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ニワカ、くしゃみす [日記]

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今日は朝早めに起きて観劇へ。
と言っても、ギリギリまで寝ていて、ダッシュで家を出たのは内緒。
今日はシアターシュリンプのマチネ公演に参戦するため、池袋のサンシャイン劇場へ。

毎回劇場と言うのは敷居が高く、2回行ったのは明治座だけです。
最初に行ったのは確か新大久保の劇場、次が博品館劇場だった気がする。

今回のサンシャイン劇場、池袋と言うことだったので、駒込まで出て山手線で池袋かと思ったら、検索すると大塚から11分歩けとのお達し。
別の検索結果だと、王子からさくらトラムに乗って東池袋四丁目で降りると徒歩4分で行けると出て、こちらで行きました。

久々に都電に乗ったのですが、結構な混み具合で、大塚行きの続行便が出ているくらいでした。
大塚の続行便で早稲田の方が良いように思いましたが、それすると折り返し線とか色々あるのかも知れない。

で、サンシャインに向けて歩いて行ったのですが、建物内で道に迷う。
インフォメーションで聞いたら、サンシャイン60では無くて隣の文化会館的な建物の方だったと。
エスカレーターで上がると、2階より上のエスカレーターが封鎖されていて、エレベータに乗り換えろと…。
しかし、1階や地階から乗る人が多くて、2階から中々乗る事が出来ませんでした。

さて、そんなこんなで劇場に辿り着くと既に開場していて、パンフと生写真を買って急いで中に入る。
今日は前から5列目の真ん中近くで、虫の目で見られました。

今日の演題は『マイ・スイート・リトル・ラッキーデイ』と言うもので、シアターシュリンプ公演ではお馴染みのシベリア少女鉄道土屋亮一さんが、脚本と演出を手がけたもの。
土屋さんの脚本は様々な事象が次々に湧いて、それが全て繋がっていくジェットコースター的な群像劇かつコメディなので、息つく暇もありません。

と言う訳で、集中しないと駄目だったのですが、今日は花粉症が酷かった。
結構我慢していたのですが、ついつい、笑う場面で笑いと共にくしゃみが盛大に出てしまいました。
反省します、ゴメンナサイ。

因みに、シアターシュリンプと言うのは、私立恵比寿中学が劇場公演をする際に使う劇団名です。
お姉さん組は、土屋さん作品には親しんでいて、少なくともみんな3回は彼の脚本で演技をしていますし、安本さんや小林さんは他のシベリア少女鉄道の公演や独立したドラマで演技していたりするので、恐らく慣れていたと思いますが、妹組は初めての演技だったのでは無いでしょうか。

初回は学園ものだったので、今回も学園ものかと思いきや、真山さんとかはトウが立つと思ったのか、居酒屋が舞台。
真山さんと安本さん、それに小久保さんがOL役で社長の誕生日を祝おうと集まっています。

真山さんはポンコツOL役で、会社の調達で桁を間違えた発注をして社長に叱られたばかり。
安本さんは真山さんの同僚で一応出来るOLですが、スケジュール管理が出来ない人で、ダブルブッキングやトリプルブッキングをしまくって、招かれざる客をこの居酒屋に引込んでの大混乱を招く張本人です。
そして、小久保さんは新人OLの役で、真山さん安本さんに巻き込まれて、居酒屋の店員さんにさせられるわ、社長の思い人に勘違いされるわ、殺されるわ(設定上)、散々な目に遭います。

途中から、安本さんの友達で失恋したばかりのネガティブなお姉さんとして桜木さんが、安本さんの親戚で上京してきた姪っ子として仲村さんが参戦して、混乱に拍車を掛けます。

居酒屋の店員さんには桜井さんが扮し、臨時雇いのバイト、実は落ち目週刊誌で一発逆転を狙う記者である小林さんが出て来ます。

残りの星名さん、中山さん、風見さんの役柄は、星名さんがインチキ占い師、中山さんはそのインチキ占い師を信奉する小説家、風見さんはインチキ占い師の占いを信じて恋人と別れてしまい、それが陰々滅々としてインチキ占い師の本性を暴こうとする女の子の役を演じています。
更に、インチキ占い師に憧れる女の子の役に仲村さんが二役で出て来ます。

社長ともう1人、売れないグラドルから売れないYouTuberに転身した女性も入って、目が忙しい展開が繰り広げられていきます。
こちらは本職の俳優さん達です。

これらの登場人物、実は裏で色々と繋がっていて、安本さんと中山さんは姉妹の設定ですし、真山さんとYouTuberの女性も姉妹で、社長とインチキ占い師に憧れる女性の方の仲村さんは親子の設定。
桜木さんと風見さんも実はカップル同士だったりと、伏線が張られていたのがここで回収されるのかとビックリしました。

前作はちょっと捻りすぎかなぁと思いましたが、今回は演劇に初挑戦と言うメンバーもいたので、笑いも素直に入って来られましたね。
しかし、この劇、どこかで再演しても良いのかも知れません。
役どころを変えたらまた違った面白みも有るのかなあと思いましたね。

個人的には、海外旅行に行きたい為に、段々壊れていく店員役の桜井さんが、これ以上の面倒はゴメンとばかりに、個室の延長を図ろうとする風見さんに襲いかかり、殴って気絶させたり、桜木さんが暴れるのを承知とばかりに、アルコールを浸したハンカチで口を塞ぐ(桜木さんの演じる女性はアルコールの匂いで寝てしまう)安本さんの動きが面白かったです。

やっぱりエビ中には悲劇は似合わない、喜劇が一番です。
でも、春先にはやって欲しくないなぁと思いました。
と言うか、ちゃんと鼻炎の薬をきちんと飲んで出掛けないといけませんね。
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