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続・マスク考 [日記]

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今日は成田に、パプアニューギニアから、何時もは土曜日の夜にしかやってこないAir NiuginiのB.737-700が昼間に飛来したり、只今感染絶賛拡大中のスペインから、Iberia Airlines of SpainのA.350-900が飛来したりと、結構珍しいものが飛来していました。
残念ながらこの御時世に撮影に行くのは憚られる訳ですが。

そんなこんなで、今日も在宅勤務指令が出るのでは無いかと言う事で、上つ方は会議会議の連続でした。
御陰で、こちらも組織変更は後回しでドタバタしておりましたが。
また、お客様の中には、既に在宅勤務指令を出して、社外の人間も含めて全部シャットアウトする所も出て来ています。
その場合、支払はどうするのかと言う問題が解決されていない気もするのですが。

そんな中、お国は、「金なら払えん」と豪語して現金給付を先延ばしに先延ばしにしようとしているみたいです。
その代わりに、世帯当り2枚の布マスクを配布すると。
世の中、コロナ対応でエイプリルフールを自粛しているというのに、政府自らがエイプリルフールのような政策を打ち出してどうするのでしょうか。

うちみたいな、ちんまり生活している世帯ならいざ知らず、子供がいるとか二世帯同居だとかはどうするのでしょう。
そのうち、マスクを巡って殺し合いとかになりかねない訳で。
また単身世帯もあるでしょうし、ホームレスはどうするのだろうか。

一番困っているところに手を差し伸べないで、自分の周りばかり見ているからこうなるのではないだろうか。
それにしても、週末の記者会見では具体的な内容に乏しく、いざ具体的な内容を出してきたと思ったらお肉券やらお魚券やら、マスク2枚の配布とか、国民を馬鹿にしているのか?

例えば、今からでも今年度予算を組み替え、戦闘機数機とか護衛艦、潜水艦のいずれかを1隻だけでもキャンセルして費用を捻出し、その費用でコロナ対策を実施すれば良いだろうに。

その費用で廃業したホテルなんかを買い取れば良い。
そうした施設を、海外から帰ってきた人の一時待機場所として提供するとか、感染が大規模化してきたときの軽症者病棟として利用すれば良いでしょう。

マスクだって、政府が空き工場を買い上げて、製造機械を据え付ければ良い。
布マスクでも良いし、不織布のマスクでも良いでしょう。
また、廃業した酒造会社を買い上げて、その設備で消毒用アルコールを生産しても良いでしょう。

そこで働く人は、一時的に職を失った人達を優先的に雇用して充当すれば良いのでは。
そうした人達は、現金を得られる訳だし、地域だって働く人がいればお金が落ちるから少しでも経済が活性化するでしょう。

民業圧迫だなどと言う人はいるでしょうが、民間が生産しても足りないのだから、国が一時的に介入しても良いのでは無いかと思いますね。

こうした事業は永続的にする必要はありません。
民間だと事態が落ち着くと、場合によっては過剰投資になる危険性がありますが、国が主体になる事業だと、数年程度の赤字事業でも、その頃には雇用情勢が落ち着いているかも知れませんから、雇用している人々は別の業種に就職を斡旋して、事業を畳む方向にすれば良いだけです。
これが国営企業としてゾンビのように生き延びるのは良く無い。
で、設備については同じ様なパンデミックが発生した場合に備えて保管するも良し、不要ならば設備諸共、海外援助として、発展途上国に移設するも良し、活力のある民間企業に売却するもよしだと思います。

謂わば、令和版の殖産興業的なものにすれば良いのでは無いかなぁと思うのですが。
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