急げ急げと仰いますが [日記]
今日は寒くて遂にコートデビューです。
流石にまだライナーは付けませんでしたが。
そして、寒いからか何度もトイレに駆け込むことになりました。
こんなに耐寒性が無かったかなぁと思ってみたりして。
今日も別の本の話を書こうかと思ったのですが、帰ってきたのが遅かったので、与太話。
米国のPfizerが新型コロナウィルスワクチンを開発して、有効性が9割の人にあったと言う発表をしたそうです。
この報道を受けて株価が急上昇したそうですが、日本の医療関係者は懐疑的な見方を示しています。
そもそも、こうしたワクチンの開発には結構な期間が掛かるそうです。
それをたったの1年弱で実用化に持っていこうとしているのが、どだい無理な話だったり。
無理を承知で期間を短縮すると、結果的に被害を被るのは一般庶民です。
実際、中国が開発したワクチンは、ブラジルでの治験で有害な事象が発生したとの報道がありました。
日本でこうしたワクチンと言うのは、健康被害発生と隣り合わせになっています。
最近でも子宮頸がんワクチンとかが話題に上っていますが、その種の薬害第一号だったのが、1948年の京都に於けるジフテリアワクチンの接種渦でした。
本来ならジフテリアという病気を予防するために毒性を消失させたものだったのに、製造した大阪の日本赤十字医薬学研究所におけるワクチンの製造工程に於いて、規定の容器で製造されなかった為、結果的にジフテリア菌の無毒化がきちんと行われず、毒性が残ったまま生産されたわけです。
更にこのワクチンは別々に製造されたものなのに、一纏めにして同じロット番号を付けて東京に送られました。
そして、生産されたものを検査する工程においても、ランダムにロットを取り出しての検査では無く、業者の準備した検体を検査したか、端から順番に何本か検査しただけで、毒性の残ったロットがそのまま出荷されてしまいました。
その結果、命を救うはずの予防接種で68名の死者を含む多数の健康被害を発生させ、現在に至るまで世界最大の予防接種事故となったのです。
また、京都でその様な事件があったのに関わらず、同一ロットが島根に出荷され、そこで接種を受けた16名が死亡し、こちらも多数の健康被害を出しました。
GHQ主導で行われた政策であった為、本来の責任はGHQに帰せられるとされるべき所、GHQの責任は問われず、厚生省についても京都市が死者への弔慰金支出や後遺症の出た患者の医療費3000万円を国に請求したところ、予防接種を監督する厚生省予防局は「ワクチンの取扱いが薬業者に任されている現状では責任を取りにくい」と述べ、薬業者を監督すべき厚生省薬務局は「ワクチンの検定は予防局の仕事」なのでこちらの責任では無いと言って双方責任を認めなかったと言います。
そして、厚生省は自らの責任を不問にして、製造責任者である業者を告発しました。
因みに法務庁の助言は、「裁判をすれば負けるし、左系の組合が数百万円以上の賠償を求めて訴訟を行う可能性がある。死者1人につき15万円相当の慰謝料を払って、遺族に今後の賠償請求権を放棄させろ」と言うものでした。
厚生省は結局、慰謝料を更にケチって10万円(現在の貨幣価値に換算して500万円ちょっと)にし、遺族に支払ったそうです。
厚生省のこの体質は、厚生労働省になった今でも未だに変わっていないように思えます。
一応、今度のコロナウィルスで薬害に遭った場合は、国が補償するとしてはいますが、今までのパターンからすれば、ちょっと眉唾物なのかなと思ったりする訳で、幾ら急げと言われても、まともな製品を作り上げて欲しいな、と製薬メーカーにはお願いしたいわけです。
(ジフテリア渦の話は『米軍医が見た占領下京都の六〇〇日』PP.268~277を参考にしました。)
失われた国鉄ローカル線 [読書]
今日はちゃんと出勤しないと年末調整が出せない。
と言う事で1週間ぶりに会社へ。
それにしても、真っ黒になって書上げた年末調整の書類、書かなくても良いところを書いてしまって、しかもそれが間違いだと分かったときの徒労感たるや…。
自分を勇気づけるため、のんとも。Mの『明日があるさ』のMVを投下。
『あまちゃん』と『この世界の片隅に』の豪華出演者たちのコラボです。
それはさておき、寝込んでいたときに読んでいた本の紹介。
『失われた国鉄ローカル線』(結解喜幸著・レイルウェイズ・グラフィック撮影/イカロス出版刊)
国鉄の赤字が増大し、経営の建て直しをしないといけない時、真っ先に手を付けたのが、建主改従の政権の基で濫発された地方ローカル線の整理でした。
今まで、何度もやろうとして抵抗に遭って頓挫していた施策でしたが、国鉄が二進も三進も行かなくなった1979年にやっと輸送密度という尺度でローカル線を機械的に整理する事になり、3次に渡って一律基準で廃止する事になります。
そして1983年の北海道白糠線から、1990年の山陰の大社線、近畿の宮津線、鍛冶屋線まで、83路線が廃止され、ある路線はバスに転換、ある路線は第三セクター鉄道に転換していきます。
それから30年を経て、第三セクター鉄道も多くが赤字経営に苦しみ、中には転換しても路線が維持できずに廃止されたものもチラホラ出るようになりました。
また、バス転換した路線でも、地域の過疎化の進展により他の路線と統合されたり、或いは途中で打切りとなったり、鉄路を辿らずに人口密集地を繋げるように路線を変更したり、極端な場合は路線廃止に至ったものも出て来ています。
それは鉄路も同じで、今まで何とか維持できていた鉄路も、北海道や九州を中心に凄い勢いで廃線の憂き目に遭っているものが多くなってきました。
この本では、過ぎし日々の国鉄赤字ローカル線の日常を写真で切り取り、路線の成り立ちや廃線の経緯を簡単かつ明瞭に書いています。
合間合間に、ローカル線整理に関するコラムがあり、支線になっていた為に廃線を免れた砂川支線や美弥支線、特急の通過輸送人員を数えず、第三セクター鉄道転換を余儀なくされた伊勢線についても触れています。
結局、支線でもJRになると民間会社になったが故に、簡単に廃止されたわけですが。
営業係数などのデータも掲載しており、何故に廃止対象になったかが明瞭に分かるようになっていますが、100円儲けるのに1000円以上必要な線区は置いておいて、500円程度だと都会の路線でもそれくらいの営業係数が掛かっている地域もありそうな気がします。
あくまでも写真主体のムック本なので、そこら辺は深く追求はしていませんが、現在の民間鉄道の在り方についてコラムで切込んでいるのに好感が持てました。
赤字増大の原因は野放図な建主改従政策にあったのも一因ですが、モータリゼーションに伴い国民に自動車が普及したこと、貨物需要がトラックにシフトしてしまい、人員輸送の赤字を貨物輸送で補填する事が出来なくなったこと、また国内生産が行われていた鉱業の産品が、輸入品の為に大打撃を受けたのも効いています。
日本の公共交通は、首相自ら「自助」を筆頭に持ってくる辺り、自己の努力が必要とされ、地域の財産という考え方が希薄なように思えます。
このまま公共交通が切り捨てられていけば、未来には何が残るのか、都市部以外は自家用車という事になるのかも知れませんが、高齢化社会が拡がると、自動車に乗れない人も増えて行きます。
それこそ、都市部を除いて、町と町は結ばれる事が少なくなって孤立し、江戸時代に近い様相になってくるのでは無いでしょうか。
今ならまだ何とか手を打つことが出来るかも知れませんが、もう10年経つとどうなるか分かりませんね。
成田詣で-新規チャーター(その2) [日記]
今日は掃除機を掛けて埃を取ってから、写真の整理に専念。
でもって、後は年末調整と格闘。
国税庁の資料を見たのですが良く判らず、結局会社パソコンを上げて、会社発行の資料を確認。
計算式を見事に間違えてしまい、訂正の横線の雨霰となってしまいました。
兎に角、ちゃんと提出しないと。
それにしても、押印廃止だとか言っていて、この書類は押印必須なんですよね。
訂正印が無くなっただけマシですが。
と言う事で、先週の釣果を貼り貼り。
JALのB.787-8。
珍しく1タミ側から牽引。こちらサイド転がりは2年ぶりの撮影。
ANAのB.787-9。
こちらサイド離陸は初撮り。
Air Bridge CargoのB.747-8F。
昼便の撮影は久々でこの機体自体5年ぶりの撮影。
Singapore AirlinesのB.787-10。
離陸初撮り。
Malaysia AirlinesのA.330-300。
6年ぶりの撮影で新塗装後初撮り。
JALのB.777-300ER。
こちらサイド離陸は3年ぶりの撮影。
FedExのB.777F。
7年ぶりの撮影。
UPSのB.767-300F(ER)。
2年ぶりの撮影でこちらサイドは初撮り。
PeachのA.320-200。
こちらサイド離陸は6年ぶりの撮影。
UnitedのB.777-300ER。
離陸は初撮り。
AmericanのB.787-8。
5年ぶりの撮影。
Air FranceのB.777-300ER。
こちらサイド転がりは3年ぶりの撮影。
Asiana AirlinesのA.330-300。
何時ものA.321からシップチェンジで6年ぶりの撮影。
UnitedのB.777-200。
3年ぶりの撮影。
KLM-Royal Dutch AirlinesのB.777-300ER。
こちらサイド離陸は4年ぶりの撮影。
JALのB.777-300ER。
こちらサイド離陸は4年ぶりの撮影。
Thai Airways InternationalのA.350-900。
大体はB.777-300なのに、シップチェンジで2年ぶりの撮影。
Aero LogicのB.777F。
先週、先々週と2連続で007特別塗装機が飛来していたので、期待したのですが、残念ながらノーマル塗装機。
但し、初撮りの機体でした。
元チリのLAN Cargoの機体。
今日はここまで。
AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 [読書]
今日はリハビリに出掛けて、スーパーとパン屋に買物に出掛けただけで帰ってきました。
八重洲ブックセンターにでも行こうか思ったのですが、途中で心が折れたので。
後は何もせず、信長の野望と、タブレットの20H2化をとかしていました。
タブレットの20H2が降ってきたので、適用したのですが、それ自体はかなり早くに完了。
しかし、後のパッチ適用に無茶苦茶時間が掛かっています。
3時間かけて未だ終わりません。
流石、メモリー2GBのタブレットです(苦笑。
さて、今日は体調を崩してたときに読んでいた本の紹介。
『AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争』(庭田杏珠・渡邊英徳共著/光文社新書刊)。
今はAI技術が発達して、写真なんか気軽に加工できるようになりました。
中にはDeep fakeと言って、本物とまごう事無き加工が為されて、それが拡散されるケースもありますが。
この本では、「記憶の解凍」プロジェクトの活動で行った、戦前や戦中、更に戦後直ぐくらいに撮影された白黒写真を、AI技術でカラーに変換したものを掲載した写真集になります。
写真が殆どなので、寝転がりながらでも気軽に読むことが出来ます。
AI技術の写真編集ソフトは、私も使っているのですが、技術的にはかなり精度の高いもので、写真の暗い部分を明るくしたり、明るくなり過ぎた部分を補正したりする事が出来ます。
なので、これを実行しさえすれば簡単に写真がよみがえるのかと言えば差に非ず。
AIはあくまでもAIで、過去の膨大な情報と対象物を分析し、それの補正を行っていきます。
あくまでも既存の情報ですから、それが現実なのかどうなのか判断することが出来ません。
勿論、当時の現実に近い状態に近づけることは出来ますが。
それには人間の記憶、その時撮影した写真に写っている人の記憶が現実の状態を補正することになります。
この「記憶の解凍」プロジェクトは、戦前に撮影された原爆投下前の広島中心街を撮影した写真に色を付けることで、広島の当時の姿を明らかにしようと言うものです。
白黒の写真であれば、遠い昔の様に感じてしまいますが、色が付くことで途端に現実世界に近づき、人々がより、その時の世界を身近に感じることできると言うのを狙いにしています。
そう言う意味では、ヒットした『この世界の片隅に』と言うアニメーションが、絵というもので当時の世界を身近に引き寄せたのと同じ手法と言えます。
この本の写真は、半分は報道機関提供のもので、戦争後期になると増えてくる米軍の写真は、カラー写真も多いため、ある程度の推測が付くのですが、日本の写真は物資不足もあってほぼ全てが白黒写真です。
半世紀近く前の航空ファン誌に、日本陸軍航空隊の鍾馗を撮影したカラー写真が掲載されたことがありましたが、その写真は全体的に苔が生えたような感じの写真でしたっけ。
こうしてカラー化した写真を、実際に写っている人に見て貰ったそうです。
勿論、多くの人は鬼籍に入っていますし、広島なんかだと写っていた人が原爆で死亡したとか、写真に写っている人はほぼ一家全滅したと言う人も少なくありません。
白黒の写真だと情報量に乏しいからか、鮮明な記憶がよみがえらなかった人も、色が付くと途端に記憶がよみがえる事が多かったそうで、お花畑で家族と撮った1枚の写真、そこに写っている花がAIでは黄色く着色されたのに、プロジェクトの人はシロツメクサだと思って白に仕上げたそうです。
すると、その人の記憶がよみがえって「これはタンポポだよ」と。
つまり、最初のAIの設定の方が正しかったと言う訳。
アルツハイマーで重症の痴呆症状が出ていた人でも、こうした写真を見て、一気にその場面の記憶がよみがえると言うケースもあったそうです。
このタンポポのケースが正にそれだったとか。
そう言えば、先日のYahooニュースを見ていたら、中国新聞の記事だったかと思いますが、最後のページに掲載されていた被爆1年後の広島でデパートの屋上から焼け野原を見ているカップルの写真。
その写真の被写体となったカップルが名乗り出たと言う報道がありました。
カップルは後に夫婦になって、数年前に奥さんが亡くなられ、旦那さんがこの写真を見て、「俺たちだ」となったらしい。
広島が中心のですが、他にも沖縄戦前の沖縄の写真とかもあって、新たな発見が色々と出て来るのでは無いかと思います。
惜しむらくは、もう少しこうした活動が早ければ、今以上に記憶を集めることが出来たのでは無いかな、と思ったりして。
写真を撮影出来る庶民は少なかったかも知れませんが、それでも庶民の生活が切り取られている記録は貴重では無いでしょうか。
この本が売れているのもよく判る気がしました。
AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争 (光文社新書)
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2020/07/24
- メディア: Kindle版
メインPCに手を入れたい [パソコン]
今日は久々に仕事。
で、メールが溜っているのだろうなと思って、午前中いっぱいメールの山を片付けていたのですが、自分宛にとある会社から何通も何通もメールが届いている。
昨日、スマホの着信音がピーピー鳴っていたのは、中の人同士のチャットも然る事ながら、このプチメールボムが原因か。
その数、何と80通!
内容は保守契約を新たに結んだから契約書送るぜ、ベイベーと言うものなのに、30分から1時間に1通同じ文面のメールが届いていたと言うね。
会議の間を見計らって、先方に電話をして対応を依頼したのが午前中。
夕方になって、いきなりシンガポールから電話。
ここ最近、中国から変な電話が掛かるというのが話題になっていたので出なかったのですが、サポート担当が電話したけどいなかったので…とメールが来ました。
一応、17時からは届いていないのですが、本当に止まったのかまだ疑心暗鬼です。
時に本日は、自作界隈で話題のRyzen5000シリーズの発売日でした。
流石に昨日の今日で出掛ける気力が無いですし、どうせ初物価格が高いでしょうから手を出す気は無いのですが、サブPCのマザボはB550チップセットで、BIOSも対応BIOSに更新したので、搭載しようと思えばRyzen5000にAPUを換装することが出来ます。
ただ、グラボはかなり前のRadeon R7300シリーズですから、APUを更新するよりもグラボを追加した方が良いのかも知れません。
寧ろ、グラボ無しでAPUにした方が快適なのかも知れない。
この辺、まだAMDは良心的な商売なのかな、と思ってみたりして。
しかし、一方でCore i3でも最新世代は、今私が使っているSkylake世代のCore i7 6700とほぼ同等の性能を発揮するそうです。
Intelの法則から行けば、ソケットを弄った翌年はそのままのソケットで改良版が出ると言う事になるでしょうから、今回Socket 1200のCore i3を買って、マザボを新しく買って、メモリを流用すればお手軽に最新世代にする事が出来ます。
なので、暫し悩んでいるのですが、Ryzen5000シリーズの後塵を何時までも拝するIntelでは無いでしょうから、この法則を変えてでも、新しいCPUを投入するのでは無いかと言う感じ無きにしも非ずです。
まぁ、毎度のことながら私が何かを買うと、新しい世代が出るのはよくある話でしてね。
サブPCの世代交代を済ませたところなので、もう1年はメインPCを引っ張ろうと思っていたりする自分もいます。
そんなこと言っていて、大体欲望に負けるのはあるあるなのですがね。
成田詣で-新規チャーター [飛行機]
今日も体調不良でお休み。
毎年のことですが11月になると体調を崩すのは何故なんでしょう。
まぁ御陰で1冊本は読めましたが、それ以前に、チャットが頻繁に入ってきて安静にしようと思っても安静に出来ないし、電話が掛かってくるので寝ようと思っても寝られないし、全く何のためにお休みにしたのか分かりません。
てな訳で、今日も幾つか釣果を纏められたので、それを曝す。
Singapore AirlinesのB.787-10。
去年4月受領の新造機で初撮り。
PeachのA.320-200。
元Vanillaの機体で今年2月に編入されたもの。
こちらサイド離陸は初撮り。
因みに、Peachは再び第1ターミナルに舞い戻りました。
UnitedのB.787-9。
こちらサイド転がりは4年ぶりの撮影。
FedExのA.300-600R。
Anchorage便で初撮りの機体。
Cathay Pacific AirwaysのB.747-400F/ER/SCD。
こちらサイド離陸は初撮り。
Polar Air CargoのB.767-300F(ER)
こちらサイド離陸は4年ぶりの撮影。
PeachのA.320-200。
こちらサイド離陸は初撮り。
AmericanのB.777-300ER。
初撮りの機体。
Air FranceのB.777-300ER。
3年ぶりの撮影。
此の日のメインイベント。
Southern AirのB.777F。
Atlas Air系列の貨物航空会社で、東日本大震災ぶりのチャーター便就航。
残念ながら今回はDHLカラーでオリジナル塗装機ではありませんでした。
当然のことながら初撮り。
PeachのA.320-200。
これも元Vanillaの機体で今年1月編入、こちらサイド離陸は初撮り。
因みに、Peachは1タミに移動した為かAラン離着陸となり、JetstarJapanはBラン離着陸で一切Aランに姿を見せていません。
ANAのB.747-300F。
こちらサイドのタキシングは初撮り。
最後にPeachのA.320-200。
こちらサイド転がりは4年ぶりの撮影。
今日はここまで。
写真でたどる三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車 [読書]
今日は体調を崩して休み。
ここ最近寒暖の差が激しいので身体に来ます。
1~2ヶ月の長時間労働のツケでしょうか。
なので、十分に本を読む暇が出来て、今まで溜っていた本が2~3冊読めましたので、暫くはそのレビューです。
まぁ、日曜の成田詣での釣果も着々と編集できているのでそのうち載せていきますが。
で、今日は『写真でたどる三池炭鉱専用鉄道の略歴と機関車』(藤原義弘著/みらい広告出版刊)の紹介。
福岡の産業鉄道と言えば、八幡製鉄所の専用線にばかり注意が行って、三池炭鉱専用鉄道と言う存在に正直注意が行っていませんでしたが、ついこの間、今年の5月まで稼働していた鉄道なんですね。
しかも多くの専用鉄道と違って、電化されていて電気機関車が走っていましたし、一時期は通勤輸送も担っていたそうです。
去年まで1年に最低1回は九州に行っていたのに、大牟田は降りたことも無く、恥ずかしながら、ここに鉄道が走っていたことを知りませんでした。
元々は三池炭鉱の為に敷設された鉄道でしたが、1997年に三池炭鉱が閉山した後も、路線を縮小して1.8kmながら三井化学の工場専用線として稼働していたそうです。
これも結局は今年の5月で幕を下ろした事になります。
この本は、つい最近まで現役だった三池炭鉱鉄道の沿線風景を撮影した写真を中心に、炭鉱鉄道の路線敷設の歴史、古写真や絵葉書で見る沿線風景、車両、その時々の出来事をメモ形式で綴った感じの本になっています。
後半はそれに関するコラムになっていて、廃線跡の写真やここで運行されていた機関車について、更にその機関車の中でも特徴的な「ガメ電」と呼ばれる機関車が取り上げられています。
最近、三池炭鉱専用鉄道自体も、廃線後の沿線風景や車両なんかをYouTubeで取り上げて、バーチャル回顧が出来る様にしていたりするので、それと合わせて見るのも良いのでは無いでしょうか。
この鉄道で運行されている電気機関車としては、「ガメ電」と呼ばれていた15トンB型機の他、凸型電気機関車である20トンB型機、45トンBB型機があり、45トンBB型機は東芝戦時標準型機関車の原型になっていて、車両史の中でもエポックメーキングな車両となっています。
同型機は伊豆箱根鉄道とか旧京福電鉄福井鉄道部で見た事が有りましたっけ。
残念ながらこの本では余り取り上げられていませんが、貨車には炭車の他に専用鉄道ならではの車両があり、例えば、三井化学の工場内では火花が散るのは御法度なので、パンタグラフを上げること無く機関車を動かせるよう無蓋貨車の台枠に蓄電池を搭載したデ形電源車や炭車に搭載した石炭を正確に測れるよう、重量計の誤差を修正するため、無蓋車に錘を積んだ検重車、「通勤電車」としては電気機関車に客車を牽引させたものが使われたのですが、確かこの車両は、1948~50年に製造されたもので、当時の電車モハ63形の線図を用い、無動力化した客車となっていたはず。
この辺の資料も取り上げてくれていたらもっと深みが出たのになぁと少し惜しく思いました。
まぁ、紙幅の限界もありますし、写真がメインなので致し方ないところでしょうが。
それにしても、まだ現役だったのに、行かなかったことが悔やまれる専用鉄道でした。
成田詣で-晴れ?あれ?(その5) [飛行機]
今日は文化の日。
なので、文化の日らしく、YouTubeを見て、写真の整理して、帽子を洗って、とかしていました。
帽子は、夏の間に出掛けると汗で帽子の周りが塩を吹いている状態だったので、流石に汚らしいと言う事で、水でもみ洗いして外に干したわけで。
気温が低いし、曇り空だったのでどうかな、と思ったのですが、風が吹いていた為か案外1日で乾燥しました。
塩も全て落っこちて奇麗になり、これでまた普段使いで来ます。
てことで、漸く先月の整理が終わったのでアップアップ。
大韓航空のA.330-300。
離陸は2年ぶりの撮影。
大韓航空のB.747-8F。
終日晴れでしょうなんて前日に言ってこれです。しかも、滑走路とターミナルの上だけ雨。
Air New ZealandのB.787-9。
4年ぶりの撮影。
UnitedのB.787-9。
5年ぶりの撮影。
UnitedのB.777-300ER。
2年ぶりの撮影。
ANAのB.777-300ER。
去年10月受領の新造機で着陸は初撮り。
Lufthansa CargoのB.777F。
先々月受領したばかりの新造機で初撮り。
Cargo Human Care特別塗装機。
Cebu PacificのA.320-200neo。
去年10月受領の新造機で、転がりは初撮り。
Polar Air CargoのB.767-300F(ER)。
着陸は2年ぶりの撮影。
これ以降は真っ暗になったので撤収。
平成の合併と都構想 [日記]
そう言えば、昨日11月になった訳で。
笑っても泣いても後2ヶ月です。
今年は年賀状をゆっくり書くことが出来るのでしょうか。
何となく、ギリギリまで扱き使われそうな気がしますが。
ところで、やほーニュースを読んでいたら、カセットコンロの危険性について書いてありました。
10年経過したカセットコンロは、部品が劣化している可能性があるので、交換すべしと言うものでした。
我が家には、阪神淡路大震災ですから25年前に配布されたか買ったかしたカセットコンロが未だに現役で稼働していますが、正直ヤバいかも知れません。
ボンベも7年経過したものは劣化している可能性があるらしい。
で、それを無料で交換してくれるキャンペーンをしているらしいのですが、応募要領は、Twitterでプロパンガス協会のアカウントをリツイートして、古くなったカセットコンロの写真をアップする必要があるそうな。
こんなボロいカセットコンロを後生大事に使い続けているのは、大抵が年寄りです。
そんな年寄りがTwitterなんてするでしょうか。
どうも、ピントがずれているような気がしますね。
年寄りに訴求するのであれば折り込み広告か、スーパーの台所用品売場にPOPを書いておくとかした方が良いと思うのですが。
ピントがずれていると言えば、今回行われた大阪都構想。
結局は、平成の大合併の延長線上にある話では無いかと思ったりして。
平成の大合併は彼方此方で合併が展開された訳で、我が鳩ヶ谷市もそれに飲み込まれてしまった訳ですが、あれから何年も経過して何が良くなったかと言うと何も変わっていません。
合併の時に、鳩ヶ谷が川口の丁度中心に来ることから、合併直前に大枚を叩いて市役所を新築したのですが、結局は元の市役所の近く、つまり市域から見れば南の果てに新しく市役所を建築すると言うね。
ただでさえ借金が多い自治体なのに、更に借金をこさえています。
大阪都構想が可決していたら、市役所はどうするつもりだったのかなぁ。
うちの合併でもそうでしたが、合併の時はみんな口当たりの良いことを言う訳です。
んで、実際は「こんな筈じゃ無かった」です。
うちなんかの合併でも、鳩ヶ谷の市議会議員で川口の市議会議員に当選したのは、共産党の市議会議員くらいしかいません。
つまり、代表者を選出するところで差が付くわけですし、住民の要望も通りにくくなります。
今回、都構想の支持側はメリットの明確化が出来ませんでした。
謂わば、イメージ先行だった訳ですが、大阪人って意外に実利が無いと動きません。
夢は幾ら語っても良いでしょう。
しかし、現実の生活にどう直結するのかを明確に語れないと、有権者は不安に駆られるだけです。
また、直前に合併に伴う費用算出の根拠が捏造でした、みたいなことを市役所の財政担当が言い始めた訳で、イメージ的に市長が箝口令を敷いたのでは無いかみたいに思われたのでは無いでしょうか。
こうした投票の場合は、メリットだけで無くデメリットもきちっと説明しないといけませんが、ネガティブ情報を全くと言って良いほど出しませんでした。
恐らく、ここら辺はそれ以前の選挙で、維新が大勝利したことにより奢りが生じたのでは無いか、と思いますね。
実際には、前回までの首長選挙で消極的な支持をしていた無党派層が、今回はそっぽを向いたのでは無いかと。
流石に3回目は無いと思いますが、どこで息を吹き返さないとも限らないのが、政治の怖いところです。
有権者は、他人事と思わずに、ちゃんと自分の中で納得できるまで考える必要があると思いますよ。
これは都構想に限らずですけどね。
成田詣で-晴れ?あれ?(その4) [飛行機]
昨日予告していたとおり、今日は落穂拾いで成田へ。
今日も晴れとの予報で、途中まで良い天気だったのですが、15時過ぎると暗くなってきて、明りが灯る始末。
それなりに釣果があったのが救いでしたが、これが全く釣果がなかったら泣くしかありません。
しかし、今日の釣果より、まだ整理が終わっていない前回の釣果を先ず整理。
中国郵政航空のB.737-300(SF)。
毎回毎回、行くとB.737-400ばかり当たるのは何故なんだろう。
PeachのA.320-200。
今のところ、A.320-200neoは関空~仙台専門みたいです。
元VanillaのA.320-200でPeach移籍後は初撮り。
大韓航空のA.330-300。
2年ぶりの撮影。
Asiana AirlinesのA.321-200。。
こちらサイド離陸は初撮り。
UnitedのB.787-9。
5年ぶりの撮影。
同じくUnitedのB.787-9。
こちらは3年ぶりの撮影。
ANAのB.777-300ER。
こちらサイド転がりは初撮り。
UnitedのB.777-300ER。
3年ぶりの撮影。
China AirlinesのA.350-900。
2年ぶりの撮影で、ヤマムスメ塗装機。
圓通航空のB.737-300(SF)。
こちらサイド転がりは初撮り。
UnitedのB.737-800。
こちらサイド着陸は初撮り。
此の日のメインイベント。
青島航空のA.320-200neo。
山東航空系列の航空会社で、茨城空港に就航していましたが一旦撤退、改めて成田に緊急就航という形で乗り入れを開始しています。
予定では9月末で終わりでしたが、未だに乗り入れを続けています。
去年10月受領の新鋭機で、当然初撮り。
Vietnam AirlinesのB.787-10。
以前関空で離陸を撮影した機体で、こちらサイド初撮り。
てな感じで、もう少しで終わり。