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ニワカの音楽雑談 巻の3 [音楽]

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今日は流石に在宅。
会社に出掛けてとある対応の確認をしないといけなかったのですが、最近毎日出勤が苦痛になっています。
この状態で5類認定されて、今後は出勤しろと言われたらどうなることやら。

さて、昨日遅くなってチラッとしか見られなかったエビ中の新曲について。
『kyo-do?』と言うタイトルの曲でMVも昨日公開されました。

作詞作曲はヤマモトショウさんで、エビ中には楽曲を初提供したそうです。

ばっしょーの『ふぁん』と同じく、日本語の同音異義の曖昧さを多用した歌詞で、「kyo-do」と言うワードを様々な意味で使って韻を踏んでいます。
最初、この「kyo-do」は「共同」だと思っていたのですが、「『今日どう』する」とか「『共闘』する?」、ややこじつけだけど「強度」に「郷土」に「共同」と様々なイメージを歌詞の所々に鏤めているのが、詞の教材としては持って来いに思えました。

そしてサビは「四足歩行をやめて両手あいてるのに未だ手もつなげない現代を一緒に生きていく方法を考えてくれませんか」と言う意味深なワード。
如何にも現代的な、画面越しのバーチャルな時代において、恋愛に対して奥手な現代の若者を表している様な気がします。

一方、曲で目立つのはキーの高さ。
よくこれだけの高いキーの歌を歌えるなぁと改めてエビ中の歌唱力の凄さに思いを馳せました。
ココユノノカが入る前の6人時代のエビ中なら、まだ理解は出来るのですが、年少組5人がいる中でのこのキーの高さは、通常のアイドルグループだと絶対に歌い熟せません。

そんな曲をエマユナの片方、桜井えまちゃんが歌い出しを担当するところが驚きです。
この曲自体は、えまちゃんのフィーチャー曲みたいに思えます。
まだ入って5ヶ月、選抜されてから1年も経過していない段階での抜擢もそうですし、その最初の歌い出しを難なく歌い熟せるえまちゃんのポテンシャルの高さについてもびっくりします。

明日から始まる春ツアーでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、そして、最終日にはどこまでみんなが成長しているのか、非常に楽しみになってきました。

一方、『わざとあざとエキスパート』を世に出したいぎなり東北産ですが、これがTikTokでバズったそうです。
この路線を続けるのかと思いきや、今度は真逆の『負けないうた』と言う正調の曲を出してきました。

最近いぎなり東北産に楽曲を提供し続けているthe仙台ズブロッカと言うのがクレジットにあるのですが、何となくキャプテン辺りが仙台在住の音楽陣と共同でやっているのでは無いかなぁと思ったりする。

詞はいぎなり東北産が辿ってきた道を描いており、いぎなり東北産のコアな「皆産」(ファンの総称)にはかなり刺さる作品です。
そう言う意味では原点回帰的な曲なのかなぁなんて。

売れるためには思想をねじ曲げてまで突き進むアイドルグループもありますが、売れる曲ばかりを出さずにいるこう言った臍曲がりなところがこのグループの面白いところだと思います。

ここ1~2ヶ月の音楽談義をずっと続けようと思いましたが、ちょっと長くなったので、明日にでも続きを書こうかな。
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