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poolside [音楽]

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今日は休日出勤。
予定では昼過ぎには終わる予定だったのですが、pingは通るのにリモートデスクトップが効かない鯖があったので、念の為再起動したらその後ハングアップ。
まさかレストアをしないといけないのかとヒヤヒヤしました。

こんなことをやっていたので、結局終わってみれば代休1日発生。
気が付くと、今月40時間近くの残業です。
そりゃ、休みに死んだように寝て、起きる気力が湧かない筈です。

それにしても、結構休んでいるはずなのに、どこでこれだけ労働したのやら。
その割には1つ1つのテーマが全く終わっていないのはどうしたことか。
今日もやるつもりだったことが全然出来ませんでしたし。
時間の使い方が下手なんでしょうか。

さて、今日は分島花音の新譜『poolside』の紹介。
分島花音と言えば、アニメの楽曲を中心に活動しているシンガーソングチェリストでしたが、昨年、事務所を退社し、楽曲だけはレコード会社に属して版権を管理してもらい、歌の方は完全にインディーズ活動となりました。

で、その後チェロを片手にロンドンに留学して、音作りとかをしていたようですが、このコロナ禍で帰国を余儀なくされました。
そのロンドンで完成した作品が今回出た『poolside』になります。
リリースは基本的に7インチアナログレコードで、CDの販売は無く、デジタル音源は配信のみです。

この配信曲は表題曲の『poolside』の他、『IDEA』の合計2曲で構成されていて、ジャケットはレコードと同じで本人が描いたイラストです。
そう言う意味ではかなりマルチなことが出来る人ですね。

『poolside』は全編英語の詞の歌で、個人的には英国で作成したからか、British Rockの影響を強く受けているように感じました。
自らのチェロのソロは余り目立たず、基底にどっしりしたギターを噛まし、全体的に重々しくゆったりと流れる感じの曲です。
ライブでノリの良い曲と言う訳ではありませんが、聞かせる曲ではあります。

もう1曲の『IDEA』も、全編英語詞です。
こちらもしっとりしたBritish Rock的な感じの曲で、余りアッパーな感じではありません。
また、自らはボーカルに徹していて、チェロのソロはこちらもありません。
そう言う意味では、アッパーな激しい演奏を期待する向きには期待外れかも知れませんが、今までのイメージから脱皮したいと言う感情の表れでは無いかな、と思いました。

何となくですが、事務所を退社してインディーズに身を置いたのも、固定概念を打破して、新たなステージに挑みたいと言う意欲の表れでは無いでしょうか。
残念ながら、英国留学は中途半端に終わった感じがしますが、このコロナ禍を彼女がどの様に受け止めたかを感じる一端にはなりそうな曲に思えます。

今後の作品群に期待ですね。
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