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odd sting & intrigue [音楽]

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今日も午前中は集中モードで仕事。
午後は会議で仕事にならず。
集中モードの御陰で仕事がある程度捗る様にはなりましたが、1人で仕事していると、眠気が酷くて我慢するのが大変です。

さて、今日も音楽の話。

分島花音の「odd sting & intrigue」。
シンガーソングチェリストである分島さんの最新作で、配信のみになります。
この前、ディレクションの所属はそのままですが、タレントとしてのマネジメント業務を解消したので、CDの販売ルートが載せにくくなったのかも知れません。
これからはこんな感じの販売手法が多くなるのでしょうか。

今まではアニメ作品を中心に活動してきたのですが、マネジメント解消に伴い、アニメ作品への楽曲提供は残るものの、歌手としてのタイアップも無くなったので、ある意味自由な音作りが出来た様な作品だと思います。

「NEXT」は、彼女の次のステージに向う覚悟を歌ったのでは無いかと思います。
打ち込みが主ですが、適度にストリングもあり、重厚な音作りになっています。
間奏の部分は、DAOKO風味のラップもあったり、チェロのソロ部分もあったりと、盛り沢山な感じ。
普通の音作りなら、最初の曲は盛り上げ曲があるのですが、寧ろ抑え気味になっているのかな、と。
終わりも余韻を残しつつの曲となっています。

「asteroid」は、のっけから彼女のチェロのソロから始まります。
曲のタイトル通り、宇宙を漂っているような感じの曲作りで、現在の彼女の年齢に相応しい大人の色気をも漂わせています。
なお、この曲は全編英語の歌詞です。

「悪魔の囁き」は何時もの分島節とでも言うのか、チャールストン風の音作りです。
チェロの弾き語りで聞かせる曲になっているのかな、と。
クラリネットの軽やかな音色とチェロの重めの音色が上手くバランシングしていて、自然と踊り出したくなります。
少しく、椎名林檎テイストが漂っているかも知れません。
まぁ、チェロの音色がそう言う風味を見せているだとは思いますが。

「alter」は、字義通り、不思議な感じの曲です。
不安定なウィスパーボイスに近い彼女の歌声が、幻想的な感じを醸し出しています。
これと、チェロの弾き語りの音色がこの世界にマッチしています。
ちょっと暗めの曲調で、黒アリ的なテイストです。

最後の「REVERSE」は一転して明るめの曲です。
前の曲がダークな曲調だった分、一転して日が差し込んでいる感じのする曲。
色々なことを乗り越えて、新しい道を進もうという、聞いている人を勇気づける感じでしょうか。
まさに心機一転と言う意味では彼女の心情に一番マッチした曲なのかも知れません。
サビのreverseの繰り返しが印象的です。

今までの作品とひと味違った彼女の作品なので、聞いて損は無いと思いますよ。
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