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国鉄・JRローカル線と地方私鉄訪問記 [読書]

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昨晩、一寝入りした際に警戒メールが送信されて叩き起される。
駅向こうの話なのに、何故叩き起されるかなぁ。
御陰でポヤポヤして起きて、そのまま二度寝したので、目が覚めたら10時過ぎでした。

今日は良い天気なら、成田に行こうと思っていましたが、昼から雨の予報だったので、諦めました。
昨日、一昨日と運休した為、各航空会社がDelay便を飛ばしてきた上に、Saudia CargoのB.777Fまで飛来したのでプチ祭り状態だったみたいです。
特にEtihadのB.777-300ERと言うレア機材が飛来したのがねぇ。

で、遅めの朝ご飯を食べて、久々に掃除機を掛けて、掃除機の中のゴミが一杯になった(ただ、吸い込んだシートがフィルタの吸入口に張り付いただけだったのだが)ために、それを捨てて、とかやっていたら雨がポツラポツラと降ってきました。
珍しく、天気予報どおりです。

取り敢ず、写真整理を、と思っていたのですが、気が付いたら信長の野望をやっていました(苦笑。

そんなわけで、ここ最近読んでいた本。

『~80年代から90年代への鉄道風情~ 国鉄・JRローカル線と地方私鉄訪問記 ボクらが熱狂したあの頃の日常ー』(山口雅人著/かや書房刊)

スゴイ長いタイトルの本ですが、かや書房から出て、かや鉄BOOKの4冊目。
今までは技術寄りの本ばかりだったのですが、今回は違った角度から見た鉄道です。
最近は、鉄活動が休止中とは言え、興味はありまして。

作者はアマチュアの鉄ちゃんにして古物商の顔を持つ人。
この本は、作者が彼方此方撮影して回った昭和末期から平成初期に掛けての各地の写真を、主にローカル線と地方私鉄を中心に紹介しています。

この前の諸河さんの本は、1950~60年代が中心だったのですが、この人の写真は1980~90年代。
しかし、この20年の間に、この人が撮影した地方私鉄やローカル線は殆どが消滅しています。
この本は、この間にどれだけ鉄道が消え去ったかと言う記録でもあります。

写真は走行写真が主で、形式写真的なものは少ないです。
寧ろ、風景写真に鉄道車両が写り込んでいると言うものの方が多いかな、と。
なので、この時代の空気感が感じられる写真になっています。

私がこの道にはまり込んだのは平成直ぐくらいですから、約10年くらい先輩なのかな。
当時は高速バスも少ないし、LCCなんかは姿も見ないくらいの時代。
また、作者はお店をやっていたので、長い間休む訳にもいきません。
勢い、関東をベースにしていて、その地域から外に行くのは滅多にありません。
精々が東北や上信越、静岡でも伊豆半島までが範囲です。

とは言え、廃止前の筑波鉄道(つくばExpressではない)や蒲原鉄道の一部路線廃止前の姿、新潟交通の路面乗り入れ時代、野上電鉄の在りし日の姿のスナップが掲載されています。
ただ、時間が限られていたとかでそんなにページ数を割いている訳でもないです。
私もそうですが、時間を惜しんで撮影して回っていましたから、遠征に行っても、1つ所に留まるのでは無く、1時間か2時間で次の鉄道へ行っていましたっけ。

そんな思い出を思い出させてくれた写真達です。

しかし、それだけでは予定枚数が埋まらなかったのか、最後に自分のコレクションであるホーロー看板群を掲載しているのはご愛敬でしょうか。
カラーコピーしてジオラマなどに使っても良いですよとはありましたが。

国鉄・JRローカル線と地方私鉄訪問記 (かや鉄BOOK)

国鉄・JRローカル線と地方私鉄訪問記 (かや鉄BOOK)

  • 作者: 山口 雅人
  • 出版社/メーカー: かや書房
  • 発売日: 2019/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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