でっきるかな、でっきるかな♪ [日記]
昨日、良い天気で終日成田にいたので、今日は引き籠り日。
と言っても、ここ数週間放っていた家の掃除をしたり、爪を切ったり、トイレを綺麗にしたりとやることは沢山。
確定申告の資料も作らないといけないのですが、今日はその余裕なし。
と言うのも、2年前に新調したゲーミングチェアのシリンダが最近ヘタって、直ぐに座位が下がる状態に陥っているため、その修理を計画していたわけで。
修理と言っても、シリンダを新たに購入して新しいシリンダに交換するだけの簡単な作業です。
ただ、以前使っていた椅子も同じ様に空気抜けがあったのですが、こちらはシリンダを抜くことが出来ずに断念したのですよね。
今はその椅子は親が使っていますが、毎回ブーたれられます。
まぁ、今回やってみて上手く行くようなら、その椅子のシリンダ交換にもチャレンジしてみようかなと思ったわけです。
で、密林で購入したのが、パイプレンチとゴムハンマー。
それとゲーミングチェア用シリンダー。
正直、ゲーミングチェア用のシリンダーについては余り耐久性が無さそうな気がするので、ノンブランドよりはちゃんとしたメーカーものを買った方がいい様な気がしました。
先ずは椅子を引っ繰り返していったんシリンダを緩ませ、一番上までシリンダを上げます。
そのシリンダの金属部分にパイプレンチを噛ませ、レンチを締付けてぐるぐる回すと座面が簡単に外れました。
ここまでは調子が良かった。
座面の次は残った脚の部分を取り外す事になります。
こちらはゴムハンマーで周辺部を叩き、固着を緩ませてシリンダそのものを抜くべきだったのですが、グリスの固着が酷くて中々抜けません。
最初はお嬢様よろしく周辺部をコンコンと叩いていたのですが、緩みが全然見えなかったし、ビクとも動かなかったので、段々と苛ついてきて(苦笑、玄能を持ち出してカンカン叩く。
やっぱり駄目。
兎に角振動を与えて固着を解かないといけないので、添え木を当てて金槌で叩きまくる。
これも駄目。
最後、業を煮やして、シリンダ部分を直接金槌で叩きまくりました。
かなり振動が加わったのか、振動に弱いメインパソコンが再起動しましたし、不安定に置いた卓上カレンダーが落ちましたがビクともしません。
更に叩くこと10分。
シリンダの内筒と外筒を接続している金具が壊れ、内筒が飛び出てきました。
これでこのシリンダを再利用することは出来ません(しませんが)。
後は外筒だけです。
内筒の圧力が抜けたので、何となく直ぐに抜けそうな気がしましたが、叩いても叩いても全然抜ける気配が見えません。
更に叩き続け、心持ち中心部を叩くようにしたらやっと抜けました。
ここまで叩き続けること30分以上。
添え木に適当なものが無くて、長くて柔らかい木を使ったので、恐らく振動が十分伝わらなかったのかも知れませんね。
桜とか樫の木で、それなりの大きさの板があると良かったのかも。
これは反省。
近くの工務店で端材でも貰って帰っておけば良かったです。
取り敢ず、新しく買ってきたシリンダを差込んで、座面を載っける。
これも一人でやっていたので中々座面が載っからず苦労しましたが、どうにかこうにか載っけることが出来ました。
座面を取り付けるときにシリンダカバーを1個入れ忘れて、慌てて抜いたのは内緒。
しかし、取り付けてから気が付いた。
シリンダを一番上まで上げると、前のシリンダよりも座面が倍近く高くなることに。
長尺のシリンダを買ってしまったので、思い切り座面が高くなったようです。
まぁ、座面を下げておけば空気抜けもそんなに無いだろうと言うわけで、いったんこのまま使う事にしました。
因みに、前の椅子のシリンダ交換のため、物置にシリンダを買っていたのを忘れていたのですね。
そちらを使えば、こんな無様なことにはならなかったのですが、私がやるとこんなものです。
両親とも器用なのに、何故か私は不器用に産まれてしまったので、いつもこんな感じで予想通り行かず、擦った揉んだして親に嘲笑されます。
やっぱり幼少期に工作とかしなかったからかなぁなんて思ってしまいますね。
一応、ゲーミングチェアはうまく出来たので、次は15年物の椅子のシリンダ交換に再チャレンジしてみようかなぁ。
何処まで出来るか判りませんけど、味をしめましたから。
E-Value 木柄ゴムハンマー 全長335mm 548g 1P
- 出版社/メーカー: イーバリュー(E-Value)
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