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風邪気味なり [日記]

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ここ最近の急な寒暖の差の激しい天候の御陰で、少し風邪気味です。
しかし、お仕事は待ってくれないので、今日も在宅勤務。
さっさと終わってしまえば良かったのですが、色々やっていると全然片付かず、結果、何時もと変わらぬ終了時間でした。
御陰でTEAM SHACHIのZEROを見る事が出来ません。
まぁ、通勤時間が無い分マシなのですが、朝8時半からお仕事ですからねぇ。

元気が無いと言えば、ここ最近航空業界は余り元気がありません。
昨日はCathay Pacific Airways傘下の香港ドラゴン航空が業務を停止しましたし、ANAも大型機を半減させるとか。
去年受領したばかりのA.380なんかは真っ先のリストラ対象なのでしょうね。
確か、新規発注では無くSKY MARKの注文流れを引き取ったとか言う話でしたから、疫病神的存在になるのかな、とも思ったり。

まぁね、ANAは去年まで散々自社路線拡大に突っ走ってきましたから、ダメージが大きいのでしょうねぇ。
しかもスケールメリットとかで、Vanillaブランドを廃止し、Peachブランドに統合したり、「大きいことは良いことだ」を地で行きましたから、致し方ないのかな、と。

この辺、自社路線拡大を捨ててコードシェアで路線拡大を図ることで、機材導入費を圧縮していたJALの方が有事には強かったと言うべきなのでしょうねぇ。
JALとて無傷では無いですけどね。

そして、ANAが羽田重視を打ち出したことで、更なる成田の地盤沈下が進むでしょう。
24時間稼働の空港でも無いし、都心から遠いし、都心からの交通費も高い成田が幾ら滑走路を1本増やしたって焼け石に水にしかなりません。
数年後、成田空港からFSCは完全撤退して、貨物専用兼LCC専用空港になっているのかも知れません。
それはそれでスポッターとしては嬉しいですが。

また、三菱のMRJ改めStarJetは遂に開発凍結だそうです。
これも航空需要が見込めないからだそうですが、官民の面子だけで開発していたところもあったので、ホッとしている向きも多いのでは無いですかね。
かなりボタンの掛け違いをした開発過程でしたしね。
ほぼ米国企業とも言えるホンダジェットを除くと、国産の民間機は、川崎のヘリコプターだけしか残りません。
これもエアバスヘリコプターのノウハウがあったからこそ、何とか踏み止まっているのでしょうし。

正直、数多ある産業の中で、航空産業ほど経営が難しいものは無いですね。
殆ど博打打ちの世界ですから。
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