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奈落へようこそ [ひとりごと]

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今日は出社日。
最近は始発電車に乗ることが少ないのですが、今日は目覚ましをかけ忘れて目が覚めたら7時半過ぎ。
慌てて出掛けて何とか始発電車に乗ることが出来ましたが、一頃に比べると大分増えました。
しかし、最近はおっさんを中心に席の区分のど真ん中に座って2人分を専有するバカが出て来て辟易します。

恐らく、そんな奴に限って、無理に座ろうとすると舌打ちするのでしょうが…。
こう言う時、大阪のおばちゃんのパワフルさを関東の人も身につけて欲しいなぁと思います。

そんなこんなで仕事。

ここ1~2年私が1人で悩み抜いていたとある案件を、業を煮やした上つ方が強引に進めようとして、態勢組み直しを指令しました。
で、今日は新体制の課題洗いだしの会議があったのですが、私が整理してきた課題を検討するうちに、大きな問題が山積していたのが分かって、新体制の人達は早くも逃げ腰です。

少なくとも上つ方はうちの社員を買いかぶりすぎているわけで。
「紺屋の白袴」という諺を知らないとしか言いようがありません。
今回のリモート勤務態勢に切り替える際にも、自宅にインターネット環境が無いと言う人々が続出して、みんな支給されたスマホをテザリングで使うから、あっと言う間に通信量が超過して阿鼻叫喚になった訳で。

システム屋って言っても実態はこんなものです。
ましてや、パソコンの深いところまで知るよしも無く、そのレベルは一般企業の社員と何等変わり有りません…と言うか一般企業の社員の方がよく知っているかも知れないです。

そこにドラスティックな変化を加えるとどうなるか、全く分かっていません。
今回の課題は衝撃を如何に緩和するかを考えないといけないのですが、どうもハードランディングの未来しか見えないです。

本質的には会社のネットワークを分離して、片方はガチガチに縛るけど外部とも容易に接続できるOA用、もう片方は外部と中々繋がらないけど内部の制限が緩い仕事用にするとか、vDaaSを導入して、仕事はリモートデスクトップで完結するとかに出来れば良いのですけどね。
いずれも、御足が無いとの一言で否定。

何でもそうですが、うちは格好から入る人達ばかりなので、地に足を付けての考えが全然弱い。
兎に角どんどん入れろ、入れてから考えろ、と言って、いざ入れると、何でこうなる、問題を検討したのか、考えてから入れるべきだと怒るのですから、始末に負えない。

先ず地道に、外堀埋めてから中に取りかからないと結局回り道することになってかえって効率が落ちると思うのですけどね。
そんなことを言うと、海外の会社ではもっとレスポンス早く仕事していると言う反論が返ってくるのですが、そもそも餅は餅屋で、自分の出来る範囲を絞って、他の部分は他人任せというアウトソーシングの徹底が出来ていて、謂わば専門に徹しているからこそ所帯が小さくて小回りが利くのであって、何でもかんでも自分の会社の中で完結させようとする仕事の仕方では無いですから。

まぁ、今回は新体制が瓦解しないことを祈るのみです。
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