国旗・国歌の世界地図 [読書]
今日も出勤。
で、会社で自分が使っているパソコンの交換をしていて上手く行かずにぶつくさ文句を言ってました。
今まで使っていたのは富士通だったのですが、新しいのはdynabook。
CPU性能は全く変わっておらず、メモリも増えておらず、SSDも同じ。
一方で、電力性能はというと、電源を外すと2時間でバッテリーの電力が無くなります。
富士通は5時間経っても、6時間経ってもその辺へたることは無かったのですが、相変わらずdynabookの電源周りは設計が好い加減で、CPUの性能も100%出し切ることは出来ません。
その上、バッテリーが過放電したら修理扱いになるという笑える仕様です。
正直、家用で幾ら安くてもdynabookだけは買うまいと思っていたのですが、仕様が全く変わってない。
昔はさて置き、今は富士通やNECも含めてLenovoパソコンのOEMになっている筈なのですが、富士通にしろLenovoにしろ性能がまともで堅牢さがまだあります。
しかし、Lenovoが調達した部品の中で外れの部品を組み立てたのが、dynabookのパソコンになったんじゃ無いでしょうか。
そんな感じを受けます。
キーボードもフニャフニャで、エンターキーの位置も悪く、尚且つ、タッチパッドの性能もいまいちですからね。
安物買いの銭失いとはよく言ったものです。
これを5年使わないといけないのかと思うと、机の上から落っことして故障させたくなります。
さてここ最近、『国旗・国歌の世界地図』と言う15年前の本を通勤の行き帰りに読んでいました。
当時、盛んに文春新書から出ていた『~の世界地図』シリーズの本です。
この本は2007年当時の独立国の国旗や国歌を取り上げた本です。
あれから15年以上が経過しましたが、それ以後に独立したのはスーダンから分離した南スーダンくらい、あと残っているのは大洋の島嶼部と西サハラ、それに分裂しているイエメンとエチオピアとソマリアの辺りくらいしかありません。
それでも15年で発展途上国では政体の変更があったり、内戦とかクーデターがあったりして、国旗や国歌は色々と変わっています。
欧米や日本、それに東アジアでは国旗や国歌が変わらないのは当たり前ですが、発展途上国では政権が替わる度に、あっちを弄り、こっちを弄りで国旗や国歌が変わっています。
そう言う意味では憲法も似た様なものではありますね。
そう言えば、祖父の家には立派な1930年の大百科事典が鎮座ましましておりました。
その中に掲載されているのは欧州諸国とソ連と北米、中南米諸国、アフリカはエジプトにエチオピアとリベリアと南アフリカ、オセアニアは豪州とニュージーランド、アジアではモンゴルと中華民国とタイと日本くらいでした。
残りは全て植民地でしたからね。
1950年代の地図もありましたが、この時もアフリカはピンク色(英国領土)と紫色(フランス領)で殆どが色分けされ、アジア諸国でも東南アジアを始めとして、インドやインドネシアに点々と欧米各国の植民都市が残っていました。
今やそんなものは一掃され、小さな国々がひしめき合って並んでいるので隔世の感があります。
欧州でもロシア、ユーゴスラヴィアやチェコスロヴァキアを始めとして、分離独立した国々が多数占めていますからね。
そう言えば、もう数年くらいしたら英国が分割されたりロシアが更に細分化されたりするのかしら。
一時期は統一国家が持て囃されたりしましたが、今はどうなんでしょうか。
と言うよりも、国と言うものがそもそも必要かと言う域に達している様な気もします。