何者 [音楽]
今日はくしゃみ連発。
寒くて冷えたのか、風邪っ気の症状があったのですが、週明けに仕事場の空調フィルターの交換とか部品の交換をしていたので、そこから舞い込んだ埃が影響している可能性も否定できません。
さて、今日はポルカドットスティングレイのニューアルバム『何者』のリリース日です。
以前も書いた事が有りましたが、何となく気になって、iTunesで聞いたら凄く良かったので、一気に嵌まったグループです。
特にギターとベースの掛け合いと疾走感は素晴らしく、またボーカルの雫さんのワード使いも優れています。
久々のアルバムと言う事で、ここ1年の間に出した曲の集大成的なものとなっています。
勿論、人気バンドと言うことで、様々な媒体とのタイアップ曲も多いのです。
しかし、普通タイアップ曲ばかりのアルバムになると全体の統一感が失われがちになる様になりがちなところ、凄くバランスが取れた音作りになっているなぁ、と。
こういうのは将来的にアルバムにするからと、全体的に考えて作り込んだ音作りなのかしら。
このアルバムのタイアップ曲ばかりの中で異色なのが、このバンドが私立恵比寿中学に楽曲提供した曲のセルフカバー、と言うか、雫さんの仮歌バージョンが収録されていることです。
考えてみれば、エビ中は後で楽曲提供者がセルフカバーすると言うケースが多い様に思えます。
『夏だぜジョニー』のOrange Range、『曇天』の吉澤嘉代子、『愛のレンタル』のマカロニえんぴつに加えて、今回は『SHAKE SHAKE』のポルカドットスティングレイと。
提供者が自分で歌いたいくらいの良い作品を、エビ中は歌わせて貰っているのか、エビ中の歌が余りにも良いので、自分達が逆に歌いたくなっているのか、どっちなのでしょう。
それにしても、仮歌バージョンでも手抜きしているわけでも無く、ちゃんと自分の楽曲として成立させているのは矢張り一流だからなのかも知れませんね。
何者「わたしはなにものパック」(初回生産限定盤)(DVD付)(特典:ナシ)
- アーティスト: ポルカドットスティングレイ
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2020/12/16
- メディア: CD