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docomo口座 [ひとりごと]

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今日はこれをしようと心に決めていたものがあったのに、次から次へと舞い込む仕事の御陰でそれが霞んでしまい、結局出来ませんでした。
明日6時間で作らなければ…。

ところで、docomo口座とか言うサービスの話。
ちょっと前に7payとやら言うサービスが拙速な対応でポシャったのを全く意に介していなかったみたいですね。
顧客の利便性のみを追求して、セキュリティーが後手になってしまった好例です。

先週スマホに変えたばかりで、まだ操作に慣れていないのですが、ガラケーの時代からおサイフケータイ的なものは一切信じていないので、然もありなんと言う感じです。
しかも今回酷いのは、自分が知らないうちにdocomo口座を作られて、勝手に金を引き出されてしまうと言う点。
実際に被害に遭った人には銀行が補償するのか、それともdocomoが補償するのかどちらなのでしょうか。

恐らく、このシステムの開発者には技術系の人しかいなかったのでは無いでしょうか。
万人に開放するシステムを作る場合、技術者だけでは無くて、本来は実際に使う人、しかも、出来るだけ素人さんに使って貰って運用テストをするべきでは無いか、と言う思いがあります。

技術者だけでは技術論に陥りがちで、利便性を求めがちな感じがするのですが、意外に第三者、特に素人目線と言うのはこうした開発には絶対的に必要な視点だと思います。
ただ、素人が幾ら指摘しても、それを真摯に受け付けなければ画餅に帰すわけですが。

うちでも、玄人受けするシステムは受容られやすいのですが、そう言った仕組みを入れても、営業とかスタッフには頗る評判が悪いシステムは多々あります。
立派なコンサルを入れたって、ユーザーのニーズを汲み取っていないと全然使われません。
そうしてドブに捨てられたシステムがどれだけあったことか…。

GoogleにしてもAppleにしても、そう言ったものに対する見切りは非常に早いからそんなに被害を被らないのですが、日本の企業では償却というのを考えてしまうので、損切りがすごい下手ですね。
でもって、損切りせずに不便な仕組みを延々と使い続け、ユーザ部門からは文句を言われ、システムの運用部門やヘルプデスクは士気が下がり、とかする訳ですよ。

開発者は、「俺が作ったものは全て正しいはずだ」と言う姿勢を捨てて、利用者の意見にもう少し耳を傾けるべきだと思いますよ。
何でこう言ったことを書いているかというと、安全サイドに倒した話を「初耳だ」と言われて、「この方法があるのだから別に良いんじゃ無いか」とか、正に今日そんなことを言われたからですが。
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