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リアリティーショー [ひとりごと]

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東京の感染者数がまたかなり増えているようですね。
折角良い感じで来ているのに、また元の木阿弥になりそうです。
正直、そのとばっちりを受ける埼玉県民と千葉県民の身にもなって欲しいものですが。

ところで、今日はリアリティーショーの話について少し書いてみる。

個人的には最近余りテレビを見ることはないのですが、正直、私はテレビ番組って、5分間のニュースと天気予報以外は一種のリアリティーショーだと思っています。
まぁ、ニュースでもニュースショーはリアリティーショーに含まれるのかも知れません。

大体、視聴率というものが付いて回るわけですし、それがテレビに於ける各種物差しの主要なものになっている訳ですから、視聴者を引き付ける必要があります。
当然、テレビの番組は某かのストーリー性を持っているのでは無いかなぁ、と。

それを視聴者も自覚しているのであれば良いのですが、大抵の場合、視聴者はその番組の裏に有るものが分かっていません。
なので、一種のショーであるものを本物のドキュメンタリーと勘違いして感情移入してしまう。
結果として、出演者を叩くという風潮に陥っているのでは無いかなぁと思うのです。

これが人間の感情のドロドロした部分を扱っている番組だとその風潮が高まるのかなぁと。
昔、大映の「赤い~」(トラクターでは無い方の)シリーズで、主人公の山口百恵を虐める女優さんにカミソリの刃が送られてきたような感じでしょうかね。

例えば、和気藹々と御飯を食べておしゃべりしているような生放送の番組だと、例え視聴したとしても、そこまであからさまに罵詈雑言は投げないでしょうね。
その中に作為があったとしても、料理を失敗して焦がしたとか、砂糖と塩を間違えたとかそんな目立たない部分での設定だろうなぁと思ったりして。

録画というのは如何様にでも編集で切り取ることが出来るから、便利な反面、こわいツールにもなり得ると思います。
それによって印象が変わってしまうことも有りますからね。

そう考えると、YouTubeなんかでの生配信番組というものの方が、未だ健全なんじゃ無いだろうかと思うのですがねぇ。
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