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資産価値ねぇ [日記]

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今日は朝流石に起きるのが辛かった。
寒くて、足に痺れが来ていたので、余程休もうかと思ったのですが、流石にここで休む訳に行かず会社へ。
まぁ、全行程ほぼ座れたので救われました。

そう言えば、南青山での児童相談所設置に住民が反対している話がニュースになっていました。
反対している住民の言い分で結構反発を買っているのが、「そんな施設が来ると資産価値が下がる」と言うもの。

その昔、杉並区と江東区の間で「ゴミ戦争」と言うのがありました。
ゴミの最終処分場になっている江東区が、埋め立て地に持ち込まれたゴミのせいで、悪臭や蠅などの害虫の為に住民が多大な迷惑を被っているとして、別の場所に焼却場を作る事を要請したのですが、その候補地となった高井戸の住民が反発し、実力行使。
それに反発した江東区が、杉並区からのゴミの搬入を阻止したため、杉並区はゴミが処理出来ずに溢れかえり、悪臭やら蠅などの害虫の大量発生があるなどかなりもめた話。
これもそもそもは、山手の住民が深川の住民を見下していたから起きた話では無かったっけ。

お金の価値だけで物の価値を判断する人は、正直軽蔑の対象にしかなりません。
古くから住んでいる人は、そんな事で目くじらは立てないと思うのですよね。
結局、「南青山」と言うブランド、ステータスが欲しいだけであって、そうした人達は、経済が少し傾くとその地域から姿を消すのでは無いでしょうか。
うちも親戚が、渋谷区の御屋鋪街に住んでいるのですが(まぁそれなりに資産もありますし、社会的地位もありました)、普段そんなことは歯牙にも掛けません。

バブルの頃、隣の屋敷を買い取って、邸宅を建てた人が引っ越してきました。
成金と呼ばれる様な人だったそうです。
しかし、バブル崩壊と共にその人は姿を見せなくなり、家は売られてしまいました。
ブランドやステータスを無理して手に入れても、それが分相応で無ければ、結局何処かで無理が来るのでは無いかと思うのですが。

南青山と言うブランドだって、何時までもそこに価値があるかどうかは判りません。
何しろ、150年前は単なる野っ原でしか無かったし、御府内から離れたかなりの田舎でしたからねぇ。
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