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Summer Glitter [音楽]

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今日から暦の上では秋だそうで。
スーパーに寄ると、梨が出ていました。
まだそこまで美味しくないとは思うのですが、初物なのでつい買ってしまった。

昨日は未だ過ごしやすかったのですが、台風が近付いているからか、結構蒸し暑かったです。
明日もかなり蒸し暑いのでしょうか。
折角、11日から4連休というのに、家に引き籠もって終わりそうですね。
来週は雨ばかりだし、極端ですよ、全く。

さて、先日のファミえんの余韻を引き摺りつつ、今日はファミえんの前に配信された『Summer Glitter』について書いてみる。

『Summer Glitter』は事前に配信され、その後、『Famien’23 e.p.』で他の新録曲とともに配信されましたが、進化し続けるエビ中の楽曲らしく、今までのエビ中の曲とは異なる感じになっています。

エビ中のメンバーの声質はどちらかと言えば太いと言うのを逆手にとって、小林さんが歌い出しになっています。
小林さんの歌い出しと言えば、どちらかと言えばのんびりした感じの曲が多く、ほんわかした感じの歌が多いのですが、今回はセンテンスを一語一語切った感じの歌割りで、他のメンバーを絡めていくことで、一種のラップ的な手法を用いていって、動的な歌にするのに成功している感じ。

一方で、先に歌っていたメンバーを追いかけるような輪唱パートの様な感じのサウンドもあり、この辺は前の人に引き摺られないように歌わないと駄目で、結構難しいのではないかと思ったりしました。
この辺を歌い熟すのは、歌を大事にしているエビ中の特性が良く出ているなぁと思いました。
それに、10人という人数を活かしていますね。

この歌、歌詞が共作で、宇野水木、Rico Sato、Hiddie、Rose Blueming、奈良ひより、Ryo Itoと6人もの人が手がけているのもエビ中にしては珍しい。
どうやって作詞、作曲したのか、その裏側に興味があります。

歌割りは初見だと判らなくて、歌い出しは最初小林さんと思わなくて、安本さんかと思いました。
お姉さんメンバーは流石にこの短い曲で色々と遊びが入ってます。
流石にこの辺は経験に裏打ちされただけの事は有ると思いました。
一方、年少組のメンバーもメキメキと実力を付けてきて、じっくり聞かないとお姉さんメンバーの方と間違える位。

仲村さんも最初聴いた時は星名さんかと思ったくらいで、声に落ち着きが出てきたなぁと。
遊びが出来る様になったらもっと拡がりのある歌い方になるのかなとも思いました。
桜井さんはやっぱり柏木さんによく似ていますが、流石にまだ柏木さんの域には達してません。
しかしながら、もう少し声に拡がりと奥行が出て来たら完全に歌姫に化けます。
2~3年くらいでこの年代は急成長するので、将来が楽しみです。

その上のメンバーであるココユノノカの3人も、どんどん成長しています。
歌がコンプレックスだったと言っていた桜木さんは、自分のスタイルを確立したのでは無いかなと。
この曲でも鼻に掛かる感じの甘い声が非常に合っています。
小久保さんもレッスンで手を抜いていないな、と言う印象で、目を瞑って聴いていると矢張り小林さんの声にとても似ていて、小久保さんと小林さんの歌繋ぎは全く違和感がありません。

更に風見さんも声にまろやかさが加わって、尖った部分が少なくなったように思います。
それが個性を潰していると言うのかも知れませんが、グループで活動する以上、変に悪目立ちする感じではなく、一歩引くことを覚えたのでは無いかなぁと思います。

個人的にはこの曲でFirst Takeに出てほしいなぁと思ったりするくらい。
毎度のことながら、エビ中は今現在の曲が最高であると思わされる1曲だと思いましたね。
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