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VOICES Ⅱ [音楽]

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今日は本番2つ。
致命的なトラブルが1件有りましたが、こちらの問題で無く、別の部署の管理の問題だと思うので、少しだけ枕を高くして寝ることが出来ます。
まぁ、今更直す事は無いでしょうけどね。

てな訳で、やっとこ聞けるようになったconnieさんの"VOICES Ⅱ"について書いてみる。
Neggicoのサウンドクリエーターとして活躍している人ですが、本職は建築会社のサラリーマンです。
そう言った意味では、小椋佳さんと同じ道を歩んでいる、謂わば二足のわらじを履く、我々しがないサラリーマンから見たら、かなり恵まれた才能の持ち主なのですが、会社に黙ってやっているのでは無く、ちゃんと会社の公認を得てやっているというのが凄いところです。
公認を得られると言う事は、それだけ本職でもちゃんと仕事をしていると言うことになるのかな、と。

で、昨年に続いて、今年もconnieさん名義でミニアルバムを出しました。
Negiccoのアルバムで歌を歌ったこともあるconnieさんですが、あくまでも本職はサウンドクリエーターですから、今回は詞と曲の提供に徹していて、歌うのは色々な人達。
とは言え、Negicco姐さんが歌っている訳ではありません。

彼に縁のある様々な女性歌手に歌って貰っています。
曲は全部で5曲。

最初の『サファイアの洞窟』は、佐渡島を拠点に活動しているグループ「婦人倶楽部」のボーカル担当である婦人B(冗談抜きでこの名前なのです)が歌っている曲で、connieさんらしい爽やかなシティーポップになっており、何となくピチカート・ファイヴの『東京は午後の七時』を彷彿とさせます。
しかし、こうした都会的な歌を佐渡島のローカルグループが歌っているのも面白い。

2曲目の『聡明なLove』はザ・なつやすみバンドのボーカルでピアノと作詞担当の中川理沙さんが担当で、可愛さと共に80年代のポップミュージック的なノリになっています。
しかし、どこからこうした音作りが為されるのか、やっぱりこの人の引出しは多いなぁ、と。

3曲目の『私スプリング』は、声優さんで元Dorothy Little Happyの髙橋麻里さんがゲストボーカル。
この曲は、ゲストボーカルが元アイドルだけあって、完全にアイドルソングです。
しかも、最近のアイドルでは無く、1980年代くらいのアイドル全盛時代のアイドルソングです。
多分、connieさんも世代なのでしょう。
なので、髙橋麻里さんもノリノリで歌っているように思えます。

4曲目の『笑顔をつれて』は、ぽんちゃと親交のある南波志帆さんがゲストボーカル。
南波さんの透明感溢れる声が、曲と見事にマッチしています。
心ウキウキと愉しめる曲になっていますね。
MVも可愛い仕上がりです。


最後の『君とLove With You!』はNegicco姐さんの大ファンである「まめぐ」こと中島愛さんがゲストボーカル。
「まめぐ」さんの大好きな1980年代アイドルソングを彷彿とさせる曲で、connieさんも「まめぐ」さんに寄せて曲を作ったのでは無いかと思います。
双方のリスペクトぶりがよく判る関係性の曲です。

毎度のことながら、ローカルグループから全国的に名が売れている歌手や声優まで本当に幅の広い人が参加していて、Negiccoとはまた違う方向性の曲作りが為されているのだなぁ、と思った次第。
余韻を引いた感じの曲の終わり方も良いですねぇ。

一昔前のアナログレコードの世界で、レコード針が最後の溝に行ってターンテーブルが止まるような余韻が残りました。

VOICES II

VOICES II

  • アーティスト: connie
  • 出版社/メーカー: Fall Wait Records
  • 発売日: 2020/08/25
  • メディア: CD



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