SSブログ

武蔵野線205系 [鉄道]

CES_A320-200_6376_0004.jpg

今日も在宅勤務。
ただ天候の御陰か余り体調が宜しくなく、と言うかストレスがかなり溜っているからか、余りやる気が出ず、仕事が進みません。

それはそうと、武蔵野線から遂に205系が引退しました。
この前103系が消えて、去年だか一昨年辺りに201系が消えたと思ったら、あっと言う間に205系の消滅です。
これらの引退車両はまだまだ使えるものですから、これらの車両は順次輸出され、今はジャカルタで第2の人生、いや、車生を送っているそうです。

車体はステンレス製ですから錆は余り出ないでしょうし、走行装置はVVVFの機器に入れ替えていますからそんなに古くはありません。
車体自体は昭和世代ですが…。

元々軽量ステンレス車体は、東急車輌がノウハウを開発したものです。
ところが、当時は日本国有鉄道の末期時代。
今では考えられない事ですが、国鉄は東急車輌に対して、他社への特許開放を迫ったそうです。
東急車輌は泣く泣くそれに従い、この後、各社で軽量ステンレス車体の鉄道車両が作られるようになりました。

製作当時は、103系が全盛だった山手線に投入され、その後、中央総武線各駅停車、横浜線、埼京線、南武線などに相次いで投入されます。
異端車も作られ、前面非対称車が相模線、京葉線と武蔵野線には切妻型の食パンの前面とは異なる、丸みを帯びた「メルヘン顔」と呼ばれた車両が投入されました。
また、関西地区の国電区間にも投入され、東海道線の各駅停車、阪和線に配備されました。

学生時代、神戸の端っこまで通うとき、時々各駅停車に乗った方が早いときがあって、それが205系だと夏なんかは特に喜んだものです。
就職してから、山手線、中央線、京葉線、中央総武線各駅停車にお世話になりましたが、この頃になると209系なんかが出現していて、205系が来たら少し食傷気味だったですね。

特に武蔵野線のそれは、座席が7人掛けにも拘わらず5人か6人しか座っていないことがあって、少しでも空間があれば、すみませんと断って空間を空けて貰っていました。
ただVVVFに改造されたものは、座席横に高い袖仕切りがあって、ドアが開いたときに夏の熱風や冬の寒風が直接吹き込んでこないので良かったです。

先日もちゅうおんの帰り、武蔵野線に乗る機会がありましたが、あれだけ数が少なくなっていたというのに、205系がやって来ました。
単純に引きが良いのか、武蔵野線に乗るときは絶対に205系なのですよね。
今は209系全盛時代になってしまいましたが、なんで毎回毎回205系だったのか…不思議です。

それにしても、武蔵野線205系のラストランも大宮駅辺りは阿鼻叫喚だったらしいですね。
いつもいつも思うのですが、なんでギリギリになって大騒ぎするのか、と思うのですよ。
普段、撮影していれば良いだけの話だろうに。
それに、オリジナルの205系はまだJR西日本に行けば走っていますし、都落ちした改造車が、鶴見線とか宇都宮線、日光線、仙石線に走っていますし、富士急行も走らしていますから、そこに行ってこいと言いたいです。

そんなことばかりだから、鉄ちゃんの肩身が狭くなり、どんどん自分で自分の首を絞めているのが分からないのだろうか、と思うのですけどね。
そして他のものに波及してくると迷惑だなぁと。
くれぐれも、海外であんなことをして欲しくはありませんね。
JRE205-5000I.JPG

nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0