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日本のローカル航空 [読書]

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ここんとこ、景気が良いからか(うちの業界の景気は世間様の景気の約半年遅れ)、案件が次々に決まり、しかし仕事を回す人材はおらず、回せる人間に勢い仕事が押し付けられます。
御陰様で現在3件ほどの仕事が同時並行しているし、これに加えて3件くらいの他人がほっぽり出した仕事の尻拭いをしているので、1日ごとに異なることをせざるを得ません。
まぁ、コストセンターなので人材を回したくないのは分かるのですが…。

さて、今日も本の紹介。
『日本のローカル航空』(秋本俊二著/河出書房新社刊)
航空会社を損益分岐点に載せようと思ったら、保有機数は20機以上無いといけないそうです。
つまり、それだけの路線を維持しないといけない。
ANAとJALは流石にそれ以上に機体を保有していますし、第2勢力である航空会社の中でも、J-AIRやANA Wings、SKYMARK、LCCではPeachやJetstar Japanもそれくらいの数の機体を保有しています。
10数機しか無い会社でも、ANAと共同運航しているAirDoとかSolaseed、Starflyer、IBEXAirlinesなんかはそこそこ利益が出ていますし、JAL傘下のJTAの保有機も20機にかなり近付いています。

かと思えば、保有機1桁で路線を維持している航空会社も日本には多くあります。
この本ではそうした小さな小さな日本の航空会社を介して、その特徴、そこで使われている機材、それに就航路線やその就航地の紹介をしています。

これらの航空会社は何れも苦しい経営を強いられていますし、天草エアラインの様に保有機がATR-72の1機だけと言う航空会社もあります。
当然、1機だけでは整備になった時は運休となるのですが、最近はJAL系列のJACと提携して、その保有機であるATRを貸し出してもらい、それで路線を維持すると言う手で収入を維持しています。

保有機がDHC-8-200が2機しかないOriental Air Bridgeも同じで、ANA WingsのDHC-8-Q400を借りて、その塗装の儘、福岡と小松、宮崎を結ぶ亜幹線に就航し、収入を得ています。

保有機が3機しか無いのが北海道エアコミュータです。
こちらはSAAB340Bを使って道内の各路線及び三沢との路線を維持しています。
当然、3機しか無いので定期点検の際にはJACの同機種が応援に来るのですが、機材の老朽化に伴い、JACと同様にATR-72を導入する事になり、もうすぐその初号機がやって来ます。

首都圏には調布飛行場を起点に、伊豆諸島を結ぶ路線を持つ新中央航空があります。
こちらは10数人しか乗れないDo228を6機保有して、大島や三宅島、新島などの各島嶼を結んでいます。
こちらも徐々に新型のDo228NGに置き換えられつつありますね。

勿論、こうした小さな航空会社だけで無く、エアコミュータを銘打っている航空会社も紹介しています。
例えば、FDA何か最たるものです。
他にも、先述のANA WingsやJAC、J-Air、JTA、RAC、Air Do、IBEXも取り上げています。

この他、旅客輸送業務からつい最近撤退した第一航空や、鹿児島から薩摩硫黄島に飛ぶ不定期路線を持つ新日本航空、機材の紹介では、既に日本の空から消えてしまったYS-11やBN-2B、そしてまた引渡し延期で100機の受注が取消されたと言われているSpacejetも取り上げていて、結構総花的に書かれている本だなぁ、と思いましたね。

空港でも小さな空港は勿論ですが、仙台空港や静岡空港、長崎空港、鹿児島空港と言った比較的国内外の路線も充実している空港も取り上げられています。
この辺の基準がよく判らないのですが…。

まぁ、こうしたきめ細かいローカル航空の分野を取り上げた専門の本と言うのは余り無いので、ニッチな部類に入るのでは無いでしょうか。
勿論、路線の描写もあったりして、旅に行きたいと思わせる部分もありましたしね。

日本のローカル航空: 地方を結ぶエアコミューターの魅力のすべて

日本のローカル航空: 地方を結ぶエアコミューターの魅力のすべて

  • 作者: 秋本俊二
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2019/09/25
  • メディア: 単行本


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ヘンな名湯 [読書]

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毎度のことながら、仕事が中々進みません。
生産性向上とか言いながら、会議会議で生産性を下げているのでは無いかなどと思ってしまう今日この頃です。

さて、今日はここ最近読んでいた本について。
結構なペースで本が読めているのですが、当りの本ならサクサク読める反面、外れの本を読んだときの疲れったらありゃしません。
今日読んでいた本が正にそれでした。

話を戻して、本のタイトルは、『ヘンな名湯』(岩本薫著/みらいパブリッシング刊)。
文字通り、温泉の紹介本なのですが、ちゃんとした…と言うか良く見られる様な観光地となっている温泉旅館や鄙びた湯治宿とかとは異なり、知る人ぞ知る、もしくは周辺住民しか知らないような温泉が、多数紹介されています。

いずれもちゃんとした温泉であって、お湯を沸かして温泉の素を入れて、温泉でございと言っているような、なんちゃって温泉ではありませんし、人工ラドン温泉みたいな人の手で創り出された温泉でもありません。
まぁ、日本列島を100m程度掘り進めれば幾らでも温泉が出て来る訳ですが。

最初の方は日帰り入浴施設などの紹介があります。
ただ、そこの温泉は、一癖も二癖もある温泉で、石油を掘削していたら噴出したため、油混じりの温泉となっているとか、アンモニア臭漂う温泉だとか。

宗教施設にも温泉があります。
そう言えば、以前行った秩父神社にも温泉がありましたね。
秩父神社のは立派でしたが、恐山にも温泉があります。
こちらは目立たない小さな建物で、本来は斎戒沐浴用の温泉なのですが、それがまたいい湯だそうです。

温泉と言えば、怪しさ満点の秘宝館なんてのも昔はよくありましたが、施設の彼方此方に何のために置かれているのか分からない不気味な人形などの展示物が置いてあって、夜に余り入浴に行きたくない温泉なんてのもあったり、かと思えば、以前温泉旅館だったものが店を畳んだことで温泉のある場所も崩壊が進み、でも、お湯は名湯なので入りに行く人が後を絶たない温泉だとか、誰も湯量を管理しないため、源泉掛け流しで湯船に入りきらずに洗い場まで温泉が侵出してしまった温泉も取り上げられています。

全く業態が違う事業体が運営している温泉というのも其処此処にあります。
よくあるのが、家の浴用に温泉を掘ったら、思いもよらずいい泉質の温泉が湧き、口コミで近所の人が入りに来たら、更に口コミが拡がってとうとう温泉施設を開設してしまった、と言うもの。
青森では自動車修理工場が、福島では肉屋が、魚屋が、電気屋が温泉施設を営んでいますし、福島の電気屋さんは何と素泊まりも出来てしまうそうです。

また温泉に入ったらフルーツ牛乳、一息ついたら美味しい御飯という組合せも欠かせません。
山梨などではラーメン屋や食堂のレジの奥に温泉がありますし、箱根では釜飯を待っている間にひとっ風呂と言う温泉もあります。

こうした変さを競った温泉がこの本では取り上げられていますが、最初に書いた様に、みんなちゃんとした温泉が湧出している場所ばかりです。

こんな面白い温泉をこれでもかと見せられていると、本当にこの温泉に入りに行こうか、と思ってしまうくらいです。
これから冬に向って温かい温泉が恋しくなる季節ですから、この本を片手に手拭いをぶら下げて温泉に行くのも乙なものですね。
ただ、地元密着型の温泉ですから、くれぐれもTPOは守って欲しいと思います。

ヘンな名湯

ヘンな名湯

  • 作者: 岩本薫
  • 出版社/メーカー: みらいパブリッシング
  • 発売日: 2019/05/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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避難所は用意するものでは無い、作るものだ [ひとりごと]

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今朝は朝から雨。
結構な降りでしたが、被災地の人は気が滅入るのでは無いでしょうか。
中々片付ける暇がありませんから。

そう言えば、台風の際に多摩川が溢れそうになった時、東京の各市ではうちの市と同様に避難勧告を出したらしいのですが、避難場所が溢れかえって、近場の避難所に行けなかった人が続出したそうです。
正直、阪神淡路大震災からこっち、どれだけの災害がこの日本列島を襲ったかしれません。
それなのに、何等対応もしていない、過去の災害に学んでいないこの地域の自治体は一体何をしていたのでしょうか。
住民に安心安全を与える存在でないといけないでしょうに、行政の怠慢の誹りを免れませんよ。

一方、加須市の様に、広域避難として最悪の場合を想定して、他県の自治体と協定を結び、バス会社を確保していざという場合は住民を市域外に逃すと言うしっかりした考えを持った自治体もあります。

例えば、最寄の学校を避難所にするのはまぁ良いとして、ただ、学校のような場所は中核避難所という位置づけで、老人、子供と言った弱者を収容する場所にする、と。
また、ショッピングセンターなどの大規模施設が自治体内にあれば予め協定を結んでおいて、一時避難場所に位置付け、短時間の避難場所とする。
この他、各地区には自治会があるでしょうから、その集会所を強靱化するなり、或いは洪水に配慮する造りにしておいて、ブランチ避難所として考える。
また、分譲マンションには1階以外のどこかに集会所を設けて、これもブランチ避難所に指定する。

あくまでも地域の学校とかは中核避難所であって一極集中をさせない、その周辺にブランチ避難所を多く設置するべきでは無いかと思います。
また、最初の48時間は老人と子供とその家族を除いて、一人当りの専有面積を低く抑えて、中核避難所でも人を多く収容する形を考えた方がいいのでは無いでしょうか。

阪神淡路大震災の経験から言っても、緊急事態が起きても48時間凌げば、自衛隊などの応援が学校などの公式な避難所には差し伸べられます。
なので、中核避難所の詰め込み状態は48時間に限る訳です。
また、ブランチ避難所と中核避難所の間の情報連携はきちんと行って、中核避難所にどんな物資が何時届くかと言う情報をきめ細かく流す必要があります。

ブランチ避難所に手押し車やリヤカーが1台あるだけでも、物資は輸送出来ますから。
また、中核避難所で、かつ洪水が懸念される場所では交通が途絶した場合に備えて、ゴムボートなり救命筏的なものも準備しておいても良いかも。
中核避難所からブランチ避難所に物資を輸送する目的で利用する事も出来ますし。

いずれにしても、こうした避難所を設けても仏作って魂入れずだと意味がありませんから、定期的な訓練と住民への周知徹底は必要なのでしょうね。
その点、今まで関東は災害が少なかったためにそうした備えが足りなかった、と。
ならば、これを機会にこうした施策も充分考えていくべきではないでしょうか。
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ひょうご e-KENMIN [日記]

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昨日は安普請のニトリの椅子について小一時間文句を連ねたブログを書いていたのですが、いざ投稿する段になって余りにも阿呆らしい文章だったので消してしまい、ちょっとネタも尽きたのでそのままふて寝してしまいました。
入院したわけでは無いのでご安心下さい。

で、今日、会社から帰ると兵庫県から封筒が。
この前、楽天のメルマガを読んでいたら、「ひょうごe-KENMIN」なる制度のスタートを告げるものがあったので、登録してみたら、兵庫県から楽天edyにもなる「はばタン」が描かれた「ひょうごe-KENMIN」カードなるものが送られてきました。
まぁ、以前は兵庫県に住んでいたので、バーチャルな兵庫県民になるのもいいかな、と思ったものですから。

取り敢ず、スマホアプリとPCから登録が出来て、スマホアプリでは兵庫県のローカルニュースとか、地域情報を見る事が出来ます。
そして、楽天市場内の「ひょうご市場」とも連携することになるらしい。
まぁ、まだ「ひょうご市場」は正式オープンでは無く、淡路のタマネギ関係とか丹波の農産物しか掲載されていません。
兵庫県には、例えば「ケンミンの焼きビーフン」などローカルフードも満載ですし、青森と山口の両端を除けば、日本列島を縦断して県域がある唯一の県ですから地域性も結構多様ですから、その辺を上手く汲み取ることが出来れば、面白いショップが出来ると思いますけどね。

こうしたバーチャルな兵庫県民としての基盤を提供するのならば、片方向発信では無くて、双方向コミュニケーションを採るのは簡単なように思えます。
例えば、県として政策を展開するときに、こうした場で発信して、バーチャルな兵庫県民に意見を募ると言うのは如何でしょうか。
県内では当たり前と思っていても、県外の視点から見るとまた異なった形で受け止められる事も有るのでは無いでしょうか。

一歩進めて、投票権が例え無くても、例えばこのページを通じて県にふるさと納税をした人にはバーチャルで0.1票を与え、ふるさと納税をしていない普通のバーチャル県民には0.05票を与えるようにして、選挙の際に、ネット投票をすることにすれば、県会議員や県知事も外部に発信しようとするのでは無いでしょうか。
内向きの政策ばかりだと活性化しませんし、なぁなぁでやっていると緊張感も欠けてきますから。

それこそ、議会との対話をバーチャル空間で展開するのも面白いと思うのですが。
こうやって、「何か面白い事やってるぞ」と思わせたらしめたものです。
県外からの移住者も多くなるのでは無いでしょうか。

まぁ、県がこうした場を設けただけでも前進ですが、世の趨勢に流されただけだったら余り期待が持てませんけどね。
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成田詣で-行ったつもりで [飛行機]

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今日は一応京成が動いていたので、行こうと思えば行けたのですが、流石に昨日の今日でしたから自重しました。
良い天気でしたし、南風運用だったし、逆光もそれ程では無かったのですが…。
それに夏ダイヤ最後で、Vanilla Air最終日とイベント盛り沢山だったのですが。

その代わり、先月の台風前に出掛けた成田詣での写真を整理。
まぁ、変わり映えしない写真ですが、行ったつもりで釣果を貼り貼り。

LOT Polish AirlinesのB.787-8。
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3年半ぶりの撮影。

T'WayのB.737-800。
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今年5月受領の中古機で、Fly Dubaiで運航していた機体。
これは初撮り。

UnitedのB.777-200。
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2年ぶり撮影のグアム朝便。

SASのA.340-300。
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パンダ特別塗装機。

大韓航空のA.330-300。
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最近の日韓関係の冷え込みで、朝便はA.330-200に縮小。
2年ぶりの撮影。

Philippine AirlinesのA.321-200。
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こちらサイドは初撮り。

大韓航空のA.220-300。
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釜山便で初撮りの機体。

中華航空のA.330-300。
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こちらサイド離陸は初撮りで、こちらサイド自体も3年ぶりの撮影。

FedExのB.767-300F(ER)。
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初撮りの機体。

Thai AirasiaXのA.330-900neo。
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8月に納入されたばかりの機体で、AirAsiaグループのA.330-900初号機。
こちらサイド初撮り。

ANAのA.320-200neo。
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こちらサイド離陸は初撮り。

AlitaliaのA.330-200。
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Florence便で、こちらサイド転がりは3年ぶりの撮影。
因みに、来年夏ダイヤよりAlitaliaのローマ便は羽田に移転。

Jeju AirのB.737-800。
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今年2月受領の中古機で、こちらサイド初撮り。

ANAのB.767-300ER(BCF)
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こちらサイド離陸は2年ぶりの撮影。

Viet jetのA.321-200neo。
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今年4月受領の新造機で初撮り。

ANAのB.787-9。
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こちらサイド離陸は初撮り。

AeroflotのB.777-300ER。
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今年3月受領の新造機で初撮り。

枚数は少ないですが、今日整理が出来たのはここまで。
タグ:飛行機 写真
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明日も引き籠り確定 [日記]

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今日は朝から会議を入れられたので、早起きして豪雨の中会社へ。
会社に着く直前で、山手線のドアが開いて5分間停止。
危うく、会議に遅れるところでした。

取り敢ず、役員会案件となった私の案件の1つは無事に通った。
後は中の人がちゃんと実行してくれると嬉しいなぁ。

で、その祝杯の名目で、上つ方に今日は連れて行かれました。
言うても、駅前の居酒屋ですが、美味しい豚と鳥を食べさせてくれるところでした。
流石に酒は封印しましたが、折角の機会なので、油物を結構食べてしまいました。

まぁ、この前の派遣さんの歓迎会が丁度医者に行く日と被ってしまい、欠席したからコミュニケーションを取りたかったのかもしれませんが。
関係者数名のちんまりした会で、上つ方の完全奢りではありませんでしたが、色々と話を聞けたので良しとする。
やっぱり偶にはこう言う機会もあった方がいいですね。

ところで、今日も土砂降りでした。
集中したくて、本来の自分の席から離れて、窓際の席で仕事をしていたのですが、窓を叩く雨の音が凄かったです。
次から次へとよく雨雲が湧いて出ますね。
今回も川口市は避難レベル3だったみたいで、新芝川とか荒川流域ではレベル4にまで上がったとか。
それにも増して関東圏で被害が酷かったのはまたも千葉。
でもって、例によって例の如く、成田空港も又、陸の孤島になりつつあったりしたみたいです。

明日は晴れるので、流石に陸の孤島は解消されるでしょうが、しかしながら、JRは恐らく駄目っぽいし、京成も場合によってはNGかも知れず、明日行こうと思っていた気勢が削がれました。
明後日で夏ダイヤが終了するので、今月行きたかったのですが、悪天候やら電車の不通やらなんやらかんやらでとうとう今月は成田詣ですら行く事能わずでした。
まぁ、そもそもが先月の写真整理が完全に終わっていないのですが。

リハビリはこの前終わったので、明日は完全引き籠りです。
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最後の夏季五輪 [日記]

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先週、午前中を集中時間にしたのですが、今週、午後からを集中時間に変更。
しかし、午後の方が邪魔が良く入るので、一向に仕事が進みません。
結局、今日の課題は完了せず。
でもって、明日は大雨の中を朝から会議に出ないといけないので憂鬱です。

今年はラグビーのW杯が世間で盛り上がっていますが、来年はオリンピックイヤーだそうです。
しかし、去年、今年と年々暑さを増している状態で、8月にオリンピックなんて正気の沙汰とは思えません。
先日、カタールのドーハで世界陸上がありましたが、マラソンなんかはかなり危険な状態で、選手からは不満の声がかなり上がったようです。

当然、真夏のオリンピックでドーハより湿気が多く蒸し暑い日本の夏でマラソンなんかしたら、それこそ死人が出るのでは、と言われています。
そうした声を受けてIOCはマラソンの札幌開催を打ち出し、対抗して東京都は午前3時からのマラソン開始を打ち出しましたが、そんな見え見えの小手先改善で、事態が良い方向に行くのでしょうか。

マラソンは良いとして、他の陸上競技など屋外でやる競技の選手の命はどうでも良いのでしょうか。
例えば、トライアスロン。
この前のプレイベントでは、前日だかに降った雨の御陰で海水の大腸菌数が危険レベルに達し、水泳を止めたそうです。
水泳が無いのは、競技として中途半端ですし、選手としても不完全燃焼では無いでしょうか。
こんな状態でメダルを取ったとしても、選手はそれを誇れるのかなぁと思ってしまいます。

人馬一体の競技である乗馬も、馬の方がへばってしまう可能性があるとか。

世の中、何でもかんでも「かね、カネ、金」の文化になりすぎていて、お金のあるのが正義だ、みたいな風潮になっているように思えます。
金さえ出せば、なんでもできる。
人の命ですら、買えると思っているのではありますまいか。

来年のオリンピック。
今のままだと、大失敗に終わる確率がかなり高くなっているように思えます。
イベントとして成功するかもしれませんが、オリンピックという価値観そのものが崩壊するかもしれません。
特に、選手に死者が出たとしたら、オリンピックというイベントが吹っ飛ぶのでは無いかな、と。

ここまで来たら、毒くらわば皿までの精神で、腹をくくってオリンピックと心中するか、或いは恥を忍んで秋まで延期するか、または東京という1つの都市だけで開催するのを諦めて、開会式と閉会式だけは東京で行い、屋外競技は北海道や東北など北の方で行う、或いは晴海みたいなちんけな場所で開催するのは止めて、海に関係する競技は、千葉の太平洋岸や江ノ島辺り、或いは沖縄の様な、水の綺麗な場所で開催するなど日本全国にオリンピックの開催を分散する案も考えて行くのが良いのかな、などと思ってしまいます。

今後、オリンピックという巨大競技大会は廃れていくかもしれません。
盛況だったのが今回の東京までだったなんて事で無ければ良いのですが。

勿論、パラリンピックはもっと過酷だと思いますね。
オリンピック以上にヤバいのでは無いかと危惧しています。
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もっともっともっと話そうよ [音楽]

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今日はCPAPとインフルエンザの予防接種の為に早く蒸けました。
今月のCPAPは、入りの圧が強すぎて全然眠れなかったので、結局直ぐに外してしまい、平均装着時間がかなり低い状況でした。
最短で15分ちょっと。
ならば、平均AHIの数値がかなり悪いのでは無いか、と思ったのですが、20.4と先月並でした。
結果的に数値を元に戻す事になったのですが、カードを忘れてしまったので、暫くこの数値で対応する事になりそうです。

そして、帰ってきたのですが、電車の中で眠気が酷くて久々に寝てしまい、1駅乗り過ごしました。
無事に時間内に医者に駆け込めましたが。
リハビリを終えて、いざ、インフルエンザの予防接種。
今年は香港型のワクチンらしいです。

予防接種を受けている間に、風疹ワクチンの接種について先生に聞いてみました。
返ってきた答えは、予想の斜め上。
「まぁ、風疹で死ぬのは体力が落ちている人だけですから、貴方の場合は罹患したとしても大丈夫でしょう」って、今年敗血症で死にかけた人に言う言葉ですかい(苦笑。
一応、お子さまの頃にワクチン接種をしているのですが、抗体が残っているのか、非常に不安。
改めて今度別の医者で聞いてみよう(ぉ。

で、今日は先日もももクロのファンクラブイベントでオープニングアクトを務めたたこやきレインボーの新譜、「もっともっともっと話そうよ Digital Native Generation」の販売日です。

何時もの様にたこやきレインボーのサウンドを作っている、ヒャダインこと前山田健一の作詞作曲、カップリングは「天使のラブソングを」と言うクリスマスソングになっています。

たこやきレインボーも、スタダらしくももクロと同じで、今回のシングルは2年ぶりの発売です。
まぁ、去年はアルバムで1年乗り越えましたから。

avexに入って迷走しているとか色々と言われていますが、しっかりした音作り、世界観を作り出しているのでは無いかと言うのが印象です。
プロデューサーとしてメジャーデビュー前から長年彼女達を見ていたヒャダインが付いているので、彼女達に合った丁寧なサウンド作りが為されているからだと思いますね。

今回の曲はメジャーデビューシングルの「レインボー、私は私やねんから」の路線を継承したものになっています。
「レインボー…」がLGBTを歌ったメッセージソングであるのに対し、今度の「もっともっともっと…」はタイトルにあるように、人と人とのコミュニケーションを歌ったメッセージソングです。
こうしたメッセージソングをふんわりしたサウンドで包み込むのがヒャダインの得意とするところでは無いかと思います。

今回の曲の詞を改めてみてみると、今の若者は、スマホなど画面のやりとりだけで済ませてしまって、対面で話をする機会を閉ざしている。
顔が見えない上に語彙力が低いので、人を平気で傷つけてしまう。
そんな問題提起をこの詞で行っている様に感じます。

文字の先には人がいるんだ
どんな顔で泣いてるかもしれない
だから大切なことはそう
話そう


この曲で一番言いたいのはこの部分なのかな、と。
最近の教師間のいじめだとか、相次ぐ生徒の自殺とかに対するヒャダインの怒りが目に浮かぶようです。
この曲を聴いて、勇気づけられる人達がいることを願わずにはいられません。

そしてもう1曲は、「天使のラブソングを」。
作詞はjamさん、作曲はzûmさんです。
作詞のjamと言うのは、トイレの神様なんかを作詞した山田ひろしさんの別名義らしい。
こちらは、メッセージソングとは無縁、そして、「天使にラブソングを」という映画とは無縁のクリスマスソング的なものです。
この前のイベントでも披露されましたが、もっともっともっと…のインパクトが強すぎたので、正直印象に残っていませんでした。

しかし、改めてシングルを聞いてみると、それぞれの声質を活かした歌割りで、爽やかな歌に仕上がっています。
シングルでこう聞くよりも、ライブ曲だなぁと思ったりする。
どちらかと言えば、ももクリ2012頃のももクロの曲に似ているのは意図的なのか。

いずれにしても、ちゃんとライブで見られる事が楽しみな曲ばかりです。

因みに、配信版や別バージョンのCDのみ盤には、インディーズ時代に出した「絶唱…」の別バージョンが入っています。
これはこれで懐かしい曲です。
これで、大阪環状線の駅名が覚えられますしね(笑。



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祝ってるのか怒っているのか [日記]

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今日は即位の礼。
昨晩は土砂降りの雨で、結構、見沼代用水も水位が高く、どうなるのかと思っていたのですが、まぁ何事も無く終わりました。
で、朝は明るかったので、出掛けられるかと外を見たらやっぱり雨が…。
台風崩れの御陰で、結構な風もあったようです。

なので、引き籠り確定。
今月、週末は精々がリハビリくらいで、成田詣では1回も出掛けていない事になっている。
今日の羽田もラッシュだったみたいですし、珍しくデッキの入場規制は無かったようだったので、今週休みにすれば結構色々な飛行機が撮影出来たのですが。

それにしても、前後の天候が悪すぎる。

そして、結構鬱陶しい時間だったのですが、即位の儀式の時だけは、空が一瞬開けて、日が差し込んでいました。
この辺、天も怒っているのか祝っているのかどっちなんだろう。

今上天皇に関しては、天も即位を祝っていると信じたいです。
取り敢ず、変な連中に邪魔されずに、令和の皇室を作り上げていっていただきたいですね。

でもって、明日からまた仕事です。
飛び石連休になると、再びエンジンを始動するのが大変なのですが、何とかこの3日間を過ごせると嬉しいなぁ、と。

てなことで、今日はこれまで。
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残念なことに席は選べない [ひとりごと]

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現在、外は結構な降り。
こう間断無く台風や台風崩れがやって来ると、好い加減ゲンナリします。
と言うか、天から祝福されていないのは、矢張り政が悪い所為では無いのかと思いたくもなる。
中世だと完全に再度の改元レベルですよ、これ。

それにしても、今週は成田詣でや羽田詣でが捗る時期ですが、こう雨降りだと出掛ける気力すら失せてしまいます。
みんな、良くこの雨が予想される天気でカメラを持ち出す気力があるなぁ。

さて、明日も、ももクロちゃんのファンクラブイベントは、大阪城ホールで行われるそうですが、土曜日のイベントでちょっと残念な出来事があったので、苦言方々書いておこうか、と。

ももクロちゃんのファンクラブの通称は、「Angel Eyes」と言い、その昔、ももクロ以前のスタダで実験的に結成したアイドルグループの名に由来しています。
因みに、このアイドルグループには今のセカオワのメンバーの奥さんが属していた訳ですが…。
で、これの会員証とは別に、メンバーの証となっているのがホワイトベレーです。
ファンクラブのイベントでは、このホワイトベレーを必ず着用すること、と言う唯一の制約が付けられています。

ファンクラブ結成当初は結構緩かったこの規則も、規模が拡大するにつれて結構厳格になっていますが、そこはももクロの運営、着用を義務づけつつも忘れたとか無くしたとか言う人向けに、50円で紙製ホワイトベレーを売っています。
忘れたらこれ買って下さいと言う救済措置であると同時に、ちょっとした洒落でもあります。

で、この前のイベント。
私の隣に来た人は、最初からそのホワイトベレーを被っていませんでした。
従来ならば、1人、2人はそうした人達がいたのですが、今年は何故か厳格。
スタッフの中にチェックする人がいて、帽子を被っていないと、着用を促します。
モノノフは大部分が素直に従っていたのですが、この人、全然被ろうとしません。
最初は注意を促すだけだったスタッフさん、とうとうその人のところに来て、直談判を始めます。

それが私の席の隣だったのだから、まず私が同行者かどうか尋ねられました。
そんなの席は選べませんし、見ず知らずの人。
ライブの最中だったので、かなり興を削がれました。

それでも頑なに断る人。
で、帽子を持っているかとスタッフが聞いたら、手をひらひらさせ、持っていないと。
入場時に確認しないといけないのに、スタッフの確認ミスです。
スタッフは一旦引き下がりましたが、何分後かに再び来て、紙製ホワイトベレーを買う様に促します。
それでも駄目。

次に背広を着た上の人がやって来て説得を試みます。
当然、私の隣の席なので、そこで大声でやり合うのですから、集中もなにも合ったものでは有りません。
流石に、ベレー帽被っていないだけで放り出すまでは行かないのでしょうから、あくまでもソフトな対応です。

すると、一度その人、出て行きます。
これで紙製ホワイトベレーを買いに行ったのかなと思いきや、手ぶらで戻ってきました。
何をしに行ったのか、単純に説得が面倒なので逃げただけなのか。
再び、背広を着た上の人との攻防開始。
説得に来る度に、私は席を外してその人に場所を譲らないといけないので、面倒ったらありゃしない。
これでまた、ライブに集中できません。

とうとう警備主任でテレビの「ももクロちゃん」でもお馴染みのヒゲの恰幅のいいおっちゃんがやって来て、説得開始。
すると、やっとのことで一緒に出て行きます。

暫くして戻って着たその人の手にはやっと紙製ホワイトベレーがありましたが、遂に被ることはありませんでした。
そして、イベントが終わらないうちに退散してしまいました。

一体何をしに来たのか判りません。
その人、応援グッズを身につけるでも無く、ペンライトを持つでも無く、応援する素振りも見せず、ただただ突っ立って舞台を眺めていただけでした。
正直、結構不気味で、時折、スマホのLineに一所懸命何かを打っていましたが、セトリだったのかしら。

そんなわけで、この前のイベントは集中が出来ずに結構興が削がれた状態でした。
正直、席を変えてくれとスタッフにお願いした方が良かったのかも知れないですね。

帰り際、今度は古参のモノノフさんが若者の手を捕まえています。
古参のモノノフさんの手にはスマホが。
なんでも、このイベントを録音していたそうです。
「録画・録音は禁止です」って謳っているのを聞いていないわけでは無いですよね。
その後、私は物販に行ってしまったので、始末は見ていないのですが、結構後味も悪いイベントでした。

本当に、最近のモノノフはどうなっているのでしょうか。
糞も味噌も一緒くたになっているような気がします。
それがももクロちゃんにとって、芳しくない評判が立ちかねない様な感じを受けたのは私だけでしょうか。
明日のイベントはこんな変な連中が出て来ないことを祈ります。
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