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国鉄形特急車の終焉 [日記]

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今週末は法定電気設備点検なので、全部の機器の電源を切る作業。
ただ、毎回頭を悩ますのが電源をどこまで切るかと言うもの。
漏電検査で500Vとか流す話ならば話は簡単、全部の電源をそれこそ制御盤レベルで切ればいいのですが、通常そこまでやることは無いので、適当にお茶を濁しがちです。
そんな時に限って、柔な電源を持つ機器が漏電検査の電流を流すことでぶっ壊れる。
まぁ、今年、壊れる機器が無い事を祈ります。

例年なら見廻っていると、もう少し待ってと言う人が必ずいたのですが、ここ最近はドライに時間が来たらプチンと電源を切るUPSの自動実行機能で行っているので、内心では不満に思っている人もいるかと思いますが、そこまで行く事は無い。
また、なるべく見廻りは避けているのと、このコロナ対応の御陰でリモートワークをする人も増えているし、出来る事も多いので、文句を言わずに帰る人も多くなりました。

そう言えば、いすみ鉄道がワーケーションの一環で、列車に乗ってのリモートオフィスは如何でしょうなんて言う提案をしているそうです。
アイデアは買いますが、いすみ鉄道の車両と言えば、キハ58とキハ20の組合せですから、軽快気動車に乗らない限り、会議なんて五月蠅くて出来ないのでは無いでしょうか。

国鉄形の車両が郷愁を誘うものであるのですが、国鉄形の車両は最近の車両に比べるとかなりがっちり作られていて、フレームに少々手を入れても問題ないそうなので、様々な改造を受けてきました。
特に気動車のキハ40系は、最近の気動車よりも頑丈ですから、最近の気動車が続々退役しているのに、未だに特別車が出続けています。

もう1つの流れが、JR西日本ですね。
117系新快速電車を改造して特急車両にし、京都と山陰方面を結ぶ夜行特急や山陽方面の昼行特急に利用するとのこと。
車両が出来ましたが、このコロナ禍で思うように運行できていません。

こうした会社の物持ちの良さに比べて、さっさと除籍するのがJR東日本です。
JR最初期に登場した651系ですら退役させ、スクラップにしています。
一方で陳腐な特急車両をずっと走らせ続けていました。
関東に初めて来たとき、その陳腐さに呆れたのが185系です。

元が117系の兄弟車ですから、東海地区や関西だったら、いや、岡山、広島地区でも同等の設備を持つ車両に無料で乗る事が出来ます。
違いと言えば、ドアの所にデッキがあるか無いかだけです。
座席は長いこと転換クロスだったし、窓は開くのでガタつきが酷いし、JRになったらとっとと廃車するのかと思っていたら、JRになってもしぶとく生き延び、更にJRの初期に登場した特急車が廃車しても未だに生き延びていました。
流石に、JR東日本もこの旅客設備で特急料金を取るのは後ろめたくなったのか、標準特急車であるE257系に置き換えを発表しました。

但し、湘南ライナーは廃止して、特急になるので実質値上げだそうです。
接客設備がかなり向上するのですが、元が酷かったからなぁと思わなくもありません。
何せ、東海地区や近畿地方では完全に無料ですからね。

つくづく、競争の無いのは良くないなぁと思います。
今後、また阿鼻叫喚になるのでしょうか。
正直、私はこの車両に余り乗りたくはありませんが。
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