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エミールおじさんが2,700万ドルくれるってよ [パソコン]

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今日は昨日の予告通り、スパムメールを曝すとしましょう。
以前にも書いたとおり、インターネット黎明期の頃には私もウブで、色々とやって来るメールに律儀に応答していました。
そんなのもあって、最初に設定したメールアドレスにはスパムメールが山の様に来ていました。
それが面倒で、プロバイダを乗り換えて、新しいメールアドレスをメインで使用していますが。

最近は最初に設定したメールアドレスの方も、メールアドレスフィルタリングソフトが強化され(と言っても、今使っているメールアドレスドメインほど強力では無いのですが)、余り迷惑メールが来なくなりました。
一方、やほーのメールアドレスは契約上仕方なく作ったものですが、こちらもスパムはやって来ます。

今回、珍しくスパム扱いになってなかったのがやって来たので曝すことに。

スパムの内容は、今流行のナイジェリア詐欺メールです。
通称419事件とも言うらしい。
これはナイジェリアの刑法第419条に抵触する詐欺事件であることからそう言った名前が付いています。

で、今回来たのはこちら。
基本、これらの内容は英文ですので意訳しています。
ナイジェリア連邦銀行から2,700万ドルのファンドを貴方宛に送金する承認が下りたので、貴方の氏名か住所、電話番号か、取引銀行の名前、支店名、支店番号、口座番号、口座名義人、住所、電話番号、IDカードナンバーを画面から入力しろと言うもの。

その送信メールのドメインがナイジェリア連邦銀行では無くて、G-mailっておちょくっとるのか、と小一時間。

こんな怪しさ爆発のメールが何故、やほーでスパム扱いされなかったのか頗る疑問なのですが、メールヘッダーが正しくGoogleのそれで(Googleのヘッダ確認サービスでも自社と表示)、その上、送信元のドメインが超有名セキュリティソフトのドメインだったりするわけで。

スパムも日々進化しているのだなぁと思ったりします。

因みに、スパム申告したら今日はスパムフォルダに入ってましたよ。
今日のは、2,500万ドルを支払う用意があるが、手続きのために5,000ドルを支払って欲しい。 そうすれば5,000ドルが手数料でさっ引かれるが、あなたには差引2,499万5,000ドルが手に入る。そうで。

こんな手口に引っかかる人がどれだけいるのでしょうかねぇ。
まぁ、引っかかる人がいるからこそ、この商売が成り立っているのですが。
Jetro 国際的詐欺事件についてを参照。
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