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正直敵の工作員じゃ [日記]

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朝からパラパラ雨が降っていて、これは帰り降られるかなぁと思ったのですが、帰りは全然降って無くて拍子抜け。
ただ、明日から大雨と言うので会社に行きたくないなぁと思ってしまいます。

ところで、ここ最近阪神タイガースの調子がいまいちです。
昨日まで元気なく4連敗だか5連敗で首位を明け渡しました。
すると、何故か途端に岡田辞めろの報道が出て来ます。
正直、こんな事を言うのは、敵チームの工作員じゃないのかなんて思ってしまいます。

去年なんかBクラスで四苦八苦していたというのに、今の時点で2位(今日はDeNAが負けて阪神が勝ったので首位返り咲き)であるのにも関わらず、辞めろって世間の声?が出ると言う話が出て来るのは、阪神ファンも贅沢になったものだと思いますね。

思い起こせば、20年くらい前なんかは、幾ら戦っても6位安定だったりする訳で、阪神キャッツなんて陰口を叩かれ、5月の段階でもうストーブリーグの話になっていたりして、その時に比べると今なんか天国みたいなものです。

そんな暗黒時代を知らないファンが中心になったから、こんな声が大手を振って罷り通るのでしょうかね。
岡田さんが辞めたら、次は誰が監督になってくれるのやら。
今しっかり土台を固める事をしないと、また10年、20年は暗黒時代に逆戻りですよ。

勝敗は時の運でもありますし、好不調の波もこれから幾らでも有ります。
1年間長いシーズンなのに、短期間の数字だけ見てとやかく言うのはどうなんでしょうか。
企業の経営でもそうですが、短期間で数字を上げないと駄目みたいな風潮があるのが嫌な感じですね。

イノベーションが生まれないと成長は望めませんし、そのイノベーションだって、通常、短期間の活動で出て来るものでは無いです。
そりゃ、革新的な考えのある人がポッと出て来ると、あっと言う間に世の中が引っ繰り返ることも有り得ますが、そんなゲームチェンジャー的な人がおいそれとは出て来ません。

特に日本社会では中々出て来ないですわな。
その分、先人は人に投資して、土台を造り、新たなイノベーションを創り出してきた訳ですが、今は企業活動において、人はコストセンターと見做されてしまってますからね。
そんな考えの人が幅を効かせているからか、日本の国力はどんどん低下して言っているのでは無いでしょうかね。

スポーツにしても、地道にプレイする人は蔑ろにされて、如何に即戦力を連れてきて補強するかと言う部分だけがクローズアップされているように思えます。
その典型的な手法がプロ野球においてはオレンジのチームだと思いますが。
そうすると、人が育たないから、長期的に見れば低迷する可能性が高いのでは無いかと思うわけです。

今回の岡田さんに対する辞めろ報道、なんかそんな社会の風潮を表しているような気がします。
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