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ヒナタベル [音楽]

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今日は来客が来るという予定が入っていたので出勤。
何時もなら在宅勤務で、17時には医者に行ってリハビリをしに行くのですが、来客なら仕方ない。
会社に出掛けて、仕事をしていてふと気が付くと来客の来ている時間。

あれっ?と思ってメールを見返していたら、その日はキャンセルになって別の日にしたと言うことが判明。
そして、キャンセルした予定を入れっぱなしにしていた訳で、我ながら馬鹿です。
気が付いたのが遅く、フレックスで帰っても間に合わない事が判り、結局諦めました。

明日はもう成田に行く気満々なので、薬が底を突こうが何しようが、出掛けようと思います。
まぁ、実際に薬が底を突いても大した被害は無い訳ですが。
そして、昨日までしんどかった風邪は昨晩寝落ちした御陰で、完全治癒しました。

さて、気を取り直して今日は、先日発売されたばっしょーの新譜である『ヒナタベル』を取り上げる。

意外なことに、これだけ長いグループの歴史の中で、Christmas曲と言うのは初めてだそうです。
そう言えば、バレンタインはあったけど、クリスマスは無かった。
そして、これのカップリングはこの前のスタプラアイドルフェスティバル2023で披露されましたが、実は『ヒナタベル』の方が本命だったと言うね。

ばっしょーのMVと言えば、インディーズになってからは『Oisa』で福岡、『わたし、恋始めたってよ』では長崎、『YOIMIYA』で佐賀、『虹ノ湊』は鹿児島、『御祭Sawagi』が熊本、そして、『あんたがたどこさ~甘口しょうゆ仕立て~』は大分と、九州各地を題材にしてきましたが、最後に残ったのが宮崎。
3年経ってやっと九州7県を一周しました。

次は福岡に戻るのか、或いは沖縄とか山口と言った周辺に行くのか興味は尽きません。
また、『虹ノ湊』と同じく360°RealityAudioの設定で、臨場感タップリの音作りです。
MVの監督さんも『虹ノ湊』と同じで、多幸感に溢れています。

で、音楽については19歳の新進気鋭のラッパーであるA夏目さんと若手音楽家の石田多朗さんが手がけています。
両者とも多分、ばっしょーの作品を手がけるのは初めてかな。

クリスマスと言えば、冬の寒さを表した物憂げなしっとりした曲か、クリスマスパーティーのわちゃわちゃした感じの明るい曲が多いイメージです。
歌詞は確かにクリスマスらしいのですが、曲については、予想の斜め上を行く若干ラテン調(考えてみたら元々のばっしょーはスカコアから出発しているから原点回帰か)の曲で、MVの舞台である日向国をよく表しています。

深読みをすれば、「ヒナタベル」=「雛食べる」と言う事で、MVの最後のシーンで出て来る鶏の唐揚げとシンクロするのかななんて思ったりする。
何れにしても、ばっしょーらしいクリスマス曲だなと思いました。

そしてカップリング曲の『でんでらりゅーば!』は長崎の童唄である『でんでらりゅーば』をアレンジした曲となっています。
私は今の今まで『でんでれりゅーば』だと思っていたのですが、『でんでらりゅーば』なんですね。

作詞と作曲は、同じ長崎曲である『和・華・蘭』を手がけたDAOKOさんとGuruconnectのコンビです。
最初に横浜アリーナで聴いた時、DAOKOさんだな、と思ったら当りでした。

文字通り、『でんでらりゅーば』を下敷きに、ダヲコさんのワードセンスが光る一種のラップ曲になっています。
サビは童唄のでんでらりゅーばなのですが、そこからダヲコさんワールドに突入する感じ。
音作りも幻想的で、キツネの衣装を着た彼女達の振付と非常にマッチしています。

ライブの最後の曲で、これをパフォーマンスしてふっと消える感じが今からでも見える様です。
来週のライブは、こうした曲を引っさげてのライブになるのだろうと思いますが、更に何か隠し球を用意しているんじゃ無いかと思ったりするところ、もうばっしょーの術中に嵌まっております。
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