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代打の神様 [日記]

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ちょっと今日は現実逃避したくなったさ。
やる気のなくなること夥しい。

時に、うちの祖父は昔から阪急ブレーブスファンでした。
教員だったのですが、阪急が勝つとすごく機嫌が良く、生徒に乗せられて脱線することも屡々。
優勝したときはそりゃもう大騒ぎで、完全に授業が潰れたと言う伝説を作ったそうな。

今だと完全にクレームものでしょうが、昔は今と異なり、大らかな時代ですし、そうした先生の方が人気があって、同窓会に行っても引っ張りだこでした。

そんな阪急ブレーブスで、「代打の切り札」として上田監督に重用されたのが、高井選手でした。
ここぞ、と言う時に代打として出て来て、期待通りの活躍をしてくれる選手で、代打本塁打の数では世界記録を持っていた人。
よく考えれば、山田投手、山口投手の二枚看板に、福本選手や大熊選手の様な一芸に秀でた選手など、黄金時代の阪急ブレーブスは綺羅星の如く人材がいましたねぇ。

後身のオリックスは今じゃ見るべき影もありゃしませんが。
で、その高井選手が子供心によく記憶に残っているのは、当時住んでいた家からちょっと離れてはいましたが、同じ地区にあったこと。
武庫川の堤防の下にあった家で、「あれが高井の家やで」と家の前を通る度に親父に言われ、高井選手が出て来ないかなぁと思ったりもしましたっけ。

正に、我が地区のヒーロー的存在でしたね。
今はラグビーとかサッカー選手がそうした存在なのかも知れませんが。
お亡くなりになられたと聞いて、こんな思い出が蘇りました。
ご冥福をお祈りいたします。

と言うか、来年こそはオリックス対阪神の日本シリーズを見たいものです。
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