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人生100年時代 [日記]

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毎日毎日残業続きで、労働時間がーとか言っている割には、管理職以上はちゃんと仕事しろ、だもんね。
好い加減、嫌になってきます。
朝が遅くても良いのであれば未だしも、朝も早くから会議をぶっ込まれると、もう早起きしないといけないし、世の中、緊急事態宣言だ、何だと言っている割には、毎日会社に行っているわけですから、一体何をしておるのか、ですよ。
良くこれでコロナに罹患しないものだ…と言うか、既に感染して、無症状のキャリアになっている可能性無きにしも非ずの今日この頃です。

で、今日も残業して帰ってきてメールを開くと、緑の濃淡がトレードマークの某大手老舗銀行からのメール。
人生100年時代に備えて資産形成をしなさいと言うものらしい。

正直、今の時代、安全な資産形成が出来るのか、と小一時間問い詰めたい。
四半世紀前であれば、まだ銀行の金利も高く、定期預金なり積立預金を活用すればそれなりの資産形成が出来ました。
でもって、1,000万円くらい貯めて、家と土地を買って、後は再びお金を貯めて、セカンドハウスなりを購入して、人に貸して家賃収入で暮らすとかね。
老後の年金も高かったですし、何等不自由なく生活できたわけですよ。

ところが、現在はそんな時代でありません。
貧乏人はどれだけ働いてもお金が貯まらず、貯めようと思っても、預金金利は雀の涙。
年金保険なんてのも運用金利が低すぎて全然貯まりません。

家を買うくらいの預金は親から受け継いだ金があるか、或いは余程の僥倖に恵まれた人で無いと手に入れられず、折角手に入れても、ローンを支払えずに競売に掛けられることだってあるでしょう。

株や證券で儲けると言っても、これとてちゃんとした余剰資金がある状態で無いと利益を生み出しません。
100万円を損しても余裕がある状態で無いと、こうしたもので儲けることが出来ません。
バブル崩壊後の貧富の格差拡大に伴い、それなりに余裕資金を持っている人で無いと先ず無理。

そうなると、老後資金なんて殆ど夢のまた夢に終わってしまいます。
そんな状態で人生100年時代なんて言われても殆どの人は鼻で笑うしか無い訳ですよ。

個人的には今の団塊の世代がいなくなると、途端に平均寿命が短くなっていくのでは無いかと思います。
後10年とか20年くらいすると、平均寿命は60くらいにまで落ちるのでは無いかと思うのですが。

コロナの死者が今日過去最高という報道を聞くにつれ、こんなことを思ってしまいました。
ついでに、某国財無能大臣の放言なんかもね。
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