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YOIMIYA [音楽]

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今日は誕生日でございました。
とうとう親父の年を越えた訳で、何か不思議な気持ちでござんす。
毎年、誕生日はそれなりに良い天気なのですが、今日は雨、しかも荒天で気温も一気に下がった。

体調も余り良くなかったので、一瞬休もうかとも思ったのですが、流石にこれ以上休むのも何なので、在宅勤務でお茶を濁しました。
まぁ、細かい作業が山の様にあったので、在宅勤務にして正解だったかも知れない。

とは言え、余り気分が乗らなかったのもあって、定時でとっとと終了。
一応手許にスマホは置いておいて、何かあったら作業出来るようにはしていたのですが。
早めに終わったと言っても、夕方に掛けて雨が酷くなり、リハビリに行くのは諦めました。

まぁ、明日は何とか天気が保ちそうなので、そんな時に出た方がいいのかなとも思う。

そんな誕生日のプレゼント的な曲として、ばっしょーが新曲を発売しました。
曲自体は10月の秋ツアーで既に披露していたのですが、『わた恋』が11月に出てかなり勢いがあったので、二兎を追う者は一兎をも得ずとの考えからか、連続リリースは避けた感じです。

Ο株の猖獗もあったし、連続リリースしたとしても、プロモーションが中々出来ないので、余りインパクトは無かったでしょうね。
そう言う意味では、運営スタッフも肝が据わってきたように思えます。

ビジュアルが公開されたのが今年に入ってから、そして、秋ツアー以来、小箱で何回か披露はしていたのですが、全国的に世に出たのは今月に入ってからで、先週のバズリズム02が嚆矢で、翌日のフェスでニコ動民にも公開しました。

そうして満を持して昨日MVが公開された訳で。
今回の『YOIMIYA』は水曜日のカンパネラのメンバーであるケンモチヨシフミさんが手がけたものです。
ビッグネームを予想していた私は大外しでした。
まぁ、冷静に考えるとビッグネームはそれだけ費用がかかる訳ですから、インディーズレーベルが曲を発注するのは少し敷居が高いのかな、と。

一昨年のOisa、そして去年のわた恋は、渡邊忍さんが手がけた曲でしたから、今回も最初に曲を聴いたときにはてっきり渡邊忍さんの作品だと思ったのですが、毎回同じ人が手がけると段々画一的になって飽きられると思ったのでしょうかね。

そうは言いつつも、路線は殆ど今までの2曲と変わっていません。
スタダには珍しいエフェクトを掛けたメインの旋律があって、サブの旋律が所々で絡む感じの曲調です。

振付は、お馴染みの振付稼業air:manさんが手がけたものとなっていて、見ようによっては凄い無機質な感じがするのですが、アイドル=ファンから見た神と言う解釈なのかなとも思ったりする。
神だから邪念のある下界と一線を画して、一種の神々しさを醸し出すような振付になっているのかしらんと。

それにしても、難解なダンスを苦も無くやってしまうりるみゆもまた凄いなぁ、と思った。
幾ら4歳の時からダンスしているとは言え、まだ加入1年未満ですからね。
超とき宣の菅田さんともまた違った形の逸材だなぁ。

そしてMV。
Oisaは福岡県の田川市とか福智町で撮影したもので、物の怪が闊歩する幽玄な世界が表現されていましたが、わた恋もこれまた長崎県壱岐市で撮影されたもので、神社や史蹟、名勝でメンバーが踊ると言うジャポニズム感満載のMVでした。


今度のMVは佐賀県にある日本最大稲荷社の一つ、鹿島市の祐徳稲荷神社と太良町の大魚神社の海中鳥居が舞台になっています。
大魚神社の海中鳥居は、沖ノ島の間の鳥居と言われていて、福岡そして朝鮮半島に通じる。

少なくとも近代神道とは異なる、自然に対する畏敬から生まれたもので、何百年も人々の間に受け継がれてきた神社であり、歴史の重みが感じられる場所での撮影ですし、年を経た映像美が至る所で感じられます。

そうは言いつつも、時代に対応してこんなアイドルのMVの舞台になるのも日本の宗教施設らしいなぁと思ったりもします。

一応、MVは4Kでの公開なのですが、前半は白黒で色が殆どありません。
そして後半に色が付きますが、まがまがしい色と言うよりも、昔のアナログフィルムのような味のある、また暖かみのある色になっています。

最近の映像技術の進化は、細かいところまで映ってしまうのですが、一種のフィルターを掛けることで細かい部分を消してより神々しさを強調しているのかなぁ、と。

親しみのあるアイドルのMVも大好物ですが、ばっしょーのこうした幻想的なMVもありですね。
特にコロナ禍の今は海外にもアピールする事も必要です。
こうした映像の美しさは、海外受けもかなりするのでは無いでしょうか。
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