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ニワカ、お菓子を貰いに行く(本編) [日記]

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今日は昨日出掛けたので流石に引き籠り。
で、昨日の話を改めて。

昨日なんで余り書かなかったかと言うとちょっとだけ腹が立っていたから。
折角のファンクラブイベントなのに、「俺は客だ、何しても良いんだろう」という感じの人間を些か見てちょっとゲンナリしてしまったため。
なので、あのまま書いていたらとんでもないことを書きそうだったので、ちょっと冷却期間を置いてみました。
それでも、かなり腹が立っているのは間違いない。
だって、昨日見た中で頭に残っているのが、たこ虹ちゃんの「TTT」だけだったもの。
それだけ、ももクロちゃんのパフォーマンスが頭に入っていかなかったのです。

気を取り直して…と。

昨日のファンクラブイベント、毎度のことながら3回廻し公演ですから、アンコール無しで2時間ライブを行うと言うもの。
このうち、朝はリハビリに行かないといけないし、晩は帰ってくるのが結構遅くなりそうなので、昼公演をチョイスしました。
昼と言っても、15時半始まりなので、リハビリが遅れても結構余裕の時間でしたが、入場時間と開催時間がごっちゃになって、15時始まりだと思ってしまったので、変に焦ってしまった。
慌てて出掛けたものの、電車の接続が悪くて、会場に着くのは15時直前。
で、会場の幕張メッセは例によって色んなイベントが開催されていて場所が分かりづらく、ぐるぐる回ったので、会場に着いたら15時を越えていて焦ってしまいました。

中に入ると既にライブが始まっていたのですが、よく見たらオープニングアクトのたこ虹ちゃんでした。
改めてチケットを見てみて、15時半だったのに目が点。

昨日のたこ虹ちゃんは、今度出る新曲、「もっともっともっと話そうよ」のタイトル曲やそのカップリング、更に「ナニワのハニワ」、最後に「レインボー、私は私やねんから」と言った新旧取り混ぜての5曲を披露してくれました。
それにしても、毎回毎回、かなりの成長が見て取れますね。
今度のなにワンダー2019が楽しみです。


そして、本命ももクロちゃんのライブ開始。
「さぁ、始まるぞ」と思ったのに、急に暗転してドラァグクイーンのお姉様の1人(先日のキネマ倶楽部ライブで出て来たらしい)が、此の日配るお菓子をガラクタに変え、ももクロちゃんの衣装も奪ってしまうと言う暴挙に。
許してほしくば、これまでの曲を披露しろと言って消えていきました。

で、デビュー曲の「ももいろパンチ」から改めてライブスタート、「行くぜ!怪盗少女」、「Chai Maxx」、「モーレツ…」などが披露されました。
こうして見ると、改めてこの頃は若さに任せて突っ走っていたなぁと。
体力的に結構きつい曲が多かったです。
因みに今日は4曲ブロック。

自己紹介を挟んで、「GOUNN」。
何か、この曲は久々に聞いた気がします…と言うか、今回のライブは一部干され曲ライブでもあった様な気がする。
「泣いても良いんだよ」「青春譜」などと続き、この辺りのブロックは落ち着いた印象。

最後は、「DECORATION」と「BLAST!」、「笑-笑…」、「The Diamond Four」と続いたのかな。
途中のライブパートと少し混同したかも知れませんが。
改めてこの10年分の曲を見聞きして、今更ながらももクロちゃんの進化の過程がよく判るセトリでした。

10年分の曲をやりきって、無事にお菓子と衣装を取り戻したら着替えタイム。
キッズダンサーが出て来てももクロの曲に合わせてのダンスを披露。

そして、改めてももクロちゃん登場。

夏菜子ちゃんは、101匹ワンちゃんの「犬」。
何と100匹の犬の風船ぬいぐるみをスタッフが用意して、25匹ずつ各コーナーに置いたそうです。
しかし、シャツに101匹ワンちゃんの犬が描かれて、詩織ちゃんに「102匹」という突っ込みを食らっていました。
思わずニヤニヤする展開。

れにちゃんは、スプラッタキャラの何だっけ、ドロシーだったっけ。
この為に「巻ツインテール」をしたそうですが、この「巻ツインテール」、デビュー日にこれされて泣いたそうです。

詩織ちゃんは、これもホラー映画のキャラ。
一瞬、この前までやっていたミュージカルの格好かと思いましたが、スラッとした彼女によく似合う仮装でした。

でもって、あーりんは「カップヌードル シーフードヌードル」を擬人化した謎キャラ。
オチを付けるのは、城島さんかあーりんか(ぉ。
日清食品が本当にこの4人でやりそうで怖いな。

そして、この格好でみんなにお菓子を配り歩いたのですが、その時歌ったのが「トリック・オア・ドリーム」。
この曲の存在をすっかり忘れていましたよ。
まぁ、ハロウィーンの時しか歌いませんからね。
正直、干され曲ライブの様な…。

で、色々あった御陰でこの後のセトリは忘れてしまいました。
まぁ、その辺の経緯は明日にでも書こうかと思います。
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ニワカ、お菓子を貰いに行く [音楽]

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そんなわけで、今日はリハビリに出てからももクロちゃんのファンクラブイベントに行って来ました。
流石に疲れたので、詳細は明日に。
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カレーには罪は無いじゃないか [日記]

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今日は上つ方への報告。
隔月で怒られる波が来ていて、今月は怒られる月でしたが、司会が上手く考えて?個人報告を短時間で実施せざるを得ない状況になったので、怒られずに済みました。
と言っても、今月ちゃんとしないと怒られるのが来月になっただけと言う説もありますが。

帰ってきたら彩ちゃんの活動休止の発表。
ここんとこ余り体調が良く無さそうで、何となく予感はありましたが、遂に来たかと言う感じ。
本人かなり真面目でストイックなので、妥協するのが難しかったのだろうなぁと思います。
若いので、ここできちんと療養して、元気な顔を見せて欲しいですが…。

それにしても、このグループには何故宗教の教祖のように次から次へと困難が降りかかってくるのだろう。
正直、これ以上メンバーが減ったらひなたちゃんは反対したけど、新メンバーを追加するしか無いのではと思ってしまいます。
出来ればそうなって欲しくは無いのですが、こればかりはねぇ。

時にここ最近世間を騒がせている神戸にある某小学校の教員いじめ問題。

神戸市教育委員会が、「生徒にいじめ問題を想起させる」というので、当面、カレーを給食にしないという対応を発表して波紋を呼んでいます。

我がCommunityの教育委員会も、「いじめの定義が曖昧だ」なんて国に楯突いているわけですが、総じてどこの教育委員会でも、本当に教え育てることをやっているのだろうか、と思ってしまいます。
そもそも、国家が教育に関与して民主的な教育が出来なかったのを排除すべく、行政府とは独立した形で戦後日本と言うかGHQが教育委員会という制度を作っていた筈ですが、完全に制度疲労を起こしているように思えるのです。

本来、教育機関というのは地域に開かれたものであるべきで、誰でもそこに行って、やろうと思えば、一緒に教育を受ける事が出来ると言うのが理想では無いかと思ったりするわけです。
何時しか、その「教え育てる」と言う部分が蔑ろにされてきたから、変にバリアーを張り巡らせ、教育機関と地域を乖離させているのでは無いでしょうか。

更に行政府との一体化を促し、独立した機関としての地位を失っているように思えます。
そろそろ、教育委員会というものを一度解体するべき時期に来ているのでは無いでしょうか。

例えば、役所の住民課とか地域福祉の部署が学校も所管する方式にするとか。
ただ、そうなると教育委員会が行政府に代わっただけで余り変化は無いでしょうから、学校の教育と事務を分離して、事務部分だけ役所の管轄に置き、教育部分は各校の独立性を高める、とか。

先生は教育に専念して、給食費徴収だとか成績管理とか細々した日常作業はバックオフィスとして集約する、また相談事については先生に対応させるのでは無くて、それこそ弁護士や警官、医師など専門職からなる機関に任せると言う風に1つの学校で全てのことをするのでは無く、権能を分離させれば、教師は雑務からは解放されるでしょうし、事務部分は効率化されるでしょうし、変なバイアスや隠し事の無い状態が出来るのでは無いだろうか。

そうしておいて、校長の裁量権を大きくして、生徒が自由に学校を選べるという方式にすれば、良い意味での競争を取入れられ、学校としての特色も出て来るのでは。

こう書いていてふと思い出したのが私の高校時代。
うちの校風は他の学校と異なって管理教育では無かった上に、でもしか先生は余りいませんでした。
何故かと言えば、校長が教師を集めるのに、教育委員会が任命する教師だけでは無くて、独自の裁量を持っていたから。
英語力が不足していると思えば、灘高から先生を一本釣りしたりしてね。
今の学校にはそんな裁量とかすら無いのでしょうか。

こんな学校で健全な教育が受けられるのか、心身共に健全な生徒が育つのか、頗る疑問に思えます。
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odd sting & intrigue [音楽]

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今日も午前中は集中モードで仕事。
午後は会議で仕事にならず。
集中モードの御陰で仕事がある程度捗る様にはなりましたが、1人で仕事していると、眠気が酷くて我慢するのが大変です。

さて、今日も音楽の話。

分島花音の「odd sting & intrigue」。
シンガーソングチェリストである分島さんの最新作で、配信のみになります。
この前、ディレクションの所属はそのままですが、タレントとしてのマネジメント業務を解消したので、CDの販売ルートが載せにくくなったのかも知れません。
これからはこんな感じの販売手法が多くなるのでしょうか。

今まではアニメ作品を中心に活動してきたのですが、マネジメント解消に伴い、アニメ作品への楽曲提供は残るものの、歌手としてのタイアップも無くなったので、ある意味自由な音作りが出来た様な作品だと思います。

「NEXT」は、彼女の次のステージに向う覚悟を歌ったのでは無いかと思います。
打ち込みが主ですが、適度にストリングもあり、重厚な音作りになっています。
間奏の部分は、DAOKO風味のラップもあったり、チェロのソロ部分もあったりと、盛り沢山な感じ。
普通の音作りなら、最初の曲は盛り上げ曲があるのですが、寧ろ抑え気味になっているのかな、と。
終わりも余韻を残しつつの曲となっています。

「asteroid」は、のっけから彼女のチェロのソロから始まります。
曲のタイトル通り、宇宙を漂っているような感じの曲作りで、現在の彼女の年齢に相応しい大人の色気をも漂わせています。
なお、この曲は全編英語の歌詞です。

「悪魔の囁き」は何時もの分島節とでも言うのか、チャールストン風の音作りです。
チェロの弾き語りで聞かせる曲になっているのかな、と。
クラリネットの軽やかな音色とチェロの重めの音色が上手くバランシングしていて、自然と踊り出したくなります。
少しく、椎名林檎テイストが漂っているかも知れません。
まぁ、チェロの音色がそう言う風味を見せているだとは思いますが。

「alter」は、字義通り、不思議な感じの曲です。
不安定なウィスパーボイスに近い彼女の歌声が、幻想的な感じを醸し出しています。
これと、チェロの弾き語りの音色がこの世界にマッチしています。
ちょっと暗めの曲調で、黒アリ的なテイストです。

最後の「REVERSE」は一転して明るめの曲です。
前の曲がダークな曲調だった分、一転して日が差し込んでいる感じのする曲。
色々なことを乗り越えて、新しい道を進もうという、聞いている人を勇気づける感じでしょうか。
まさに心機一転と言う意味では彼女の心情に一番マッチした曲なのかも知れません。
サビのreverseの繰り返しが印象的です。

今までの作品とひと味違った彼女の作品なので、聞いて損は無いと思いますよ。
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Remember You [音楽]

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今日から午前中2時間を集中する時間にしたのですが、途中で邪魔が入ってちょっと切れました。
コミュニケーションも取らずに、全く仕事が出来ないと決めつけるのは良くないと思う。
それは仕事を委託する相手に失礼だし、仕事を移管する方にも失礼です。
その辺の汲取りがうまく出来ない人ばかりで疲れ倍増です。

今日は音楽の話。
Negicco姐さんの中のKaedeさんのソロ曲、「Remember You」。
随分前にタイトル曲だけ公開されていたのですが、今回やっと全曲が手に入りました。
CDと共に7インチシングルレコードが販売されているので、今時の作品にしては曲数が少なくてinstを含めても僅か4曲しかありません。

タイトル曲の「Remember You」はNegicco姐さんの作品でもお馴染み、堂島孝平さんの詞と曲、編曲の曲ですが、以前の曲に比べると地声に近い歌い方で、凄く自然に聞こえます。
相変わらずの堂島作品で、疲れた身体と精神に染み入る感じの曲ですね。

因みにMVは台湾で撮影したものだそうです。

こっちも本当に自然。

B面曲となったのは、意外にもエビ中の作品で、「蛍の光」のカバー。
この曲、尾崎世界観さん(さん付けはなんか変なの)の作詞、作曲で、原曲はエビ中がアカペラで歌い、尾崎世界観さんがギターを弾いてシンプルな味付けになっています。
こちらはバンド、カメラ=万年筆の佐藤優介さんが編曲したもので、Kaedeさん自らがキーボードを演奏している弾き語りとなっています。

もしかしたら、クマさんと校長の飲み話でこんなコラボが出たのかも知れないな、と思ってみたり。
よく見たら、版権はSTARDUST MUSICが持っているのね。
勿論、エビ中もNegicco姐さんも互いにリスペクトし合っているからこそ、こうしたコラボが出来たのでしょうが。

エビ中をリスペクトしているから、この大事な曲をKaedeさんも大切に歌おうとしているな、と言う思いが伝わってきます。
エビ中の「蛍の光」も結構涙腺を刺激させられるのですが、Kaedeさんバージョンも、秋の夜長に心に沁み入る感じがして、とても好ましく思えました。

今度のエビ中のニューアルバム、Negicco姐さんの曲のカバーかCONNIEさんの作品も収録して欲しいな、と思いました。

個人的には恒例の?エビネギライブのアンコールラスト曲としてやって欲しいなぁ。
もしかしたら、カウントダウンライブで実現したりして。

Remember you

Remember you

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: T-Palette Records
  • 発売日: 2019/10/15
  • メディア: CD


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野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」 [読書]

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今日も今日とて言い訳資料の作成。
流石に、言い訳も尽きてきて、ホールドアップしました。
そしたら、「時間を作りなさい、そして、姿を隠しなさい」という上つ方の有難いご託宣。
前回、「予約不可」と予定を入れたら、会議の予定をぶっ込んできた人が言いますか?(笑
まぁ聞く耳を持たない人よりは遙かにマシですが。

さて、ここんとこ読書の秋な訳ですが、今日はトイレの中で長々と読んでいた本の紹介。
普段は、通勤電車の中か、トイレの中か、寝しなにベッドの中で読むことが多い訳ですが、一番読書量の多いのが通勤電車の中、次いでトイレの中です。
流石にベッドの中では直ぐに眠くなってしまう。

『野戦郵便から読み解く「ふつうのドイツ兵」 第二次世界大戦末期に於けるイデオロギーと主体性』(小野寺拓也著/山川出版刊)。

5月のちくま文芸文庫から『普通の人々』と言う本が出されていました。
これは、第2次世界大戦中のドイツ軍において、徴兵された所謂「普通の人々」が、ホロコーストなどの非人道的行為に何故従事したのかと言う研究を著した本だったと記憶していますが、こちらもこうした研究に触発された研究書です。

あくまでも研究書なので、光人社NF文庫的な読み物の類とは異なります。

ただ、『普通の人々』は単一論的な論理で全てを説明しようとしたところに無理があり、それを巡って大論争が起きていました。
元々のこの辺の研究では、ヒトラーを頂点にしたナチスの上意下達の体制がこうした大虐殺を引き起こしたと言う「意図派」と、これではヒトラーが悪いで終わり、周囲のエリート層の関与が見えなくなるので、イデオロギーに拘泥せず、多頭制支配や政策決定の累積的急進化に基づく過程を記したのが「機能派」と言う2つの対立軸がありました。

しかし、『普通の人々』では文字通り、こうした問題をめぐり、市井の人々の思想はどうだったのか、と言う両派の間隙を突いたものであり、両派はこれに十分に対応出来なかった事から、第三の視点が出てきます。

この本では、そうした第三の視点から問題を明らかにしようとしたものであり、その題材を庶民である徴兵された兵士達の野戦郵便に求めました。
ドイツには各地に図書館の一部や博物館の一部に文書館と言うものがあり、それぞれで庶民の手紙などの寄贈を受けているそうです。
その中で第2次世界大戦中に発せられた野戦郵便の総数は約30万通に上るそうですが、当時往き来していた野戦郵便の総数300~400億通からするとかなり少ない数です。
しかも、あからさまなナチス礼賛などの手紙は寄贈時に取り除かれていることでしょうから、そう言う意味ではちょっと偏った感じも受けます。

ただ、野戦郵便の実物と、ベルリン・ドキュメント・センターの国家社会主義労働者党の党員記録が確認した人を照合して、党員、非党員であることを確かめ、また、階級は将校では無く下士官以下とすることでより庶民階級に近い兵士達の手紙を研究の母数として抽出しています。
また時代は敗戦に向う1944年以降を扱っていて、当時の撤退戦において、兵士達がどう言ったことを考えていたかなどを抽出しようとしています。

しかしながら、サンプルとして抽出した研究対象のうち、擲弾兵は20%に過ぎず、一番多いのは通信兵や無線兵と言った通信兵科の人々で、その他も工兵や衛生兵と言った特殊兵科の人々が殆どになっています。
彼等は、擲弾兵として配属された兵士よりもかなりインテリ層に近い人々なので、勢い手紙についてもその知識的偏りが見られ、所謂「庶民」とは異なります。
この辺を割り引いて読まないと、もしかしたらこの本を読み誤るかも知れません。

こうした手紙の研究から読み取れるのは、先ずサンプルの殆どが特殊兵科の兵士たちなので、粗野な一般兵科の連中とは反りが合わないとか、一種のエリート意識を持っていると言う事。
擲弾兵になった人はその辺の資料が少ないし、手紙を書いても文書館に寄託するような人々ではないでしょうから、実際の庶民とは少し毛色が違うのかなぁ、と。
教育の無い連中に対しては、同じドイツ人でも批判的なのですが、それが現地人に対する略奪については悪びれることなく書いていたりする。

一方で、これだけの負け戦では国家元首にも批判が集中しそうなのですが、結構末期まで、兵士達はヒトラーに期待を寄せているのが意外です。
その分、他のエリート達(党やヒムラーやらゲッベルスやらの政府指導層や指揮官など)に対する不満は高いのですが。
この辺、今の日本と似ているような気がしないでも無い。

また、反ユダヤ感情やドイツ人優先主義があるのかと言えば、古くからの刷り込みの所為か、ユダヤ人はもとより、ドイツ民族以外の外国人(特にスラブ人やイタリア人)に対する蔑みが見られます。
しかし特段ユダヤ人について、排他的な感情は余り見受けられず、ドイツ民族以外への蔑みが全体を通して同じ様に有るだけに思えます。
まあ、そうした手紙は意図的に排除して寄贈しているかも知れませんけど。

対象が限定されているので、全体を割り引いて読む必要もありますが、総じて面白い研究書だったように思えます。

これが日本だと、先ず手紙が残っていないし、それを保管する機関も無い、また国家文書も意図的に廃棄されてしまったので付き合わせも出来ません。
人々のオーラルヒストリーは、時が経つにつれて美談化しがちですから、今から太平洋戦争を総括すると言う事が難しいと思います。
こうした研究は、欧米諸国でしか成立し得ないのでしょうねぇ。




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国鉄・JRローカル線と地方私鉄訪問記 [読書]

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昨晩、一寝入りした際に警戒メールが送信されて叩き起される。
駅向こうの話なのに、何故叩き起されるかなぁ。
御陰でポヤポヤして起きて、そのまま二度寝したので、目が覚めたら10時過ぎでした。

今日は良い天気なら、成田に行こうと思っていましたが、昼から雨の予報だったので、諦めました。
昨日、一昨日と運休した為、各航空会社がDelay便を飛ばしてきた上に、Saudia CargoのB.777Fまで飛来したのでプチ祭り状態だったみたいです。
特にEtihadのB.777-300ERと言うレア機材が飛来したのがねぇ。

で、遅めの朝ご飯を食べて、久々に掃除機を掛けて、掃除機の中のゴミが一杯になった(ただ、吸い込んだシートがフィルタの吸入口に張り付いただけだったのだが)ために、それを捨てて、とかやっていたら雨がポツラポツラと降ってきました。
珍しく、天気予報どおりです。

取り敢ず、写真整理を、と思っていたのですが、気が付いたら信長の野望をやっていました(苦笑。

そんなわけで、ここ最近読んでいた本。

『~80年代から90年代への鉄道風情~ 国鉄・JRローカル線と地方私鉄訪問記 ボクらが熱狂したあの頃の日常ー』(山口雅人著/かや書房刊)

スゴイ長いタイトルの本ですが、かや書房から出て、かや鉄BOOKの4冊目。
今までは技術寄りの本ばかりだったのですが、今回は違った角度から見た鉄道です。
最近は、鉄活動が休止中とは言え、興味はありまして。

作者はアマチュアの鉄ちゃんにして古物商の顔を持つ人。
この本は、作者が彼方此方撮影して回った昭和末期から平成初期に掛けての各地の写真を、主にローカル線と地方私鉄を中心に紹介しています。

この前の諸河さんの本は、1950~60年代が中心だったのですが、この人の写真は1980~90年代。
しかし、この20年の間に、この人が撮影した地方私鉄やローカル線は殆どが消滅しています。
この本は、この間にどれだけ鉄道が消え去ったかと言う記録でもあります。

写真は走行写真が主で、形式写真的なものは少ないです。
寧ろ、風景写真に鉄道車両が写り込んでいると言うものの方が多いかな、と。
なので、この時代の空気感が感じられる写真になっています。

私がこの道にはまり込んだのは平成直ぐくらいですから、約10年くらい先輩なのかな。
当時は高速バスも少ないし、LCCなんかは姿も見ないくらいの時代。
また、作者はお店をやっていたので、長い間休む訳にもいきません。
勢い、関東をベースにしていて、その地域から外に行くのは滅多にありません。
精々が東北や上信越、静岡でも伊豆半島までが範囲です。

とは言え、廃止前の筑波鉄道(つくばExpressではない)や蒲原鉄道の一部路線廃止前の姿、新潟交通の路面乗り入れ時代、野上電鉄の在りし日の姿のスナップが掲載されています。
ただ、時間が限られていたとかでそんなにページ数を割いている訳でもないです。
私もそうですが、時間を惜しんで撮影して回っていましたから、遠征に行っても、1つ所に留まるのでは無く、1時間か2時間で次の鉄道へ行っていましたっけ。

そんな思い出を思い出させてくれた写真達です。

しかし、それだけでは予定枚数が埋まらなかったのか、最後に自分のコレクションであるホーロー看板群を掲載しているのはご愛敬でしょうか。
カラーコピーしてジオラマなどに使っても良いですよとはありましたが。

国鉄・JRローカル線と地方私鉄訪問記 (かや鉄BOOK)

国鉄・JRローカル線と地方私鉄訪問記 (かや鉄BOOK)

  • 作者: 山口 雅人
  • 出版社/メーカー: かや書房
  • 発売日: 2019/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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秋の夜長に [パソコン]

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昨晩はケータイとスマホがピーピー鳴って凄かった。
今でも避難勧告レベル3だそうです。
と言っても、広い市域なので、日光街道を越えた向こう側の新芝川が氾濫水位を超えていることから市内全域に避難勧告が未だに出ている形。

うちの方は特に何もありませんでした。
昨晩、2階から見ていた限り、目の前の見沼代用水は溢れんばかりと言う訳では無く、幾ら低いと言っても1~2mくらいは余裕がありました。
これが数十cm単位だったらまだ避難を考えなければならなかったのですが、基本的にうちの周りは水はけの良い地域ですし、元畑地ですからそんなに水が出る様な状況ではありません。

土砂降りの雨も夜半には一度止みましたので、少しだけ枕を高くして眠りました。
これが駅向こうだったら慌てていたでしょうがね。
とは言え、我が荒ら屋も緩やかなV字型の勾配の丁度底なので、水に浸かると身動き取れなかったのでしょうが。

翌朝はカンカン照りだったのですが、この2日、リハビリに行っただけで、後は籠もって過ごしました。

で、何をしていたかと言えば、外の状況を睨みつつ、ひたすら「信長の野望」をやっていました。
かなり昔に第4弾か第5弾をプレイしていたのですが、内政と外征と政治の各フェーズが面倒で、何時しか放り出していた代物。
流石に、「天下統一」よりは簡単ですが。

最近、YouTubeでゲーム動画なるものを見て、ついつい「信長の野望・大志」が気になってしまい、ついこの3連休引き籠りになりそうだったので購入したわけです。

で、土曜日に早速プレイ。
最初にチュートリアルを見て(ちゃんと見るのが偉い!)、ゲームの中身を確認した後、1540年の最初のシナリオでプレイ。
大勢力でやるのも醍醐味ですが、わたしはこうした小勢力が乱立しているところから抜け出すのが好きで、結構このシナリオでやっていました。

ただ、それでもクリア出来るのか自信が持てなかったので、最初は北条とか武田、三好と言った比較的大きな勢力で始めようと思ったのですが、お勧めが「伊達稙宗家」だったので、ついつい魔が差して「伊達稙宗家」で開始。
親と子が対立して、2つに分裂する天文の乱後のシナリオでしたけど、確かに周囲の小名達と連携しているので、最初に同盟を結んでいない小名と戦をして、それらを併呑していき、勢力がある程度大きくなると同盟を結んでいた小名達を「従属」で取り込み、国主になったら、小勢力が盤踞している出羽方面に進み、それと戦って滅ぼし、南部と戦闘して陸奥を統一したら、とって返して、越後やら常陸に進出。

殆どの場合、戦闘は余り無くて、主に外交で従属させて取り込むと言う感じで、時間は掛かりますが、確実に領土が大きくなる方策です。
寧ろ、戦闘になったらリアルタイム制で各部隊を動かさないといけないので、鈍いわたしは全くそれに対応しきれず、動かしていない部隊がぽつんと取り残されていたり、間違えて主将を突撃させて壊滅させたりと言うのを幾度も。
まだ、この辺の戦慣れはしていません。

最後に同盟相手で従属しなかった須賀川を、同盟切れした後で滅ぼして東北統一し、奥州管領を自称し、官位は太政大臣まで進む。
一方で、上杉謙信が出る前の越後上杉家と長尾家を従属で取り込み、越中に進出して、武田、北条と同盟を結んで、越中に進出していた今川と対戦。
しかし、今川に包囲網を作られて北条が参加し、かなり苦しくなりました。

そこで、尾張方面で勢力を伸ばしていた織田守護代家と手を結び、今川を引き付けて貰って、武田の援軍を得て北条と幾度も決戦。
やっとの事で北条を滅ぼしたら、関東の豊富な人口で大部隊を編成して今川家を滅ぼす。
本願寺とは同盟を結び、朝倉を従属させて取り込む。

斎藤道三が滅び、義龍の代になった時点で、従属に成功、征夷大将軍を名乗り、また、関西方面に進出していた六角家も従属させ、将軍家を潰し、最後に備州と播磨、但馬を制していた波多野を従属させたところで、惣無事令発令でクリアしました。
ここまでが昨日の話。

今日は、天下統一させるまで行くつもりで、再開。
ただ、稙宗は既に60以上になっていて、何時死ぬかわからかなかったので、隠居させて、一族にしていた足利将軍家を後継に据えます。

四国半分にいた三好家を滅ぼし、山陽方面に盤踞していた毛利と吉川を滅ぼして、四国半分と長州、北九州にいた大内と決戦して滅ぼし、後は同盟勢力のみ。
ただ、従属に従わなかったので、先ず甲斐に逼塞していた武田家を滅ぼしたのですが、織田守護代家(既に当主は信長に代わっていましたが)が武田について対立。

武田を滅ぼした後、1勢力に2つの城を与えて織田に一気に攻め込み。
この辺になると、10万以上の大勢力で戦闘を繰り広げるので、流石に相手は殆ど勝ちません。
ただ、織田守護代家と清洲織田家の見分けが付かなかったので、暫く、信長の本城を放置すると言うボケをかましてしまい、面倒になって従属していた清洲織田家をも滅ぼしてしまいました。

こうしておいて、少しだけインターバルを置いて、北九州と四国から一斉に島津家に攻め込み天下統一。
惣無事令でゲームを終わらせる意味が少し分りました。
この辺になると、大勢力過ぎて余り面白くなかったのですが、御陰で戦闘のやり方がやっと分かってきました。

と言う事で、暫くこの沼に嵌まりそうな勢いです。
そうして、写真整理が疎かになると、そう言うわけですが。
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と言う事で台風なり [日記]

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今日は朝早く出て、医者がやっているのかちょっとドキドキしながらリハビリへ。
幸い、何も無く医者もやっていて一安心。
御陰で処方薬が間に合いました。

帰ってからは、完全引き籠りです。
入間川とか新芝川の氾濫なんて言うニュースが引っ切りなしに来るのですが、うちの家の前は大丈夫だと信じて、何もしていません。
勿論、避難もね。
本来なら、近くの学校に避難するべきなのかも知れませんが、上陸してから早かったので、今は完全に雨が止んでいます。

ただ、吹き返しが気になるのですが。
まだまだ予断を許さない状態ですね。

それにしても、地方だと余り騒ぎにならないのに、毎度のことながら東京直撃だと大騒ぎするのは好い加減にしてくれないだろうかと思います。
逆にマスゴミさんが取り上げすぎるのでパニックを引き起こしている面も無きにしも非ずではないでしょうか。
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ニワカ、マイナス1を楽しむ [音楽]

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今日はファミえんぶりのエビ中ライブで大宮まで行って来ました。
今日は、大宮ソニックシティ大ホールでのライブです。

予定では午後半休にして、リハビリに行って薬を貰ってから出掛けるつもりだったのですが、上つ方の会議に提出する資料のレビューをして貰わないといけないので、15時退社を目標に。
しかし、何だかんだやっていたら15時半になってしまいました。
ま、レビューの方はほぼノーミスでクリア出来ましたが。

終わって、速攻で会社を飛び出し、上野東京ラインで一路大宮まで。
遅くなったので事前物販ギリギリに入ることになった御陰で、駅ナカでパンを買うのを忘れました。
帰りに手に入れようと思ったら既に遅しで、どこにもありませんでしたね。
仕方ないので、明日と明後日は何事も無ければ冷凍ピザです。

それはさておき、物販で生写真を買って、一旦引揚げ、軽食を採って軽く腹拵えを済ますと、再び入場待機列に。
中に入ると、丁度、うちの座席に近い場所の扉が開いたところで、早速中に入ると例によってほぼ一番乗りでした。
今回の座席は前から10列目中程と言う、ほぼ虫の目位置。
彼処のホールは階段状の座席なので、立つと丁度ステージの彼女達と目線が合う場所でした。
毎回、良い感じの場所が当たるので嬉しい。

早速着替えて、グッズ一式を装備して待機。
今回は歌舞伎の緞帳のような幔幕が張り巡らされています。
勿論、家紋は海老3匹。

始まると彼女達のシルエットが見えるのですが、何故か5人しか映っていない。
座席の位置と光の加減かな、と思ったら、幔幕が開くとやっぱり5人でした。
ひなたちゃんがショートにしたので、一瞬誰か分からなくて、彩ちゃんと勘違い。
でもって、りったんもショート気味だったので、誰が誰だか分からなかったです。
流石にぽーちゃんはその背の高さで判別できましたが。
エビ中ファミリー失格ですねぇ。

後で知ったのですが、今日は安本さんが体調不良でお休みをしていたようです。
単なる体調不良なら良いのですが、このグループのことだから色々あったら嫌だなぁと思ったりする。
で、今回のホールツアー、まだ続くので余りネタバレはしませんが、見事に2時間のライブを1つのパッケージに詰め込み、その中身を濃厚に使う感じで、演者から見るとかなりハードな内容です。
体調不良なら途中で倒れてもおかしくないくらいのもの。
なので、お休みして正解だったかも知れません。

ライブの曲は古い曲から新しい曲まで、エビ中の振り幅を存分に反映した内容となっていました。
それにしても、昔のエビ中なら、1人欠けたら結構歌割りとかがグダグダになってしまうのに、個々の実力が上がり、かつ拮抗している為、安本さんが欠けても、残りのメンバーが安本パートをちゃんと受け継いでおり、全然違和感を感じませんでした。
寧ろ、違和感仕事しろと言った方が良かったかも知れない。

と言う事で、彼女達の実力の高さを如実に示したライブとなっていました。
ま、ひなたちゃんが1箇所とちったのはご愛敬と言う事で(笑。

あと、あれだけ大怪我を負った美怜しゃん、流石に激しいダンスや下を向くなどの振りは難しいのでしょうが、後にどっしりと構えてのパフォーマンスをすることで、ダンスにも芯が通ったように思えます。
そう言う意味では、怪我の功名と言えるのかも知れません。

大晦日はカウントダウンライブの開催が決定したそうですが、そうすると、Red & Whiteの出場は今年も叶わなかったのかなと思ったりして…。

新曲も聴けましたし、これから益々、ライブと新譜が楽しみになりましたね。
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