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自縄自縛 [日記]

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今日は死屍累々。
毎週水曜は出勤なのですが、モデルナ製のワクチン接種の2回目、翌日高熱出して休む人の多いこと多いこと。
ケロリとしていたのは女性1人だけだったと言うね。
中には2日寝込んでいる人もいれば、2日目から副反応が出る人も。
明日も死屍累々なのだろうなぁと思いつつ、明日は管理職が誰もいなくなるので出勤になります。

昨日、新聞漫画のサザエさんについて触れたのですが、最近はテレビ番組も面白いものが少なくなりました。
今度は暴力を用いたギャグ番組を規制する方向に進むみたいです。
私が子供だった頃は、そんな番組、ドリフターズやコント55号を始めとして山の様にありました。

ただ、計算ずくの笑いであるところが違うのかなぁ、と。
ネタを練って練りまくって、ドリフの様に緻密なリハーサルを繰返しての番組作りだとか、コント55号の様にある程度の筋を決めて、後はアドリブで道を切り開く感じの番組作りだとか、そんな感じ。

何時しか、そうした計算の上に成り立っていた番組は影を潜め、どちらかと言えば瞬間芸的なものが多く見られる様になりました。
と言うか、笑いも消費される商品に変質してしまい、芸人の賞味期限も短いので、どうしても刹那的なものになってしまうのでしょうね。

そこには綿密に組み立てた筋立ては存在しません。
素人と大した変わりの無いのが、偶々目立ってお笑いをやっています的な感じの人達が多くなりました。
中には、中川家やナイツ、サンドイッチマンの様な正統派(と言うかどうか分かりませんが)のお笑いもあるにはありますが、お笑いとして番組に出ることは少ないですね。
バラエティーには良く出ていますが。

結局質が下がってきたから、BPOとかが介入する余地が出て来る訳です。
そうなると、お笑い番組も面白くなくなります。
そのうち、直立不動で瞬きもしないまま、瞬間芸だけやって終わりなんて番組が出て来るのかも知れないですね。

そこまで行けば、テレビの自滅だと思うのですけどねぇ。
笑いなんてのはある程度の猥雑さが無いと面白くないのに、清廉潔白さをそこに求めても仕方ない訳で。

昔、テレビの普及は一億総白痴化に繋がると言った評論家がいましたが、今や視聴者は考えることもしなくなったのでしょうか。
人は情報を取捨選択して、論理的に考えて判断を下す存在だと思っていたのですが、今は完全に上意下達の奴隷と化しているのかも。
だからこそ、番組に何らかの規制を求めるのかも知れません。

願わくば、こうした規制の網が地上波に留まってくれると有り難いのですけどねぇ。
これが衛星放送やらケーブルテレビに及んでくると、本格的に言論統制に繋がっていくのでは無いかと危惧していたりします。
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