indigo hour [音楽]
今日も早起きして会社へ。
今日こそ間違えないように増床区画の下見。
2時間取っていたのですが、意外にあっと言う間で、1時間も掛らずに終わりました。
こんな事なら、もっとゆっくりすれば良かったです。
さて、昨日受取りに失敗したエビ中の新譜、「indigo hour」を受け取って聞く。
まぁ一応、iPodにダウンロードしているので、電車の中で聞いてはいたのですが、最近は電車の中で意識が飛ぶことが多くて、集中して聞くことが出来ませんでした。
と言う事で、今日早めに帰ってやっとゆっくり聞くことが出来ました。
先ず第一印象は時代に合わせたのか、今迄のアルバムより1曲が短く、全体の演奏時間が40分弱だったこと。
曲調も、今迄のエビ中のアルバムと違って抑制の効いた作品ばかりで、限界に挑戦する曲を期待すれば外れかも知れません。
一方で増えたのがラップですね。
まず、1曲目の『Knock You Out !』からしてがっつりラップ。
それもそのはず、梅田サイファーのメンバーで有るKennyDoesの作品。
この人、確かエビ中ファミリーでもあるので、正にWIN WINの関係なのかも知れません。
勿論、手を抜いたなんちゃってラップでは無く、メンバーの名前も入れたがっつりラップで、早口パートもあって技術的にかなり難度の高い作品だと思います。
今迄も名刺代わりの曲でメンバーの名前も入った曲は幾つも出ていた訳ですが、新たな世界観を打ち出した作品、そして、今迄とは全く違う作品です。
2曲目は、夏に出したシングルカット曲である『Summer Glitter』です。
こちらは部分的に縦動画が出ているものの、遂にMVが公開されなかった作品。
これについては前にも触れたので割愛。
3曲目は秋のスタプラアイドルフェスティバル2023で初公開した『BLUE DIZZINESS』。
長らくシングルカットもしなかったのですが、アルバム曲であることが発表され、MVが出て来ました。
K-POPの曲かと色々と言われていますが、流行を取入れた曲なのかなと思ったりもする。
4曲目も先行配信された『TWINKLE WINK』。
こちらも『BLUE DIZZINESS』と同じ作家陣による作品です。
珍しいのがぽーのラップパート。
一頃のABBAを彷彿とさせるリズムで、80年代に青春を過ごした人間としてはかなり懐かしい。
5曲目は、『DRAMA QUEEN』。
ここでやっと2曲目の初出し作品となります。
こちらはアジアで活躍しているトラックメーカーであるOHTORAとYouTubeを舞台に活動しているmaeshima soshiの共作で、何となく、エビ中として日本だけで無くアジアも見据えている曲作りなのかと思ったりする。
6曲目は、再び先行配信された『CRYSTAL DROP』。
作品は小内嘉文さんときのこ帝国の佐藤千亜紀さんの共作ですが、佐藤千亜紀さんはこの曲だけで無く、『BLUE DIZZINESS』と『TWINKLE WINK』を含めて三部作と称しているそうです。
この3曲でアルバムの骨格を形作るものだそうな。
エビ中で言う冬曲の1つで、歌詞は色々と解釈できますが、古参はついついりななんを思い出してしまいました。
7曲目は『Hello another world』。
作品を提供したのはUNLIMITSのギターでボーカルを務める清水葉子さん。
この曲はお姉さんメンバーの5人だけで歌われる曲で、曲調は爽やかな青春ソング的な感じで、激しい曲が多い当作品において一服の清涼剤的に使われそうな曲です。
シンプルだけに誤魔化しの効かない逆に歌うのが難しい曲だと思いましたね。
8曲目は『トーキョーズ・ウェイ!』。
これは今季アニメ作品のエンディングとして採用されたもので、細井涼介さんと林武蔵さんの共作。
この曲でやっと以前のエビ中の曲だなぁと思う幅の広さを感じる。
9曲目は『STAY POP』。
こちらは7曲目に対して妹メンバー5人だけで歌われる曲で、若者らしい真っ直ぐな青春ソングである様に思います。
色気よりは幼さを感じる曲かな。
長沢千亜紀さんとPenguinsの作品です。
最後がえまゆな加入後初のシングルである『kyo-do?』。
ヤマモトショウさんの作品。
あえてこれを最後に持ってくるのは、これが出発点だと言う事を言いたいのかもしれないなぁと。
久しぶりに振れ幅の少ないコンセプトがしっかりしたアルバムであるのかなと思いましたが、従来からのエビ中ファミリーからすると物足りないと言うかも知れませんね。