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Auditと書いて形だけと読む [日記]

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今日は出勤。
選りに選って一番雨の酷いときに出掛けると言うね。
まぁ帰りは雨が小降りになったときに帰ってきたので良かったけど。

で、出勤すると監査事務所からこれを出せ、あれを出せと矢継ぎ早の要求。
大体統制面はカッチリ作り上げていたのですが、それは会社に社員が毎日出ている前提で組み立てられたもの。

コロナ禍の今は出社もままならず、押印を前提としている統制手続きが行えず、そうなると作業実行後の押印はどうしても遅れるわけで、こちらの業務多忙や長期休養もあって手続きが為されず、そうこうしている内に忘れ去られて、気が付くと本番に移行して、色々と証跡は残っているのに、ステータスだけが変わってないと言う状態が日常化してしまっています。

ワークフローの導入は以前に何回も俎上に上がって、1度は作ったのですが、引き戻しが出来ない仕様になった上に、一番重いワークフローを前提にした造りだったので全然スムースに流れず、結果的にお払い箱になりました。
今度、簡易ワークフローをM$製品で作ると言っているのですが、どうなることやら。

本来ならこうした開発依頼書の管理を開発部隊で担って欲しいのですが、昔からのしがらみから未だに技術兼運用部隊がやっていて、また開発部隊はこうしたデスクワークが出来る人間が少ないと来ているので、全部こちらがひっかぶる形です。

せめて台帳と個票の組合せでは無く、個票のみの運用にするか台帳のみの運用のどちらかに統一すれば良いのですが、監査側は運用規程に書いてあるからちゃんと書けというね…。
元々は台帳も簡易的なものだったのに、監査側が「分かり難いから項目を増やして下さい」と言うのでどんどん増やした結果、個票と大して変わらない内容になってしまった訳で。

何か形ばかり気にして、本質を吟味していない気がするのは気のせいでしょうか。
日本の会社にガバナンスが効いていないのは、こうした形式主義も影響しているのでは無いかと思いますけどね。
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