昭和オヤジの発想が県を滅ぼす [日記]
今日は完全静養日。
明日出掛けるので、パンはその時買おうと思い、今日はスーパーに行って帰ってきただけでした。
その代わり、グッスリ寝ることが出来たのでまぁ良かったかな。
さて、我が埼玉県の暇な自民党の県議会議員が考えた「子供自宅放置禁止」条例。
下手をすれば、来週の県議会で賛成多数で可決するのですが、正直、こんな非現実的な条例は見た事が有りません。
家に子供だけで留守番させたり、子供だけで出掛けたりさせたら全部罰せられると言う条例です。
県民には通報の義務もあるそうなので、どこの警察国家かと言いたくなります。
こんな条例が施行されたりしたら、北隣や西隣の国を笑えません。
それで無くともギリギリの生活をしている親とか、夜の仕事をせざるを得ない親とかの存在をどう考えているのでしょうか。
自分達の歳費を差出してでも、こうした人達に財源を廻し、ちゃんとベビーシッターを付けるなり何な利するのならまだ判りますが、いきなり罰則しか無いと言うのは凄く乱暴な話です。
もう、埼玉県内では「はじめてのおつかい」は収録できませんよ。
こうした事が有るから、自民党なんて信用おけないのです。
県議会選挙なんて大したことは無いなんて棄権していると、こうしたしっぺ返しを食らいます。
正直、議員になっちゃいけない人が当選する仕組みなのですから。
だからこそ、選挙に行こうと何度も書いているわけです。
自民党議員、特に地方議員なんて、おっさんばかりで、セクハラ、パワハラし放題。
利益誘導ばかりに長けていて、票のためなら何でもします。
今回も、シングル家庭の事も何も知らず、妻は家で傅き、専業主婦をしていれば良いと言う発想です。
待機児童が全国で第2位の県なら、普通こんな発想は出て来ませんが、またぞろ日本会議とか統一教会が影響力を及ぼし始めたのかと思うと愕然とします。
勿論、こんな条例が可決し、施行されたりしたら、埼玉で子育てをしようと言う家庭はいなくなるでしょうね。
結果、県民人口が減っていくと。
ああ、共働きしないと家庭を維持できない下層階級を排除して、専業主婦が主でお手伝いさんとかがいるような上層民だけ残っていれば良いという発想ですか。
そんな魅力のある県かと言いたくはなりますが、お花畑の彼等の頭の中ではそんなもんなんでしょうね。
署名を集めてはいますが、大体こうした連中の頭は固定概念に凝り固まっていますから、このまま突き進む可能性が高いですね。
これでも、次の選挙には勝ってしまうのだから嫌になります。
やっぱり、このままでは2050年は江戸時代が待ってるような気がしますね。