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Batten Records [音楽]

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今日から6月。
あっと言う間に1年の半分が来てしまいました。
何か面白い事が無いものかと思いつつ、仕事ばかりしている状態です。
気分転換も出来ず、YouTubeをボケーッと見ている毎日でした。

スタプラのアイドルグループの1つで、1度はメジャー契約して順風満帆に見えたばってん少女隊が、去年その契約を打ち切られ、グループとしても考え方の相違か何かで漂流して、一時は解散寸前まで行きました。
何度も中で話し合いましたが、西垣有彩さんだけは残念ながら脱退し、5人グループで再出発しています。

そんな訳で中々新曲が出なかったのですが、今回、新たにBatten Recordsと言う自主レーベルを立ち上げて6月21日から5週連続での配信シングルを出すそうです。

サブスクリプションモデルが定着してきて、人々がCDを買わなくなり、配信という形が主流になると、果たしてメジャーレーベルというものが必要なのかと言う問題に当たります。
昔はラジオやテレビの音楽番組に出たり、CMの楽曲、ドラマの主題歌と言った形で人気が出て、レコード(後にはCD)を人々が買ったり借りたりして…と言う時代であれば、テレビ局やラジオ局と古くからコネクションを持っているレコード会社は非常に力を発揮しました。

しかし、確かにテレビと言う媒体を通すことで人気が出る場合も否めませんが、最近ではSNSが主戦場になっている様な気がします。
SNSでバズることで、人気が一気に出ることもあり、テレビ局やラジオ局はその後追いになることも屡々です。

そうすると、メジャーレーベルという存在は必要なのだろうかと思ったり。
確かに、CDを全国に出荷するのであればレコードショップと繋がりを持っていたり、CDを作る工場を持っていないといけないのでしょうが、工場は今日日ファブレスですから、CDだけを作るだけの会社は探せばありますし、そもそも配信だけなら媒体を在庫しておく必要はない訳で。

そう言う意味では、多数のアーティストと契約を締結しておいて、必要に応じて媒体の供給網だけを提供するのが今後のレコード会社の在り方になるのかなぁと思ってみたりします。
まだ規模は小さいですが、Tower Recordsのレーベルなんかはそんな感じなのかな、と。

契約にガチガチに縛られることが無ければ、アーティスト側も自由な曲作りが出来る様な。
売れ筋の曲ばかり作るのでは無く、やっぱり実験的なこともしたい場合もあるでしょうから、その場合は配信だけにするとかの選択肢を選べれば、より楽曲の拡がりが出そうな気がします。

先ずはBatten Recordsがどんな動きをするのか注視したいと思います。
恐らく、スタプラとしての試金石なのでしょう。
これで上手く行けば、ukkaなんかもこの流れに乗るのかも知れませんね。

ところで、avexとしてのたこ虹では無く、スタプラとしてのたこ虹がこんな素敵な曲を出してくれました。
この2ヶ月、19時28分から毎日配信してくれた番組のテーマ曲として彩木咲良ちゃんが作詞作曲したもので、彼女達が手話をパフォーマンスしつつ歌ってくれた『一緒に帰ろう』という作品。
ギターはたこ虹バンドのギタリストであるユニコーンの手島さん、川西さん、ももクロバンドのメンバーである竹上さんなどが参加して音を当てていると言う豪華版です。

もう1つ、菅野よう子さんが主体となって復活したSeat beltsの作品『Space Lion』が20年ぶりに再録で公開されています。
これもスケールの大きな作品です。
Stay Homeでアーティストが苦境に立っていても、それを跳ね返すだけの力が芸術にはあると思わせてくれるような作品です。
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