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美味しい御飯が食えるのは… [日記]

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今日は大雨予報だったので流石に在宅。
果して、昼前から土砂降りの雨でした。
一方で夕方には一瞬青空が見えましたが…。

明日は良い天気ですが、風がかなり冷たく感じられる様ですし、結構強いらしいので、こんな日に空港に行って望遠レンズを振り回す気力はありません。
温和しく、3点セットを回って帰るだけかなぁ。

さて、ここ最近、グミやらマフィンやらの話題が多いですね。
グミの方は言語道断ですが、遅れ馳せながら厚生労働省が、販売会社に販売停止命令を下したそうです。
とは言え、売らんかな商売の会社みたいなので、素直に従うかどうか判りませんが。

一方、マフィンの方も、かなり炎上しているらしい。
基本、食品添加物を減らすと言う事は、日持ちがしないと言うことですし、焼き菓子とは言え、水分がある食べ物なので、そりゃあ条件が揃えば雑菌が繁殖するでしょうね。
今夏には、駅弁の御飯の温度管理が出来て無かったからと言うので、食中毒を起こしたと言うのもありましたっけ。

焼いてあるから大丈夫とは思いがちですが、そもそも同じ様に焼いているパンだって、数日したらカビが生えてきますし。
まぁ、そんなカビが生えているパンをカビの生えた部分を取り除いて食べても、何等お腹を下すことのない丈夫な胃腸を持った人間に育ててくれた親に感謝です(苦笑。

そもそも、糸を引いていると言う様な代物を口に入れるってのはどうなんだろう。
人間の本能というか、動物の本能として、異臭がする、或いは糸を引いているような代物は口に入れない様なことは本来しないのでは無いでしょうか。
それを疑いもなく口に入れると言うのは、間違いなくその辺の身体の防衛本能が後退しているのでは無かろうかなんて思うのですが。

私が子供の頃には、「食べ物が腐る」と言うのは日常的にありました。
さっきも書いた様に、パンにカビが生えたり、御飯が匂ってたり、煮物や味噌汁を長いこと置いて異臭がしてたり、蜜柑を箱で買うと必ず数日で青カビの生えた蜜柑が密集するとか。
冷蔵庫に入れていても油断できません。

最近はそう言った経験に出くわすことが少ないのでは無いかなぁ。
例えば、コンビニやスーパーで惣菜を買って帰れば、基本的に食べきりサイズですから、残すことはありません。
賞味期限なんかも厳格に管理されているので、店頭で腐ると言う状態にはなりようが無い。

若い人ほど、料理をしなくなる傾向が見られると何かで読みましたが、食材を家に置かないと言う事は、腐った食べ物に触れる経験が少ないわけで、店が売っているもので、糸を引いていても、コンビニと同じく商品管理が厳密に為されていると思い込んでしまうと、何の疑いもなく食べてしまうのではないかなぁと思う。

また最近は食品添加物全てが悪だ、みたいな論調の記事とかが平気で出てたりするわけで。
オーガニックとかヴィーガンとかね。
この前も、持ち帰りの鮨についてくる醤油は添加物塗れだ、みたいに煽っていた記事がありました。
そうした記事はどうも極端なんですよね。

しかし、こうした添加物を入れないと流通に支障を来すのは厳然とした事実です。
海無しの埼玉県とかは塩漬か干物でしか魚を食べることが出来ないし、醤油なんかも添加物無しだと3日程度で使い切らないと腐ります。
それこそ、江戸時代に戻らないと駄目ですわな。

食品を通じて環境問題に関心を持つのは良いですが、そもそもその食品がどうしてこうした原料構成になっているのかと言う点をちゃんと理解しないと、変なことになるのでは無いかと思いますね。
多分、生きるためには必要な学習だと思いますよ。
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