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そろそろ正常値かな [健康]

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ここ数日健康に関する投稿が続きます(苦笑。

で、今日は朝から虎の門病院。
先日受けたMRIと血液検査の結果を聞きに行って来ました。
10月に受診したときに比べると、矢張り左右の胆管が合流する部分で狭窄は若干あるとの事でしたが、塞がるとかそう言ったトラブルでは無く、徐々に進行している状態です。
進行して居ると言っても、一気に閉塞するわけでは無く、緩慢な進行なので、癌とかそんなものでは無い。

MRIと言うのは体内の水素原子核(プロトン)に着目して、静磁場を掛け、バラバラのプロトンを先ず整列させます。
これにラジオ波を掛けると、プロトンは90度倒れ、ラジオ波を停止するとまた整列状態に戻る、整列した状態に戻るときに各々のプロトンが信号を出すため、それを拾って可視化すると言うものだそうです。

プロトンが元に戻る縦方向のベクトル量回復時間がT1値と言い、横方向のベクトル量減衰時間がT2値。
水の多い組織はT1値が短く、脂肪が多い組織はT2値が短く画像に現れます。
で、水は灰色っぽく、脂肪は白っぽく写り、その他の部分は動かないので黒になる。

その結果から見ると、右の胆管から総胆管に掛けてはT1値が短く、脂肪が詰まっている状態で、濃縮胆汁になっている可能性があるとか。
他にも腹部臓器にも異状が無く、リンパ節腫とか腹水も無いので、癌では無いと言う診断結果でちょっとホッとしました。

血液検査の結果については、更にホッとすることに。
LDHは1月に200を越えていたのですが(一応正常値)、179と更に下がり、GOTは正常範囲内に収まり、ALPとγ-GTPは200近い数値だったのが、150前後に落ちてきて正常値までもう一息と言った所。

6月に再度の血液検査と診察があるのですが、その時までに更に落ちてくれることを祈ります。
これらの数値を受けて、要観察期間は免れ、次の時に超音波検査とかMRI検査とかはしなくて良い事になりました。

そして、通常通りMRIについては来年3月…まぁ鬼が笑うくらい先の予約になりました。
流石に全然検査しないというわけにはいかないので。

ここ数ヶ月の数値上昇はやっぱりデルタ株に感染していた後遺症だったのかも知れません。
海外の研究では10,890例以上のメタ解析で、15.0%がALT値上昇、16.7%に総ビリルビン値上昇が認められたそうです。
中国の研究ではサンプル数が417症例と少ないのですが、うち76.3%に何らかの肝臓数値の異常があって、21.5%に肝細胞障害型(AST、ALTの数値が通常の3倍以上)か、胆汁うっ滞型(γ-GTP、ALP総ビリルビン値が正常値の倍以上)が見られたそうですから、先日の私の数値に重なります。

まぁ、良く肝硬変などの重症化にならなかったものだと思います。
全く味が判らないなど、味覚障害の自覚は無かったのですがね。
そう言う意味では私もスプレッダーだったのかも知れません。
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