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九祭 [日記]

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今日は出勤。
昨日の雨の御陰で結構寒かったです。
流石に背広を着ていきました。

そして今日もまったりした時間を過ごす。
取り敢えず、テーマはあるのだけれど、上つ方が入院していて、更に一番上に持っていくと話が拗れそうなので、余り爆弾を持っていく気にはなれません。

てな訳で、昨日予告していたとおり、今日はばってん少女隊の新譜『九祭』について書いていく。
ばってん少女隊は、これまで何回も書いているとおり、九州福岡を拠点に活動しているスタダアイドルで、メジャーデビューが結構早かったのですが、一昨年にレーベルから契約を打ち切られるという目に遭いました。

独立レーベルを立ち上げ、さぁこれからと言うときにメンバーの脱退も相次ぎ、このまま自然消滅の道を辿るかと思いきや、新メンバーを2名補充し、全国区よりも九州の地に足を付けて活動を開始、その第1弾として発表した独立レーベル第1弾のアルバム『ふぁん』のリード曲として発表した『Oisa』のMVが有線を中心にじわじわ広がり、インディーズにも拘わらず100万回再生を突破し(今は400万再生を突破)、その後も出る曲出る曲がヒットを飛ばすという不思議な存在となっています。

そして昨年の『ふぁん』に続くセカンドアルバム『九祭』を発表しました。
ばっしょーのコンセプトである「九州の地に足を付けたアイドル」である事から、楽曲は九州各県をフィーチャーしたものとなっています。

勿論、今までのシングルも収録されていて、1曲目の『Oisa』は新メンバーを加えた新録ですし、2曲目は『わたし、恋始めたってよ!』、3曲目は『YOIMIYA』と今までスマッシュヒットを飛ばした楽曲が続き、完全新曲は、4曲目の御祭Sawagiから始まります。

『御祭Sawagi』は熊本を舞台にした曲で、ASOBOiSMさんとPARKGOLFさんの共作となっています。
PARKGOLFは最後のトラックで『Oisa』をリミックスしてもいます。
阿蘇を舞台にしたMVが中々壮大です。


『さがしもの』は『YOIMIYA』同様に水曜日のカンパネラのケンモチタカフミさんの作品。
これは佐賀県のバルーンフェスティバルを題材にした曲で、ライブで見た事が有りますが、振付が凄く難しい。
特に足運びがこんがらがりそうで、メンバー曰く、1日2回はやりたくないそうです。

『和・華・蘭』はDAOKOさんとGuruConnectさんの共作で、こちらは長崎を題材にした曲になってます。
最初の4曲が太陽の下で明るく歌う作品だとすれば、こちらは雨の中しっとりと歌うものなのですが、ラップになっているので、ワード選びが流石ダヲコ節で、秀逸だなぁと思いました。

『沸く星』は福岡出身のシンガーソングライターであるuamiさんとラッパーのBotsu A.K.A Ngsさんの共作で、宇宙港の設置に沸く大分が舞台です。
『和・華・蘭』を受けた感じの気怠い感じの曲で、こちらもワードに力が入っている曲の様に思います。

『Bright & Breezy』は韓国ソウル生まれのクリエイターであるYonYonさんとDe De Mouseの共作で、宮崎を舞台にしたドライビングミュージック的な曲になっています。
宮崎のサンシャインロードをこの曲を聴きながら駆け抜ける感じがする曲ですかね。

『南風音頭』は鹿児島をフィーチャーした曲で、村里杏さんとSHOGO SATOさんの共作。
アイドルらしい可愛らしい曲とラップ的な歌詞が印象的な作品です。
これも振りがかなり独特らしいのですが、まだライブで見る事が出来ていないので楽しみ。

『禊 the MUSIC』は渡邊忍さんの作品で、九州7曲全体の締めに相応しい感じの曲となっています。
これを中締めに持って来て、アンコールとして次の『虹ノ湊』に繋げると言う感じでしょうか。
そして、最後の最後に『Oisa(PARKGOLF REMIX)』で締めると言う。

非常に良く考え抜かれた作品で、何処を切り取っても聴き応えのあるものです。
九州という地に足を付けているとは言え、それに偏る事無く、楽曲提供者は有名どころを集めていて、「本当にこれ、インディーズレーベルだよな」と言う感じ。
そして、意外に共作が多いなぁと言うのも印象に残った作品です。




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