先ず飲ませてくれません(家ではミルクセーキとかカルピス、生フルーツをミキサーに掛けたフルーツジュースがあったくらいで市販品は先ず無かった)でしたから、祖父の家に出掛けた時のキリンレモンは大いなる楽しみでした。

今はペットボトルが主流ですが、マイクロプラスチック問題がどうとか言うのなら、瓶の良さを見直すべきなんじゃ無いですかねぇ。
確かに、重いし割れるのですが、昔は瓶は割れるもの、と言う割り切りがあった様に思います。
瓶のデポジット制復活の方が、なんぼか環境に優しいと思うんですがねぇ。
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